横浜流星が主演する実写映画『噓喰い』初の映像を解禁 鞍馬蘭子、夜行妃古壱、切間創一、佐田国一輝らを演じるキャストも明らかに
(C)迫稔雄/集英社(C)2022映画「嘘喰い」製作委員会
映画『嘘喰い』が2022年2月11日に公開されることが決定。あわせて、初の映像となる特報と、追加キャスト情報が解禁された。
『嘘喰い』は2006年から2018年まで『ヤングジャンプ』(集英社)で連載された迫稔雄氏の漫画。「嘘喰い」と呼ばれるギャンブラー・斑目貘(まだらめばく)を主人公に、日本を裏社会から操る巨大会員制組織・倶楽部賭郎のもとで展開する、生死を賭けたギャンブルバトルを描いている。ギャンブラー同士の心理戦と、賭けを見守る“立会人”と呼ばれる強者たちの格闘戦が特徴の作品だ。49巻まで発売されたコミックスの発行部数は累計880万部を突破している。初の実写化でメガホンをとるのは、ホラー映画『リング』のほか、『インシテミル』『スマホを落としただけなのに』『事故物件 怖い間取り』などで知られる中田秀夫監督。『きみの瞳が問いかけている』などの横浜流星が班目貘役で主演。また、貘と賭けに魅了される青年・梶隆臣を佐野勇斗が演じる。
新たなキャストとして発表されたのは、白石麻衣、本郷奏多、櫻井海音、村上弘明、三浦翔平の5名。白石麻衣は、闇カジノのオーナー・鞍馬蘭子(くらまらんこ)を演じる。蘭子は、巧妙なイカサマで客から金をむしり取る人物だ。また、三浦翔平は佐田国一輝(さだくにいっき)役で出演。本作の佐田国は、ある事件が原因でマッドサイエンティストに豹変し、権力者達から金と命を賭けで奪っていく人物。櫻井海音は、賭郎の頂点に君臨する「お屋形様」こと切間創一(きるまそういち)を演じる。そして、本郷奏多は立会人・目蒲鬼郎(めかまきろう)役、村上弘明は同じく立会人・夜行妃古壱(やこうひこいち)役で出演。立会人は、頭脳と武力を併せ持ち場を取り仕切る役割を担っており、負けの代償は生死を問わず取り立てる。
追加キャストのコメントは以下のとおり。
白石麻衣(鞍馬蘭子 役)
闇カジノのオーナー・親分の役なので、口調の強さを意識して芯の強い女性として演じました。
衣装や髪型もシーンごとに大きく変えているので、そこも皆さまに楽しんでもらえたらと思います。横浜さんとは初共演なのですが、ストイックな役作りを近くで拝見し、また同世代でもあるので現場でも楽しくお話をさせて頂きました。
本郷奏多(目蒲鬼郎 役)
元々漫画を読ませて頂いておりましたので、目蒲の持っていたイメージである
何を考えているか分からないような不気味さをどう表現するのかを考えて撮影に臨みました。
アクションシーンもやらせて頂いたのですが、中田監督やアクション監督がアイディアを取り入れて頂いて、カッコいいアクションになっていると思いますので、ご期待ください。
櫻井海音(切間創一 役)
初の映画撮影だったのでとても緊張しました。出演が決まった時は本当に嬉しく、中田組の一員になれて幸せでした。お屋形様/切間創一は非常にミステリアスな役ですが、原作から読み取れる要素や背景を自分なりに汲み取りながら、精一杯演じさせていただきました。是非お屋形様の所作にもご注目ください。
村上弘明(夜行妃古壱 役)
衣装合わせの時、監督から「アクションは映画の見せ場にしたい」と言われ意気に感じ早速トレーニングを始めました。無敵の死神〈夜行〉に相応しい体造りは思ったよりハードでしたが、近年テレビドラマの多かった私にとって監督の的確な演出は嘘喰いの世界観に導いてくれました。大画面ならではの独特のリズムは私にとって至福のひとときでした。
三浦翔平(佐田国 一輝 役)
佐田国という役はある事をきっかけに、科学者からマッドサイエンティストに変わる役ですのでその感情の変化や、体の動かし方の違いを意識して演じました。
横浜さん演じる貘と戦う、圧倒的に“悪”で敵対する役は、初めてでしたので新鮮で楽しんでやり切りました。流星君は若いのにしっかりしていて、彼の空気感やお芝居も、凄くやりやすかったです。二人のシーンも楽しんで頂ければと思います。
また、解禁された特報映像は、「あんた、嘘つきだね」と、横浜演じる主人公・貘が原作と同じ台詞を披露するシーンからスタート。“1時間以内に上空に飛行機が飛ぶか飛ばないか”を当てる闇ギャンブルの様子や、梶、賭郎会員、立会人ら主要キャラクターが登場するシーンが切り取られている。
『噓喰い』は2022年2月11日全国ロードショー。