吉田鋼太郎・松本まりか・安達祐実ら7名も強烈キャラで参戦 玉木宏主演『極主夫道 ザ・シネマ』 ゲスト出演者を発表
左から、松本まりか、吉田鋼太郎、安達祐実 (C)2022「極主夫道 ザ・シネマ」製作委員会
映画『極主夫道 ザ・シネマ』 が6月に公開されることが決定。あわせて、吉田鋼太郎、松本まりか、安達祐実ら追加キャストが発表された。
『極主夫道 ザ・シネマ』は、おおのこうすけ氏の漫画『極主夫道』(新潮社バンチコミックス刊)を原作とした実写映画。数々の伝説を残した極道“不死身の龍(たつ)”が、足を洗って専業主夫の道を歩む姿をコミカルに描いた作品だ。2020年には、ドラマ『極主夫道』 (YTV・NTV系列)が放送されている。映画『極主夫道 ザ・シネマ』では、ドラマに引き続き玉木宏が龍役で主演。龍の妻・美久役の川口春奈のほか、龍の元舎弟・雅(まさ)役の志尊淳らキャストも続投。ドラマ版の監督の一人である瑠東東一郎氏がメガホンをとっている。
あらたに出演が発表されたのは、吉田鋼太郎、松本まりか、安達祐実、新川優愛、渡辺邦斗、猪塚健太、藤田朋子の7名。吉田鋼太郎は町に突然進出してきた不動産会社Kプランニングの社長・近藤を演じる。先日公開された特報でモザイクがかかりながらも机の上に立ち「フニクリ・フニクラ」を熱唱していたのが近藤だ。龍と因縁がある極道の近藤は、腹心の舎弟・山本(猪塚健太)や加藤(藤田朋子)らを引き連れ地上げを企てている。イタリアンマフィアに憧れ、葉巻をくゆらせ、怪しいイタリア語を操る近藤の姿は癖になる笑いを巻き起こすという。吉田はドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日)、『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』でもタッグを組んだ瑠東監督たっての希望で出演。映画版オリジナルキャラクター・近藤は吉田鋼太郎であて書きしたものだという。玉木宏とは『桜の塔』(テレビ朝日)に次いでの共演。
(C)2022「極主夫道 ザ・シネマ」製作委員会
近藤率いる極悪地上げ屋に立ち退きを迫られる“かりゅう保育園”の白石先生を演じるのは、安達祐実。白石園長先生は、怒るとドスをきかせるキャラクター。瑠東監督は、安達を「生っぽさの帝王」と呼び、「リアルとリアリティの境界線を全く感じさせない。そして一瞬で空気変える芝居をされるんです。今覇気使いました?みたいな。白石は本当にバランスが難しい役だったので帝王の力お借りしました。キレたら絶対面白い人やろな、という期待がずっとあったんですが、今回のはエグかった。期待の78倍くらい」と絶賛している。
松本まりかは、トラブルに見舞われる龍の前に突如現れる虎二郎(滝藤賢一)の妹で、広島レディース連合3代目総長・虎春(こはる)を演じる。特報では、モザイク姿でピンクの特攻服、ピンクのバイクに乗って啖呵を切っているキャラクターだ。虎春は龍に一目惚れし、美久と丁々発止を繰り広げ、さらにバイクに特攻服で大暴れ。瑠東監督は、「ようやくご一緒出来た!と言う喜びが大きい。真っ直ぐなズレ方が何ともチャーミングな方」「正に大車輪の活躍。大暴走女優。圧巻でした」と評している。さらに、火竜町に越してきた新婚夫婦の和馬と佳純を、渡辺邦斗と新川優愛がそれぞれ演じる。ふたりの龍への誤解が誤解を呼び、様々な人びとを巻き込む。
(C)2022「極主夫道 ザ・シネマ」製作委員会
追加キャスト陣のコメントは以下のとおり。
吉田鋼太郎(近藤 役)
極主夫道、玉木君扮する龍をあの手この手で追い詰める筈が、逆にどんどん追い詰められてしまうお洒落でイタリアンな親分を心の底から楽しみながら、弾けながら演らせて頂きました!
映画版、とてつもなくパワーアップしています!ご期待ください!
松本まりか (虎春 役)
どうしましょう…現場での面白かったことがありすぎて文字数に収まりきりません。
とにかく笑いの絶えない温かい現場でした。毎カット平然と笑いを繰り出していく玉木さん始めキャストのみなさんの面白さと言ったら…!大スクリーンで存分にお楽しみ頂きたいです。
私が演じるのは、滝藤さん演じる虎二郎の妹で広島レディース連合3代目総長虎春。というなかなか気合の入ったキャラクター。見かけによらず超純情ヨロシクですので、ぶきっちょな虎春の恋をお手柔らかに見守っていただければ。
安達祐実 (白石先生 役)
私は、今回の劇場版が初めての『極主夫道』への参加になります。個性的で、素晴らしい俳優の皆さんで溢れかえっており、毎カット毎カットが面白く、とても楽しい撮影でした。私の役は、大人しそうな顔をしてスイッチが入るとめちゃくちゃ恐いという、保育園の園長先生です。
振り幅が大きい役なので、物語りに溶け込みつつ、はみ出しつつ、ちょっとしたインパクトとして存在していられたならば嬉しいなと思います。
新川優愛 (佳純 役)
玉木宏さんはじめ、ドラマから見ていた個性豊かなキャラクターの皆さんとご一緒でき、とても楽しい時間でした。撮影現場もにぎやかで、撮影を終えて帰るのが寂しくなってしまうほどでした。世間では日々暗いニュースも少なくないですが、この映画を見てぱーっと明るい気持ちになっていただけると嬉しいです。
渡辺邦斗(和馬 役)
新川優愛さんと新婚夫婦の役を演じさせていただきました。原作ファンでもあり、ドラマも観ていたの で、シュールな笑いが癖になる独特な「極主夫道」の世界が、現場でも広がっていることに興奮しました。笑いの絶えない素敵なチームに参加できて、とても幸せな時間でした。面白いシーンに登場しています。是非、お楽しみに!
猪塚健太 (山本 役)
極主夫道の賑やかな世界に参加することができてとても嬉しいです。僕が演じた山本は近藤の腹心の役ということで、瑠東監督から撮影ではとにかく鋼太郎さんに振り回されてくださいと言われていましたが、振り回され過ぎて意識が飛ぶかと思いました。そんな大暴れの新キャラ達も龍さん達と共に楽しんでいただけたらと思います。
藤田朋子(加藤 役)
ドラマ放送時に夫婦で見ていたので、お話を頂き興奮しました。何より大好きな瑠東監督の作品で、吉田鋼太郎さんの手下。毎日、わくわくしながら撮影していました。慣れない初めての役どころでしたが竹中直人さんから「山寺宏一さんにしちゃ小さいなと思った」とか、他の方々からも「ジャニーズの新人さんが混ざってるのかな、と思った」と言われて、小躍りしてました。宝探しのように出没している加藤を演じられて感謝しています。
『極主夫道 ザ・シネマ』は2022年6月 全国の映画館で公開。