いよいよグレート・ムタがラストマッチを迎える!1.22横浜アリーナ大会 見どころ紹介!
いよいよグレート・ムタがラストマッチを迎える1・22横浜アリーナ大会の全カードが出そろった。
ムタが“魔界"に帰る日。その舞台は1990年9月、首都圏初登場となったムタが天井から降りてきた横浜アリーナに決まった。
カードは6人タッグマッチに決定。ムタ最大のライバルでもある超大物・スティング、AEWのアリンと組む。アリンはミステリアスなペイントが特徴的な破天荒ファイター。キャリア7年の29歳ながらスティングのパートナーを務め、ジョン・モクスリーとも熱闘を展開するAEWの若手ホープだ。新旧交錯のトリオで“ラスト"のその時を迎える。
相手は白使&AKIRA&丸藤正道組に決まった。1996年4月29日に新日本・東京ドーム大会で行われた「グレート・ムタvs新崎“白使"人生」は26年が経った今でも語り草の名勝負。伝説の一戦がラストマッチでも蘇る。
AKIRAは武藤敬司の同期であり、和装束からT2000仕様まであらゆる“バージョン"を持つ。近年は武藤敬司と行動をともにし、ファン時代はムタに憧れていた丸藤も“魔流不死"という別の顔を持つ。
そして当日はムタの“パパ"であるザ・グレート・カブキ、WCW時代にマネージャーを務めたサニー・オノオ氏も来場予定。ムタの歴史を彩るゆかりの人物が勢ぞろいで、もう二度と開かぬ魔界の門をくぐるムタを見送る。
ノアとしても初の横浜アリーナ開催。セミファイナルでは清宮海斗(GHCヘビー級王者)、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(GHCナショナル王者)、杉浦貴&小島聡(GHCタッグ王者)のGHC王者カルテットが実現し、拳王&中嶋勝彦&船木誠勝&征矢学の金剛カルテットと対決する。ワグナーJr.と征矢は2・5後楽園大会のGHCナショナル王座戦に向けた前哨戦となる。
ムタ同様“メジャーリーガー"として活躍したウルティモ・ドラゴンも友情参戦。現GHCジュニア王者・AMAKUSA、ニンジャ・マックとのトリオが実現し、YO-HEY&Kzy&ダンテ・レオン組と対決。レジェンドあり、ハイフライあり、ダンスありの華々しい一戦となりそうだ。
桜庭和志もPRIDE時代に名勝負を刻んだゆかりの横浜アリーナに登場。鈴木秀樹と“GHCマーシャルアーツルール"で対決する。3カウントフォールはなく、KO、ギブアップ、TKOのみで決着。ちなみに同じ杉浦軍の同門対決となる。
2・12大阪大会でのGHCヘビー初挑戦が決まっているジャック・モリスと、同じく大阪でのGHCタッグ王座挑戦が決まっているマサ北宮&稲葉大樹組は6人タッグマッチで激突。モリスは“話題の人"ジェイク・リーと、昨夏N-1にも出場したアンソニー・グリーンと組んで、北宮&稲葉&稲村組と激突する。
2・12大阪でのGHCジュニアタッグ王座戦に向けては王者の小川良成&Eita組と挑戦者の宮脇純太&アレハンドロ組が6人タッグマッチで前哨戦。小川とEitaは王者ながら険悪状態続いており、引退を控える論外が仲裁に入り続けている。
女子勢による「安納サオリ&ジャングル叫女vs雪妃真矢&夏すみれ」の一戦もムタ引退に華を添える。雪妃と夏は昨年末の東京愚連隊ラスト興行に続く参戦。安納とジャングルはノア初参戦で、元スターダムの叫女は約2年4ヶ月ぶりの日本でのファイトとなる。
記事提供:プロレスリング・ノア