松本零士さんを偲び、『銀河鉄道999 シネマ・コンサート』特別追悼公演を8月に北九州・東京で開催
『銀河鉄道999 シネマ・コンサート -特別追悼公演-』〜松本零士さんを偲んで〜
2023年2月13日、星の海に旅立たれた松本零士さんを偲び、劇場版『銀河鉄道999』のシネマ・コンサートの特別追悼公演を、8月に北九州と東京で開催することが決定した。
『銀河鉄道999シネマ・コンサート』は、これまで2021年2月に東京と大阪(堺)で初演され、6月に再演、11月に劇場版2作品の一挙上演、22年1月に大阪で再演され数多くのファンを魅了してきた。YouTubeで公開した東京初演のダイジェスト動画は、80万回を超える再生数に及び、松本零士さんの訃報後は、追悼のコメントも多数寄せられている。
過去公演写真
シネマ・コンサートとは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートをオーケストラが本編(全編)上映に合わせて生演奏するもので、映画をライブ感覚で楽しめるエンターテインメントだ。『銀河鉄道999シネマ・コンサート』では、スペシャル・ゲストに主題歌&挿入歌を担当したゴダイゴのタケカワユキヒデが参加し、オーケストラをバックに歌う。
過去公演写真
過去公演写真
追悼公演として開催される北九州・小倉は、松本零士さんが少年時代を過ごした街で、小倉駅では発車予告音に『銀河鉄道999』のメロディが流れ、駅前にはメーテルや鉄郎の銅像も並ぶゆかりの地である。
劇場版『銀河鉄道999』の音楽は、青木望作曲、子供のころからクラシックが大好きであったという松本零士さんがリクエストした叙情的なバイオリンの旋律が印象深く作品を彩る。主題歌はTVやCMでもお馴染みの「銀河鉄道999 / THE GALAXY EXPRESS 999」。松本零士さんは、過去のインタビューで「音楽は映像中の人物の体を支えて一緒に立ち上がってくる。映画『銀河鉄道999』では、それが実現できました」と語っている。
過去公演写真
シネマ・コンサートでは、マエストロの栗田博文のもと、国内屈指の名門オーケストラ、九州交響楽団(北九州公演)、東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)が大スクリーンでの映画全編上映に合わせて生演奏でおくる。
初演の際のインタビューで松本零士さんはこう語った。
松本零士さん
「『限りある命だからこそ頑張り、歯を食いしばって、成し遂げるぞという強い志を持ち続けよう』というのがメッセージです。ひとつの私の思いの物語は、まだ終着駅には着きません。始発駅に戻ることもない。『999』同様、私の旅にも終わりはないのです」
大スクリーンに映える壮大なスペースファンタジーとオーケストラの生演奏が引き起こすシネマ・コンサートならではの感動体験、松本零士さんが描き示してくれた世界を、シネマ・コンサートで、“時の輪の接する”会場で、体感しよう。
公演情報
日時:2023年8月26日(土)15:00開場/16:00開演
会場:北九州ソレイユホール 大ホール
日時:2023年8月31日(木)17:30開場/18:30開演
会場:東京国際フォーラム ホールA
劇場版 銀河鉄道999(1979年8月4日公開)
上演時間:2時間40分(休憩込)予定
企画・原作・構成:松本零士
脚本:石森史郎/監修:市川 崑
監督:りんたろう/音楽:青木 望
主題歌:「銀河鉄道999 / THE GALAXY EXPRESS 999」 / 挿入歌:「テイキング・オフ! / TAKING OFF!」/ ゴダイゴ
星野鉄郎:野沢雅子 / メーテル:池田昌子 / クレア:麻上洋子 / 車掌:肝付兼太
キャプテン・ハーロック:井上真樹夫 / クイーン・エメラルダス:田島令子
大山トチロー:富山敬 /プロメシューム:来宮良子 / ナレーター:城達也
指揮:栗田博文
演奏: 九州交響楽団(北九州公演)東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)
スペシャルゲスト:タケカワユキヒデ
一般発売日2023年7月1日(土)10:00~
http://www.promax.co.jp/galaxyexpress999/
https://youtu.be/XsBrWpF_nYA