「100%モネ」の展覧会『モネ 連作の情景』東京・大阪にて開催 展覧会ナビゲーターは芳根京子
『モネ 連作の情景』芳根京子
『モネ 連作の情景』が、2023年10月20日(金)から2024年1月28日(日)まで上野の森美術館にて、2024年2月10日(土)から5月6日(月・休)まで大阪中之島美術館にて開催される。
クロード・モネ(1840-1926年)は、柔らかい色使いとあたたかい光の表現で知られる印象派の巨匠である。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して描いた「連作」として発表。本展ではそんなモネの代名詞ともいえる「連作」に焦点をあて、国内外40館以上から日本初公開を含む60点以上が集結。全出品作がモネという「100%モネ」の展覧会となっている。
9月6日(水)には記者発表会が行われ、展覧会ナビゲーターと自身初となる音声ガイドに挑戦する俳優の芳根京子が登場。あわせて、「PEANUTS」とのコラボや、展覧会イメージソングをHana Hopeが担当することも発表された。
《睡蓮の池》 1918年頃 ハッソ・プラットナー・コレクション (C) Hasso Plattner Collection
芳根は水面をイメージさせる銀と水色のワンピースで登場した。展覧会ナビゲーターを引き受けたきっかけについて「今までアートに詳しくなかったけれど、母が美大出身なので、一緒に美術館に行く機会も。アートにふれたいと思っていたので、思い切って飛び込みました」と明かした。また本展特別番組の取材のため、フランスを訪れたという。初めてとなる音声ガイドに「モネが見ていた風景、描いた情景を実際に自分の目で見ることができた。実際にフランスを訪れた自分だからこそできる表現で、モネの絵を見ている方に寄り添えるようなナレーションを心がけたい。モネに触れたことがない人も、音声ガイドでサポートするのでぜひ楽しんでほしい」と意気込みを語った。気になる作品は〈睡蓮〉の連作だといい「特番の取材で、モネが睡蓮を描いたジヴェルニーの庭も訪れましたが、派手ではないのに美しくて、すごく不思議な気持ちになれました」とのこと。
なお、音声ガイドは芳根とともに、声優・下野紘が担当することも発表された。
下野紘
Hana Hope
また、スヌーピーで有名な『PEANUTS』とのコラボレーションも決定。コミック『PEANUTS』でモネについて描かれたエピソードが登場するという縁があり、今回の『PEANUTS meets Monet』が実現したという。睡蓮の葉に乗るスヌーピーとウッドストック、モネや印象派画家のように戸外で絵画制作を楽しむPEANUTSキャラクターなどの可愛いイラストをあしらった様々なグッズが登場する予定となっている。
『モネ 連作の情景』は、2023年10月20日(金)から2024年1月28日(日)まで上野の森美術館にて、その後大阪へと巡回。は9月20日(水)10時より、イープラスほか各プレイガイドにて販売開始。
『モネ 連作の情景』
展覧会情報
会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
会期:10月20日(金)~2024年1月28日(日)
休館日:12月31日(日)、2024年1月1日(月・祝)
開館時間:9:00~17:00(土日祝日は9:00~19:00) ※入場は閉館の30分前まで
※会期中は上野の森美術館窓口にて、当日券を販売します。
※混雑時は、入場をお待ちいただく場合がございます。
※障がい者手帳をお持ちの方と、その介護者1名は当日料金の半額となります。会場窓口にて、障がい者手帳をご提示の上、ご購入ください。日時指定予約は不要です。
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
企画:ハタインターナショナル
特別協賛:にしたんクリニック
協賛:第一生命グループ/NISSHA
協力:KLMオランダ航空/日本航空/ルフトハンザ カーゴ AG/ルフトハンザ ドイツ航空/ヤマト運輸
監修:ベンノ・テンペル(デン・ハーグ美術館館長)
監修協力:マイケル・クラーク(前スコットランド・ナショナル・ギャラリー館長)
日本側監修: 島田紀夫(実践女子大学名誉教授)
展覧会公式サイト: https://www.monet2023.jp/
展覧会公式X(Twitter):@100_monet2023
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)、全日9:00~20:00