ピアニストのフランチェスコ・トリスターノが自身のレーベルを始動 第1弾としてバッハのイギリス組曲全曲を録音したアルバムを発売

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2023.10.3
フランチェスコ・トリスターノ           (C)Breno Rotatori

フランチェスコ・トリスターノ (C)Breno Rotatori

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ルクセンブルク生まれの人気ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノが、バッハのイギリス組曲全曲を録音した『Bach The 6 English Suites / Francesco Tristano』を、2023年10月中旬に発売することが発表された。

本作は、トリスターノ自身のレーベル「intothefuture」からの記念すべき第1弾で、キングインターナショナルがライセンスを受けての日本限定発売となる。

トリスターノはDJの経験もあり、クラシックだけでなくテクノの曲をピアノで演奏したり、作曲を行ったりするなど、トリスターノ独自の感性の趣くままの活動を展開している。最近では、かてぃんとのデュオで、無声映画に音楽をつけるという企画を行うなど、さらなる展開を見せている。彼自身のレーベル「intothefuture」からは今後も様々なプロジェクトが控えているとのこと。

フランチェスコ・トリスターノ           (C)Breno Rotatori

フランチェスコ・トリスターノ (C)Breno Rotatori

イギリス組曲は、すべて前奏曲と舞曲から成る伝統的な組曲の形式をとっている。各舞曲高貴さを保ちながら、優美な装飾も施されている。急速なパッセージの楽曲もあるなど、奏者にはセンスと技巧が要求される作品だ。トリスターノは、これまでにもメジャーからバッハとケージを組み合わせたアルバムを発表、演奏会でもバッハをしばしば取り上げるなど、バッハは常に彼のそばにあった。その抜群のリズム感覚と、聞き手の心にダイレクトに響く独特の音色で、時には非常にシリアスに、時には鮮やかに音を躍らせながらのバッハ新録音となるので、注目しよう。

リリース情報

『Bach The 6 English Suites / Francesco Tristano』
J.S.バッハ:イギリス組曲 BWV 806-811/フランチェスコ・トリスターノ

【発売日】2023年10月中旬
【品番・価格】KKC-111/2(2CD) 5,500円(税込)/KING INTERNATIONAL■intothefuture
 
【CDタイトル・トラック情報】
Bach The 6 English Suites / Francesco Tristano
J.S.バッハ:イギリス組曲 BWV 806-811/フランチェスコ・トリスターノ

[Disc1]
第1番イ長調 BWV806 [18:10]
第2番イ短調 BWV807 [17:03]
第3番ト短調 BWV808 [15:45]

[Disc2]
第4番ヘ長調 BWV809 [16:18]
第5番ホ短調 BWV810 [15:17]
第6番ニ短調 BWV811 [20:15]

【演奏者】
フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ)
 
録音:2022年12月/ヒンターランド・ラボ・パリ

公演情報

「フランチェスコ・トリスターノ 『イギリス組曲』 【ピアノ】」
日程:2023年10月12日(木)19:00 開演 
会場:王子ホール
[演目] バッハ:イギリス組曲
 
『フランチェスコ・トリスターノ ピアノ・リサイタル』
日程:2023年10月15日(日)14:00 開演 
会場:三鷹市芸術文化センター 風のホール
[演目] バッハ:イギリス組曲/【組曲~オン・アーリー・ミュージック~】
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