主演・鈴木亮平のNetflix映画『シティーハンター』メイキングカット10点を一挙解禁 対談映像では“100tハンマー”秘話も明らかに
Netflix映画『シティーハンター』メイキングカット (C)北条司/コアミックス 1985
世界独占配信中のNetflix映画『シティーハンター』から、メイキングカット10点と鈴木亮平と森田望智による対談映像が解禁された。
『シティーハンター』は、1985年から1991年まで週刊少年ジャンプにて連載された北条司氏による漫画。東京・新宿を拠点にする冴羽獠は、無類の女性好きで、美女とみれば見境いなくちょっかいを出すが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳を備えた超一流スイーパーとして仕事を遂行する。『シティーハンター』は単行本の累計発行部数が5,000万部を突破し、台湾・香港・中国・韓国・タイ・インドネシア・フランス・イタリア・スペイン・メキシコ・ポーランドなど世界各国で出版。また、1987年にはTVアニメシリーズ、1999年にはTVスペシャルも放送。2019年に公開されたアニメーション映画『シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉』は15億を超える興行収入を記録している。これまでに香港、韓国、フランスで行われてきた『シティーハンター』の実写映像化だが、日本では今回のNetflix映画が初めて。本作では、『名も無き世界のエンドロール』や『累 かさね』などで知られる佐藤祐市監督がメガホンをとり、主人公の冴羽獠役で鈴木亮平が主演する。また、獠の相棒・槇村香を森田望智が演じるほか、槇村秀幸役で安藤政信、野上冴子役で木村文乃が共演している。
新宿東口の伝言板に書かれた「XYZ 妹をさがしてください」というメッセージを受け、相棒の槇村秀幸と共に、有名コスプレイヤーくるみの捜索依頼を請け負った“シティーハンター”こと冴羽獠。その頃新宿では謎の暴力事件が多発し、警視庁の敏腕刑事 野上冴子は手を焼いていた。息の合ったコンビネーションでくるみを追う獠と槇村だったが、捜査の最中、槇村が突然の事件に巻き込まれ死んでしまう。獠が事件現場に駆けつけると、そこにいたのは槇村の妹の槇村香。兄の死の真相を調べてほしいと香は伝言板で獠に依頼するが、香を巻き込みたくない獠は香を避け続ける。しかし、香がくるみを発見、保護したことで状況は一変。くるみがコスプレイヤーとして出演するイベントに、獠と香は護衛役として潜入することになった。ステージに登壇するやいなや、一気に注目の的となるくるみ。しかしそんな彼女に視線を送るのは、観客やメディアだけではなかった。
公開された映像は、Netflix映画『シティーハンター』の本編やメイキング映像とともに、鈴木亮平(冴羽獠)と森田望智(槇村香)による対談の模様を収めたもの。対談映像では、鈴木と森田が本作に懸ける想いや、ストーリーの鍵となるシーンなどについて言及。鈴木は「原作の良さをわかっているつもりだからこそ、『シティーハンター』の魅力を詰め込みたかったので、日本だからこそできるアニメや漫画の要素が入ったような世界観の中で、コメディもシリアスな面もどちらもこだわって作り上げました。その二面性が僕の一押しです」と自信を覗かせる。森田も「みんなが知っている、シティーハンターの香ちゃんになっていくまでを描いている話だから、アクションやコメディシーンがあることによっていい意味でライトに楽しめる作品。今この世界に“シティーハンター”がいたら、きっとこんな2人なんじゃないかなって感じていました」と振り返っている。
Netflix映画『シティーハンター』メイキングカット (C)北条司/コアミックス 1985
Netflix映画『シティーハンター』メイキングカット (C)北条司/コアミックス 1985
Netflix映画『シティーハンター』メイキングカット (C)北条司/コアミックス 1985
獠の相棒かつ香の兄でもある槇村秀幸(安藤政信)がふたりの目の前で殺される重要な場面の話にも及ぶと、鈴木は「この作品は2時間内に収めないといけないということもあって、原作通りだとどうしても時間がかかってしまう。こういう『シティーハンター』のはじまり方なら2人(獠と香)がより短い時間でも相棒に辿り着けるのではないかと考えた」と、原作にはない本作オリジナルのシーンに込めた想いを語った。さらに、鈴木は「そのシーンを撮影している時に、初めて『あぁ、俺今『シティーハンター』の世界にいるんだ』って実感できた瞬間だった。今でも覚えているのが、クリスマスの夜に槇村が死ぬシーンを撮影しているなんて、昔の自分はどう思うんだろうなって、すごくセンチメンタルな気分になった」と感慨深げに話す。森田もそんな鈴木を目の当たりにした撮影時のことを振り返り、「すごくグッときているんだろうなと伝わってきた。今思うと、改めて原作のあのシーンだからこその想いだったんだなと」と裏話も明かした。
Netflix映画『シティーハンター』メイキングカット (C)北条司/コアミックス 1985
Netflix映画『シティーハンター』メイキングカット (C)北条司/コアミックス 1985
Netflix映画『シティーハンター』メイキングカット (C)北条司/コアミックス 1985
また、原作でもおなじみの「100tハンマー」登場のシーンについて、鈴木が「森田さんはすごくハンマーの扱い方を練習してたなっていう印象があった」と振り返ると、すかさず森田が「だって亮平さんがハンマーはすごく大事だってめちゃくちゃ言うから(笑)。でも本当に、ハンマーって香ちゃんの代名詞だと思っています」と明かす一幕も。
あらためて本作の魅力を問われると、森田は「昭和の“もっこり”じゃなくて、令和の“もっこり”が私的にはすごくポイントだと思っていて、これは女性でも男性でもきっと気持ちよく笑っていただけるものになったんじゃないかと思っています」と話し、鈴木は「きっと今は『シティーハンター』を知らない世代の人達が多いからこそ、ゼロからの出発の話で楽しめるし、この先どうなるんだろうなと思ったら漫画やアニメを読んで観てもらう楽しみ方もできるし、そんな風に初めての人にも楽しんでもらえるのが見どころの一つです」と締めくくった。
Netflix映画『シティーハンター』メイキングカット (C)北条司/コアミックス 1985
Netflix映画『シティーハンター』メイキングカット (C)北条司/コアミックス 1985
解禁されたメイキングスチールでは、キャストたちのクランクアップの様子や、“ハンマー”登場シーンの裏側、オフショットなどが公開されている。
『シティーハンター』はNetflixにて独占配信中。