「赤坂芸術祭2025」crossing公演、ノーミーツ「赤坂オルタナティヴカブキ」の演目と出演者&ビジュアルが公開
「赤坂オルタナティヴカブキ」
2025年10月に赤坂サカス広場の特設紫テントにて開催される「赤坂芸術祭2025」。この度、10月24日(金)のcrossing公演にて上演される、ノーミーツの「赤坂オルタナティヴカブキ」の演目と出演者、そしてビジュアルが公開された。
今年の「赤坂オルタナティヴカブキ」では、新作『オルタナティヴ・スケロク~東京歌舞伎町輪舞曲~』と、昨年の同演劇祭でも上演された『オルタナティヴ・カンジンチョウ』が上演される。
出演者は、『オルタナティヴ・スケロク~東京歌舞伎町輪舞曲~』に小早川俊輔、石山蓮華、オツハタ、武田紗保、上谷圭吾、岩崎裕介、千代田修平、一平(Gパンパンダ)、小御門優一郎、高野ゆらこ。舞台俳優以外にもCMディレクター、お笑い芸人、漫画編集者など多彩な顔ぶれが揃う。
『オルタナティヴ・カンジンチョウ』の出演はオツハタ、小御門優一郎、上谷圭吾で、昨年と同様の配役で上演される。
公開されたビジュアルには、小早川俊輔のスケロク、石山蓮華のアゲマキ、オツハタのベンケイなど、それぞれの役の扮装写真がズラリと並んだ。
「オルタナティブカブキ」は、小御門優一郎による、歌舞伎演目をわかりやすく現代意訳し、衣装や演出を現代的にマッシュアップした作品群のこと。今年上演される新作『オルタナティヴ・スケロク~東京歌舞伎町輪舞曲~』は、舞台を江戸吉原から現代の東京歌舞伎町へと移し、主人公のスケロクは男伊達からホストに読み替えられている。
小御門優一郎 コメント
今年も赤坂芸術祭で「オルタナティヴカブキ」を上演できますこと、嬉しく思います。
意訳するために元の台本や資料を読み込んだり、上演映像を見たりすればするほど、歌舞伎という芸能が、長い時間の中でいかに磨き上げられてきたものかということがわかります。同時にひしひしと感じるのは、今では高尚な伝統芸能という印象を持たれがちな歌舞伎ですが、その根底にあるのは、どこまでも観客を楽しませることを第一義としたエンターテインメント精神であるということ。
我々ができるのは、原典演目の魅力の上澄みだけを掬いとることだけですが、その分現代に生きている皆様の感覚のままでも楽しんでいただけるものにするつもりです。『オルタナティヴカブキ』を入り口にしていただき、本流の歌舞伎に興味を持っていただけましたら、私にとりましてこれ以上ない喜びでございます。
所詮、見様見真似ではございますが、鷹揚な御見物を賜ります様、お願い申し上げ奉ります。
公演情報
一、『オルタナティヴ・スケロク~東京歌舞伎町輪舞曲~』
二、『口上』
三、『オルタナティヴ・カンジンチョウ』
日程 2025年10月24日(金)
会場 赤坂サカス広場 特設紫テント
スタッフ
補綴・演出 小御門優一郎
小早川俊輔、石山蓮華、オツハタ、上谷圭吾、武田紗保、岩崎裕介、千代田修平、一平(Gパンパンダ)、小御門優一
郎、高野ゆらこ