小池徹平・小西遼生らが共鳴する二つの孤独な魂を描く ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』の稽古場風景が公開

ニュース
動画
舞台
2026.6.23
ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

画像を全て表示(10件)


2026年7月10日(金)より東京建物 ぴあ シアターにて上演する、ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』の稽古場風景が公開された。

2024年・2025年の韓国初演・再演ともに即日完売、客席占有率96%・観客評価9.8点という驚異的な記録で大学路(テハンノ)を熱狂させた“永遠のグラムロック・ミュージカル”『ETERNITY』。
圧巻の6人編成ライブバンドによる生演奏と、光り輝く幻想的なステージで時間軸が交錯する斬新な演出、そして誰もが胸を締めつけられる永遠のメッセージを携え、満を持して日本での初演を迎える。

60年代の伝説的なグラムロックスター・ブルードット役は、小池徹平と小西遼生がダブルキャストで務め、現代を生きる孤独なシンガー・カイパー役には、同じくダブルキャストで小野田龍之介と伊藤あさひ。さらに、過去と現在を繋ぐ神秘的な案内人・マーマー役に美弥るりかと、実力派の精鋭キャストが集結した。

本作の魅力の一つは、ライブバンドをバックに繰り広げられる圧巻のライブパフォーマンス。マイクを手に歌うブルードットとカイパーの姿には、演じる俳優陣それぞれの個性が表れており、各々の魅力が際立つ。さらに2人の組み合わせによって、また違った表情や化学反応を楽しむことができる。その二人を誘う案内人・マーマーも、不思議な魅力を放ち、作品に独特なアクセントを加える。

この度、開幕に向けて熱量が高まり続けている稽古場の様子を収めたレポートと稽古場風景写真が届いたので紹介する。

稽古場レポート

華やかなステージの光と闇の中
共鳴する二つの孤独な魂を描く
『ETERNITY』稽古場より

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

近年勢いを増す韓国ミュージカル界で2024年の初演から高い支持を受けて、25年から今年にかけて再演された『ETERNITY(エタニティ)』の日本版が早くも登場。演出の河原雅彦が上演台本も手掛け、一世を風靡しながらも忘れられた過去のロックスターと、彼に憧れる孤独な若者が音楽を通じ時空を超えて繋がり合う姿を描き出す。7月10日(金)からの東京建物ぴあシアターでの開幕に向けて熱を帯びる稽古場の様子をお届けする。

本番さながらに組まれたセットを前に、ロックスター・ブルードット役の小池徹平と小西遼生、彼を崇拝する若者カイパー役の小野田龍之介と伊藤あさひの4人による歌稽古が始まった。100分の上演時間中に歌われるナンバーは実に20曲に及ぶ。その中で作品を象徴する『ETERNITY』から、後半にかけてのナンバーを次々にさらっていく。音楽スタッフからは「テンポを皆で作っていこう」「ビートを感じて」と声がかかり、4人はその都度テンポだけでなく音の長さや動きも加えて細かく確認する。4人全員が難しいという曲については自主的に皆が「頭からもう1回!」と申告して満足いくまで繰り返す姿勢から、彼らの作品に懸ける強い意気込みが感じられた。

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり


ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり


ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

小休憩後に河原が合流し本格的な立ち稽古が開始。ブルードットとカイパーがステージ上で初めて向かい合う後半の重要なシーンに、まず小池と小野田が臨む。小西、伊藤も一緒になって自分のパートを口ずさみながら彼らを見つめる。ナンバーのどの音の部分で動くか、目線はどうするか、振り向く方向は、など確認することがとても多い。河原の解釈についてスタッフやキャストがさまざまな意見を提起し、それに対する「俺、演出家だよね?」という河原の言葉に一同大爆笑する一幕も。和気あいあいとした雰囲気の中で、皆が一つになって作品に向き合っているのがよくわかる。

続いてステージに立つのは小西ブルードット、伊藤カイパー。小道具の鏡台を舞台に出すタイミングとともに、配置の仕方や角度などをいろいろ模索する中で、二人の動線も変わっていく。自身が演じる役の気持ちを踏まえた上での動きを提案する小西。いつの間にか舞台上には4人の俳優が自然に集まって全員でチェックし始める。もう一方が演じているのを見て、より良い演技の方向が見えてくることがあるのもダブルキャストの良さだ。

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ブルードットとカイパーを繋ぐ、本作に欠かせない存在として謎めいたマーマーが登場する。“時間”を象徴するこのミステリアスな役は韓国版ではトリプルキャストだったが、日本版ではシングルキャストで美弥るりかが務める。韓国ミュージカルでおなじみの“マルチマン”と呼ばれる役どころは、シーンによってマーマー以外に複数の役を演じなければならない難度の高い役。中でも、ブルードットを脅かす新進気鋭のスターJ.J.に扮して『ダンシング・トゥナイト』を歌うシーンは大きな見せ場。一度聴いただけで耳に残るようなキャッチーなナンバーを、美弥は振りも含めて稽古とは思えない完成されたパフォーマンスで見せ、河原をうならせる。

再び短い休憩をはさんで稽古はまだ続く。ブルードットとカイパーが鏡台に向かい合って座ると、全員で動きを確認しながら、音入れのタイミングを計り、稽古で使う鏡の大きさについて話し合う。それを見て、スタッフは必要なサイズに合わせて鏡に見立てた木枠をその場ですぐに作成。特に要求されずとも演出の意を汲んで、黙々と動く手際の良さにカンパニーの習熟度の高さが感じ取れた。

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

次にこの後の終盤のシーンに向け、先ほどからストレッチや振付の確認を行っていた男女二人のダンサーも入って細かく段取りを詰めていく。オリジナルとは違う日本版独自の試みがダンサーの投入。彼らは時にブルードットが出演する番組やショーを盛り上げ、時にはJ.J.のバックダンサーを務めたりしながら、しなやかな動きでマーマーとともにミステリアスな空気を作り出す役割を担う。

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場風景      撮影:岩田えり

そして、ブルードットとカイパー、マーマーの3人が歌う『はじまりが始まった物語』に続いて、奇跡のステージを披露するクライマックスのシーンへと進む。鏡台の前から立ち上がった彼らは、待ち受ける観客の前にどのような足取りで姿を現すのか。羽織っていたガウンを脱ぎ捨て、新たに衣裳を着けるタイミングはどこか、どのくらいのテンポでステージに登場すればいいのかなど、ダンサーがステージに彼らのスタンドマイクを置く位置も併せて、確認作業は綿密に行われていく。

この日の歌を聴いただけでも、かなりの仕上がりが感じられたが、キャストたちはまだまだこれからだと語る。今後も続く稽古を通して、作品はさらに練り上げられ洗練されていくだろう。華やかに輝くステージと陶酔度満点のナンバーの数々を携えた彼らが生み出す、奇跡を目撃する日が待ち遠しい!

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場スポット

取材・文:小田香

公演情報

ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』
 
【上演台本・演出】河原雅彦
【訳詞】森雪之丞
【音楽監督】阿蒐禰 (ex-大塚茜) 
 
【出演】 
小池徹平・小西遼生(ダブル) 
小野田龍之介・伊藤あさひ(ダブル) 
美弥るりか
鈴木明倫 人徳真央
 
【演奏】
KEYBOARD/CONDUCT:阿蒐禰
DRUM/PERCUSSION:楠瀬タクヤ
BASS:平野なつき
E.GUITAR:大橋英之
VIOLIN/E.VIOLIN:三國茉莉
CELLO/E.CELLO:伊藤修平
 
【東京公演】 
日程 2026年7月10日(金)~26日(日)
会場 東京建物 ぴあ シアター
 
【名古屋公演】 
日程 2026年7月31日(金)~8月1日(土)
会場 御園座
 
【大阪公演】 
日程 2026年8月8日(土)~9日(日)
会場 東京建物Brillia HALL箕面 
 
※ダブルキャストスケジュールは公式サイトにて
 
【スペシャルカーテンコール】
7月10日(金)18:30 東京初日スペシャルカーテンコール(出演:小池徹平 小野田龍之介 美弥るりか)
7月11日(金)12:00 東京初日スペシャルカーテンコール(出演:小西遼生 伊藤あさひ 美弥るりか)
7月25日(土)12:00 東京楽日スペシャルカーテンコール(出演:小西遼生 伊藤あさひ 美弥るりか)
7月26日(日)12:00 東京楽日スペシャルカーテンコール(出演:小池徹平 小野田龍之介 美弥るりか)
7月31日(金)13:00 名古屋初日スペシャルカーテンコール(出演:小西遼生 伊藤あさひ 美弥るりか)
8月  1日(土)13:00 名古屋楽日スペシャルカーテンコール(出演:小池徹平 伊藤あさひ 美弥るりか)
8月  8日(土)12:00 大阪初日スペシャルカーテンコール(出演:小西遼生 小野田龍之介 美弥るりか)
8月  9日(日)12:00 大阪楽日スペシャルカーテンコール(出演:小池徹平 小野田龍之介 美弥るりか)
 
【アフタートーク】
7月16日(木)18:30 出演:小池徹平 小野田龍之介 美弥るりか
7月20日(月)12:00 出演:小西遼生 伊藤あさひ 美弥るりか
7月31日(金)18:30 出演:小池徹平 小野田龍之介 美弥るりか
8月  8日(土)17:00 出演:小池徹平 伊藤あさひ 美弥るりか
 
【アンコールライブ写真撮影OK】
 
料金】 
<東京公演>S席13,500円、一般A席9,500円、U18席4,800円(税込)
<名古屋公演>S席13,500円、一般A席9,500円(税込)
<大阪公演>S席13,500円、U18席4,800円(税込)
 
】発売中
【公式X】 @eternity_jpn
 
<東京公演>
主催:ミュージカル『 ETERNITY(エタニティ) 』 製作委員会
 
<名古屋公演>
主催 御園座 中日新聞社
協力:東宝エージェンシー
企画・製作:ミュージカル『 ETERNITY(エタニティ) 』 製作委員会
 
<大阪公演>
主催 関西テレビ放送
協力:東宝エージェンシー
企画・製作:ミュージカル『 ETERNITY(エタニティ) 』 製作委員会
 
(C) ミュージカル『ETERNITY』 All Rights Reserved.
 
Script by   Kim Garam
Lyrics by   Kim Garam
Music by   Park Jeonga
 
Original Production by R&D WORKS 

音源映像

【韓国版の音源映像】
韓国内音楽チャートにランクインするほどの話題となったミュージカル『 ETERNITY(エタニティ) 』韓国版の音源・ハイライト映像を紹介。
 
◎M02. グラムロック & M03. 世の中の誰もが愛すべき人と嫌う人
https://youtu.be/T5lr7oMPss4?si=x57qGLlQfW7_4A2R
 
 
 
◎M13. ダンシング・トゥナイト
https://youtu.be/IMCyQTTcwEA?si=kJQ25-zBqEd-7-HS
 
 
◎2025-2026 韓国公演ハイライト映像①
https://youtu.be/vA8uBf1Cluc?si=U9muyY_6stjYKdGO
 
◎2025-2026 韓国公演ハイライト映像②
https://youtu.be/la6YKOI2hus?si=_7YJhtDqvHQWFaX9
 
【映像クレジット】 
Script by   Kim Garam
Lyrics by   Kim Garam
Music by   Park Jeonga
シェア / 保存先を選択