横浜に新たなアートスポット「日ノ出町芸術小路」誕生 プロジェクションマッピングなどのアート作品を夜間展示

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2016.3.10
志村信裕「赤い靴」2009

志村信裕「赤い靴」2009

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2016年3月11日(金)より、京浜急行本線日ノ出町駅から初黄・日ノ出町地区の高架下沿いの小路に、プロジェクションマッピングなどのアート作品を夜間展示する「日ノ出町芸術小路」が誕生する。本イベントでは、池田光宏、北川貴好、志村信裕、土佐尚子の4名の作家によるアート作品を体感することができる。

開催地区である初黄・日ノ出町地区周辺は「アートのまち黄金町」としてアートを用いた地域活性化が企画されてきたエリア。街には、アーティストのアトリエや雑貨店、イベントスタジオなどが点在している。今回の「日ノ出町芸術小路」をきっかけに、ぜひ「アートのまち黄金町」を訪れ、街歩きをしてみてはいかがだろうか。

池田光宏「by the Window “Akasaka.v”」 photo by Ken Kato

池田光宏「by the Window “Akasaka.v”」 photo by Ken Kato

北川貴好「アカリノラウンジ 長者町の灯」2010

北川貴好「アカリノラウンジ 長者町の灯」2010

「Moon Flower」

「Moon Flower」

 
イベント情報
日ノ出町芸術小路

 点灯時間:2016年年3月11日(金)~毎日没後 (初日は17時30時)から ※月曜日休場
 会場:横浜市中区日ノ出町2丁目、京急線高架下沿いの小路
 参加アーティスト:池田光宏、北川貴好、志村信裕、土佐尚子

同時開催イベント「黄金町レビュー」

会期:2016年3 月11日(金)~3 月21日(月・祝) 11時~19 時
会場:高架下スタジオsite-Aギャラリーほか ※入場無料路

 平成27年4月からアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加しているアーティスト14組による1年間の成果展。会期中には、アーティストの制作現場等を公開する「オープンスタジオ」、ディレクターやキュレーターとともにまちを巡る「展覧会ツアー」などを通じて黄金町の魅力を紹介する。
 

 

アーティスト情報
志村 信裕 (しむら のぶひろ)​
 
志村 信裕 photo by Yasuyuki Kasagi

志村 信裕 photo by Yasuyuki Kasagi


1982年東京生まれ。「光をあてる」をテーマに、映像表現によるインスタレーション作品を国内外の芸術祭や美術館で多数発表。主な展覧会に「未見の星座〈コンステレーション〉」(東京都現代美術館、2015年)、「十和田奥入瀬芸術祭」(青森、2013年)、 「あいちトリエンナーレ2010」(愛知、2010年)「黄金町バザール」(横浜、2009-2011年)など。2016年より文化庁新進芸術家海外研修員としてパリに滞在。
池田 光宏 (いけだ みつひろ)​​
 
池田 光宏

池田 光宏


1969年横浜生まれ。東京藝術大学大学院修了。08年文化庁新進芸術家海外派遣研修員としてスウェーデンに滞在。「見ること」と「想像すること」の関係性をテーマに制作。建物の窓や門扉、天井など、空間を分ける境界にユニークな仕掛けを施すインスタレーションを中心に作品を発表。2016年には大地の芸術祭冬の企画展としてまつだい「農舞台」ギャラリーで個展開催。2015年より長岡造形大学准教授。
土佐 尚子 (とさ なおこ)​
 
(C)土佐尚子

(C)土佐尚子


MoMAで初期作品がコレクションされている国際的なメディアアーティスト、工学博士(東京大学)。2001〜2004年バウハウスのジョージケペシュが設立したMIT高等視覚研究所のアーティストフェローで芸術活動と研究を行った後、現在、京都大学教授として、芸術文化とコンピューティングの研究制作を行う。2012年韓国麗水万博のコミッション作品を制作、250mx 30mのLEDスクリーンに龍を泳がせた。2015年作品集『TOSA RIMPA(淡交社)』出版。2016年度文化庁文化交流使。
北川 貴好 (きたがわ たかよし)
 
北川 貴好

北川 貴好


1974年大阪府生まれ。1999年武蔵野美術大学建築学科卒業。環境や建物自体に手を加え空間そのものを新しい風景へと変換させていく作品を制作している。既存のプレハブ家屋に無数の「穴」を開けたり、公園に大量の古タイヤを持ち込むなど、我々を取り巻く自然や人工物に対し積極的に介入する作品を制作する。サイトの社会的文脈や環境を作品の素材や構造に用い、大胆な再解釈を行う。2011年「30秒に一回みっける写真道場!!」結成。

 

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