ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」 Documentary of〝頂の景色〞発売 先行上映会イベントレポート到着
昨年秋に上演された『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」』は、熱狂のまま終演を迎え、2016年春には“速攻”で再演が決定し、各々が新たなチャレンジを抱えて臨んだ“頂の景色”は、再び多くの観客を沸かせた。
その初演からの稽古風景やバックステージの模様を、キャストのインタビューを織り交ぜながら追ったドキュメンタリーDVD『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」Documentary of〝頂の景色〞』の発売日である本日9月14日に、DVDの先行上映会イベントが、お台場のシネマメディアージュとTOHOシネマズ梅田にて開催された。
イベントに登壇した4名
舞台挨拶に登壇した、須賀健太(日向翔陽役)、木村達成(影山飛雄役)、小坂涼太郎(月島 蛍役)、三浦海里(山口 忠役)の烏野高校1年生役の4人からは、地方公演での思い出や役柄を演じる上で大変だったことなどが語られた。地方公演では、キャストみんなで銭湯に行ったことが、合宿をしているようで楽しかったというエピソードも飛び出した。
須賀は、大阪のシアターBRAVA!がなくなってしまうタイミングで、再演をしたことが印象に残っているとのこと。また小坂からは「月島はクールなため、疲れていてもゼーハーできず、平然を装うのが大変だった」こと、三浦からは「実際は自分がツンツンした月島タイプで、小坂が山口タイプと演じているキャラクターと真逆なので、演じていてちょっと恥ずかしかった」など、キャラクターならではの苦労話も飛び出した。ちなみに影山とタイプが似ていると話していた木村だが、舞台上ではアドリブに対して笑いを堪え切れず、それをマイクが拾って笑いを起こしてしまうことがしばしばあったとのこと。
日向翔陽役の須賀健太
影山飛雄役の木村達成
また、「意外な特技を持っている人がいるとか?」という司会者の無茶振りに、実はラップが得意と打ち明けた小坂が、烏野1年生というお題でラップを試みるも、「輪廻転生でやってきた烏野1年生」と、出だしから意味不明の言葉を連発。これには会場も大爆笑で、須賀が「俺ら輪廻転生でやってきてないから!」と鋭いツッコミを浴びせる一幕も。
山口 忠役の三浦海里
月島 蛍役の小坂涼太郎
ドキュメンタリーでは、キャストがそれぞれのキャラクターを演じる上での葛藤や、どんな気持ちで舞台に臨んでいたかなどが真剣に語られているのだが、その一方で、舞台上では観ることの出来ない素の姿も垣間見られ、それも本作の魅力と言えるかもしれない。
舞台挨拶の最後は、4人の舞台に対する熱い思いで締めくくられた、それぞれのコメントは以下のとおり。
「10月からは舞台の続編が始まりますが、それは皆さんの応援があったからこそできることなので、感謝の気持ちを忘れずに秋公演も頑張ります。その前に舞台裏映像をDVDで楽しんでください!」(三浦)
「来ていただくお客様あっての僕たちなので、ありがとうの気持ちでいっぱいです。」(小坂)
「作品で伝えられるのは、自分たちがこの舞台にどういう気持ちで取り組んでいたかだと思います。それを感じていただけたらと思います」(木村)
「本当にこの現場、劇団ハイキュー!!はすごく熱いなと。僕らも映像を見て感じたことがありました。新作が始まる前に見れて、すごく良かったなと思っています。この熱量を持って新作の稽古を頑張っていけるなって気持ちになれる作品でした。ぜひ皆さんには、その熱さを感じていただけたら嬉しいです」(須賀)
新作公演『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」〝烏野、復活!〞』は2016年10月28日(金)より全国四都市で開幕される。
■品番:TDV26182D
2016年10月28日(金)~11月6日(日)
AiiA 2.5 Theater Tokyo
【岩手】
2016年11月12日(土)~11月13日(日)
田園ホール 矢巾町文化会館
【福岡】
2016年11月17日(木)~11月20日(日)
キャナルシティ劇場
【大阪】
2016年11月24日(木)~11月27日(日)
梅田芸術劇場 メインホール
【東京】
2016年12月1日(木)~12月4日(日)
AiiA 2.5 Theater Tokyo
■演出:ウォーリー木下
■脚本:中屋敷法仁・ウォーリー木下
■一般発売日:2016年9月18日(日)10:00~