『ドラゴンボール超』ヤムチャ主役回でキャストによる初の副音声の放送が決定!古谷徹は「カッコいいヤムチャを味わっていただきたい」
『ドラゴンボール超』70話 キャラクター設定 (C) バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
12月11日放送のテレビアニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)の第70話で、キャストの野沢雅子、古谷徹、森田成一による副音声放送が行われることが決定した。
『ドラゴンボール超』は、鳥山明原作・ストーリー&キャラクター原案の新展開「“未来”トランクス編」が11月20日(日)の放送でクライマックスを迎えた。12月4日の放送第69話「悟空VSアラレ!ハチャメチャバトルで地球が終わる!?」では、同じく鳥山明原作の『Dr.スランプ』から主人公のアラレが悟空たちの元にやってくるストーリーが展開した。続く12月11日放送の第70 話「シャンパからの挑戦状!今度は野球で勝負だ!!」は、ヤムチャが主役で野球対決を行う、往年のファンも必見のスペシャルエピソードとなっているという。
また、今回の放送では、『ドラゴンボール』史上初のキャストによる副音声放送が行われる。副音声では悟空・悟飯・悟天役の野沢雅子、ヤムチャ役の古谷徹、進行役としてウイス役の森田成一が登場し、物語の展開にあわせコメントするという。なお、放送を控え、3人の収録の一部と、古谷からのコメントも発表されている。
ヤムチャの話題と笑いに満ちた収録の様子を一部公開!
左から、野沢雅子、古谷徹、森田成一
集まった3名は、「今日はこの3人で全部アフレコし直すんですよ(笑)」「えー!? じゃあ、私は何役をやろう かな~(笑)」と、冗談を交えて和やかな雰囲気。 そしてオープニング映像が始まった瞬間から、進行の森田が「今日はヤムチャ・フェスティボーですよ ー!」とハイテンションでスタートした。今回はヤムチャが主役のストーリーなので、ヤムチャについての話を中心に収録は展開。 「ヤムチャはアルバイトをやってたから、野球だけはスキル高いんです」と古谷が思い出を語ると、 「ヤムチャは荒野の一匹狼になるのか、河川敷の狼になるのか!?」と、森田さんが合いの手を入れ、その活躍に注目。「初めて出てきたときは、ヤムチャもカッコよかったのよねえ…」と野沢がフォロー(?)を入れていた。 なお、今回のコメンタリーは全くの台本なし。悟空たちの活躍に、感想や思い出話を自由に話し、 終始ヤムチャの話題と笑いに満ちた収録となった。
――今回の脚本を読んだ際の感想はいかがでしたか?
今度はヤムチャがメインのストーリーで、野球をやりますよって聞いたときは「なるほどなぁ」と思いましたね。かつて『ドラゴンボールZ』では、ヤムチャは野球のバイトをやっていたんですよ。
(※『ドラゴンボールZ』第 10 話でアルバイトをしている。)だから今回の話が来て「なるほど、野球ならヤムチャも目立つことができるな」って思って(笑)楽しみにして
いたんです。それにしても『ドラゴンボール超』では、半年にいっぺんくらいしか、出番がないんですよね。ようやくヤムチャが出られて、うれしいなあ!
――今回のお話で、注目のシーンを教えてください。
やっぱりヤムチャの「ドヤ顔」ですね! 野球で活躍できて、ブルマもちょっとキュンとしてくれるところも、うれしいんです。あとはやっぱり、「狼牙風風投球拳」!狼牙風風拳と操気弾をあわせた必殺技って野球に必殺技ってありなんですかね(笑)。きっとヤムチャはこっそり一人で特訓していたんだと思いますよ。今回、ヤムチャだけ「YC」ってイニシャルの書かれた帽子でプレイしていますが、その帽子もきっと、この試合のために作ってきたんでしょうね…。でもこんな風に、「“未来”トランクス編」でシリアスな戦いがずっと続いたあと、ひょこっと和む話が出てくるのが『ドラゴンボール』のいいところですよね!僕はそれを楽しみにしています。そういう時じゃないと、ヤムチャは活躍出来ませんからね(笑)
――今回、『ドラゴンボール』初の副音声を収録してみていかがでしたか?
初の試みでしたが、進行を(ウイス役の)森田くんがやってくれるって聞いていたので、全く心配なく臨めました。アフレコの時のことを思い出したりしながら収録できて、楽しかったですね。あと、ファンの皆様には、アフレコのスタジオの雰囲気も感じていただけるんじゃないでしょうか。収録の時はいつも今回の副音声のやり取りのように、にぎやかな感じなんですよ(笑)。野沢雅子さんを中心に、みんなで笑いながら、非常に楽しい雰囲気なんです。
――副音声の注目ポイントは?
野沢さんの野球に対する意外なコメントも聞けます。驚きですよ。あとは今回はスポーツだってことで、森田くんの実況も是非楽しみにしてください。今後も時折、和めるようなスポーツ対決があると楽しいねって、話が盛りあがるところも注目です。
――古谷さんにとってヤムチャはどんなキャラクターでしょうか?
正直言うと、最初に出てきたときはすごくカッコよくていい役だなって思っていたのが、いつの間にか、自分より強いキャラが出てきてだんだん端っこに追いやられていくって言う、寂しさを味わっていって…。でも、ヤムチャを大好きな方もいらっしゃって、そういった方々の声をいろいろ聞いて、改めて見直したら、「ヤムチャって良い役だなあ」って思いなおしたんです。すごく親近感も沸くし、笑いも取れるし。イケメンで、おしゃれでもあるし、盟友のプーアルもいる。魅力的なポイントが多いんですよね。今では、ほんとに大好きなキャラクターです。
――最後に。今回の活躍を楽しみにしているファンにひとことお願いします。
お待たせしました! 存分にカッコいいヤムチャを味わっていただきたいと思います!皆さんの喜ぶ「ネタ」もたくさんありますし、過去のドラゴンボールをご覧になっている方には、さらに楽しめるお話になっていると思います!
アニメ『ドラゴンボール超』
12月11日(日)放送 第70話「シャンパからの挑戦状!今度は野球で勝負だ!!」
脚本/吉高 寿男 演出・絵コンテ/唐澤和也
作画監督/八島善孝 美術/李凡善
【あらすじ】
ある日、ビルスのもとへシャンパが訪ねて来た。第 6宇宙と第 7 宇宙との親睦を深めるために野球をしよ
うというのだ。シャンパの提案を不信がるビルスだったが、ウイスの勧めもあり、地球で親善試合を行うことになった。試合当日、選手として参加するヤムチャは、「みんな俺についてこい」と、1人張り切る。野
球の経験があるヤムチャは、格闘試合では勝てなくとも、野球ならヒーローになれると考えていたのだ。しかし、悟空をはじめ、第6宇宙、第7宇宙の他の選手達はほとんど野球のルールを知らず、パワーまかせのプレイを連発し……。
毎週日曜日朝 9 時 00 分よりフジテレビ系列にて放送中。
※地域によって、放送日・時間が異なります
『ドラゴンボール超』公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/tv/dragon_s/
(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション