国芳、北斎、暁斎らが描いた猫や珍獣が集合 『浮世絵動物園』に約160点
歌川国芳『里すゞめねぐらの仮宿』
展覧会『浮世絵動物園』が、4月1日から東京・原宿の太田記念美術館で開催される。
同展は浮世絵に描かれた動物たちに焦点を当てる展覧会『浮世絵動物園』の第2弾。2010年に開催された同名の展覧会を発展させた内容となり、約160点の作品が展示される。
会場では、歌川国芳、鈴木春信、葛飾北斎、歌川広重、月岡芳年、河鍋暁斎といった絵師たちによる作品を展示。猫、牛、馬といった江戸時代の人々が日常的に接していた動物を題材にした作品や、擬人化された動物、空想上の生き物、幕末に外国から持ち込まれた象や豹などを描写した作品などが並ぶ。
期間中には学芸員が同展の見どころを紹介するトークイベントも開催。なお同展は2期構成となり、展示替えが実施される。詳細は太田記念美術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。