『HiGH&LOW』『仮面ライダー剣』の天野浩成、39歳にしてBL初挑戦へ 映画『花は咲くか』で18歳年下の渡邉 剣と純愛演じる

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2017.10.18
左から、天野浩成、渡邊 剣 (C) 2018東映ビデオ

左から、天野浩成、渡邊 剣 (C) 2018東映ビデオ

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2018年2月24日公開の映画『花は咲くか』に俳優の天野浩成が出演することがわかった。

『花は咲くか』は、年の差カップルの純愛ラブストーリーを描いた同名BL(ボーイズラブ)コミックスの実写映画化作。仕事漬けの日々を送るサラリーマンと、他人に興味を持てずに生きてきた大学生が、ひょんなことから出逢い、想いを育ててゆく物語だ。日高ショーコ氏による原作コミックは、累計発行部数35万部を超える人気作。その実写化となる本作では、主人公・水川蓉一を『動物戦隊ジュウオウジャー』タスク/ジュウオウエレファント役で注目を集めた渡邉剣が演じ、映画初主演を果たす。

 『花は咲くか』原作コミックス 1巻 (C)HIDAKA SHOKO,GENTOSHA COMICS 2009

『花は咲くか』原作コミックス 1巻 (C)HIDAKA SHOKO,GENTOSHA COMICS 2009

渡邉 剣

渡邉 剣

追加キャストとして発表された天野浩成が演じるのは、蓉一に惹かれていくサラリーマン・桜井和明。『仮面ライダー剣』の橘朔也/仮面ライダーギャレンや、TV・映画『HiGH&LOW』のたて笛尾沢など、様々な役柄を演じてきた天野だが、今回がBL初挑戦。劇中では、18歳年下の渡邉とのキスシーンも披露しているとのこと。

また、東映東京撮影所所属の女性監督・谷本佳織氏が本作のメガホンをとることも明らかになっている。谷本監督は、2009年にアメリカの特撮ドラマ『仮面ライダードラゴンナイト』の日本語吹替版演出でデビューし、今回が長編映画初監督作となる。本作では、舞台となる風流な日本家屋、深い木立に囲まれたロケーション、さらに物語の重要なポイントである“花”の絵画など、原作のイメージを大切にした、こだわりの映像を作りだしているという。

また、脚本は、映画『大奥』『どうしても触れたくない』『ひだまりが聴こえる』など、近年のBL映画を多く手掛けている高橋ナツコ氏が担当。原作者完全監修の元、心を通わせあう同性同士の繊細な心の襞を細部まで描き上げているとのこと。

天野、谷本監督のコメントは以下のとおり。

天野浩成(桜井和明 役)

天野浩成

天野浩成

39歳にして初めてのBLと言われる作品との出逢いでした。
戸惑いも最初はありましたが30代最後の歳、自分の出来る限り芝居を精一杯演じたい!と思っていたタイミングでの出逢いでした。
原作も直ぐに読み作品の内容、登場人物それぞれにとても素直に心を動かされる作品で、桜井和明役を自分が演じたいと思いました。原作を知っている方も、映画で初めて見る方も、この作品を楽しんで頂ける様に、監督と話し合い撮影に挑みました。
そして、それぞれのシーンが素敵なものになり、桜井の気持ちがちゃんと繋がった作品になったと思いますので、みなさん楽しみにしていて下さい。

谷本佳織監督

大好きな作品の映画化に監督として携われたことを大変光栄に思います。
蓉一が色を重ねて絵を描くように、登場人物の感情を重ねて映画を作っていこう。そう意識しながら、惹かれあう蓉一と桜井さんの感情の動きを丁寧に作り込みました。
リハーサルを重ねるたびに、渡邉さんと天野さんが、蓉一と桜井さんへと変わっていく様子を目の当たりにして、確かな手応えを感じました。
そして、撮影初日の現場に立つ2人の姿は、まさに蓉一と桜井さんそのものでした。その他、美術やロケーションにもこだわって作ったので注目して欲しいです。
たくさんの人に愛されている原作の魅力を、スクリーンでもお楽しみいただけますと嬉しいです。

映画『花は咲くか』は2018年2月24日(土)ロードショー。

作品情報
映画『花は咲くか』
(2017年/日本/カラー)
原作:「花は咲くか」日高ショーコ(幻冬舎コミックス)
キャスト:渡邉 剣 天野浩成
脚本:高橋ナツコ
監督:谷本佳織
配給:東映ビデオ
公式サイト:http://hanawasakuka-movie.com/ 
(C) 2018東映ビデオ
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