国民的美少女・吉本実憂、AKB48・峯岸みなみが松岡充に恋をする――音楽劇『三文オペラ』全貌解禁
『三文オペラ』 (左から)峯岸みなみ、松岡充、吉本実憂
松岡充主演 音楽劇『三文オペラ』に国民的美少女の吉本実憂と、AKB48の峯岸みなみが出演することが分かった。吉本と峯岸は今回が初の舞台出演となる。加えて、本公演にはKAAT芸術監督の白井晃も俳優として出演する。
昨今、劇作家・翻訳家としても活躍がめざましい演出家・谷賢一が挑む、ブレヒト&ヴァイルによる名作『三文オペラ』。音楽監督は、谷と同世代のロックバンド・ドレスコーズで活躍し、文筆活動や映画出演等にも活動を広げる志磨遼平が舞台公演で初の音楽監督をつとめる。
主役のマクヒィス役は、SOPHIA、MICHAELのボーカルであり、俳優としても活躍する松岡充が決定。マクヒィスを巡る女性たちには、第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した吉本実憂がポリー役を、AKB48の峯岸みなみがルーシー役を、宝塚歌劇団元宙組トップスターの貴城けいがジェニー役を、ナイロン100℃の村岡希美がピーチャム夫人役を演じる。 マクヒィスの盟友タイガー役には舞台・映像と幅広く活躍中の高橋和也が決定し、多彩な出演陣が名を連ねた。豪華出演陣にならびマクヒィスに対立する乞食商会の社長ピーチャム役を演じるのは、KAATの芸術監督・白井晃だ。
いまだかつて、誰も見たことのない音楽劇『三文オペラ』の上演に向けて、松岡充、吉本実憂、峯岸みなみの3名からコメントが到着した。
今回の出演には運命を感じています。 演出の谷賢一さんと以前、稽古場で偶然お会いして、初対面だったのに「いつかご一緒したい」と熱く語って下さり、ピンと来るものがありました。『三文オペラ』は、地に這いつくばってでも生きてやるという人間の普遍的な情熱が描かれている。法律や世間に縛られず、常識を壊しながらも、どこか孤独で、仲間や愛する人を求めずにはいられないマクヒィスに大いに共感します。「俺、呼ばれたな」と(笑)。ドレスコーズの志磨遼平さんが音楽を担当しロックテイストになるのも斬新で、僕も自分の力を余すことなく出し切りたいです。
初めて舞台に挑戦します。 いつかは自分も経験したいと思っていたんですけど、まさかこんなに早くチャンスがいただけるとは。不安がありつつも、今は楽しみで仕方ありません。演じるポリーは、親に反対されても好きになったマクヒィスとの結婚を決行する女の子。映像と違って、一歩舞台に出たらずっとポリーとして生きていかないとその世界が壊れてしまうので緊張します。全身から感情を出して、精いっぱい演じたいと思います。
この1~2年、観劇が趣味となり、舞台に興味を持つようになっていました。そのうち私もそこに立って、観る人をこんな感情にさせてみたいなという気持ちにもなってきて。だから、今回のお話が決まったときは本当に嬉しかったです。マクヒィスに想いを寄せる娘ルーシーを演じます。人間の欲や愛憎が描かれたディープな作品ですけど、それを表現できたら、人間としてもステップアップできるのではないかと楽しみにしています。
<あらすじ>
マクヒィス(松岡充)は、 乞食商会社長ピーチャム(白井晃)のひとり娘ポリー(吉本実憂)をみそめ、 その日のうちに結婚式を挙げる。 それを知ったピーチャムとピーチャム夫人(村岡希美)はなんとか別れさせようと、 マクヒィスと長年の親友同志である警視総監タイガー・ブラウン(高橋和也)を脅し、 マクヒィスを逮捕させようとする。 両親の企みをポリーから聞いたマクヒィスは、 逃げると称して娼館に立ち寄るが、 そこで昔なじみのジェニー(貴城けい)に裏切られ、 逮捕されてしまう。 牢獄に入れられたマクヒィスをたずねたポリーと、 マクヒィスといい仲になっているブラウンの娘ルーシー(峯岸みなみ)が鉢合わせすると、 二人の嫉妬の口論を利用し、 マクヒィスはまんまと脱獄するが……。
◆作:ベルトルト・ブレヒト
◆音楽:クルト・ヴァイル
◆演出・上演台本:谷 賢一
◆音楽監督:志磨 遼平(ドレスコーズ)
◆出演:松岡充 吉本実憂 峯岸みなみ 貴城けい 村岡希美 高橋和也 白井晃 他
【KAAT公演】
◆公演日程:2018年1月23日(火)~2月4日(日)
◆会場:KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
◆前売開始:2017年11月11日(土)
※KAme(かながわメンバーズ)先行11月4日(土)
◆お問合せ
かながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
http://www.kaat.jp
◆企画製作:KAAT神奈川芸術劇場
【札幌公演】
◆公演日程:2018年2月10日(土)
◆会場:札幌市教育文化会館 大ホール
◆主催:札幌市教育文化会館(札幌市芸術文化財団)、 札幌市、 エフエム北海道(予定)
◆共催:北海道新聞社(予定)
◆後援:札幌市教育委員会、 一般財団法人北海道公立学校教職員互助会
◆特別協力:札幌テレビ放送(予定)
◆お問い合わせ:札幌市教育文化会館 事業課 011-271-5822