ミュージカル『ビリー・エリオット』2020年夏に日本再演が決定

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舞台
2018.10.19


ミュージカル『ビリー・エリオット』の日本での再演が決定した。時期は2020年夏。現時点での情報はここまで。詳細は後日改めて発表される。

ミュージカル『ビリー・エリオット』(原題:Billy Elliot the Musical)は『リトル・ダンサー』の邦題で上映されたヒット映画(原題:『Billy Elliot』、監督:スティーヴン・ダルドリー)をミュージカル化した舞台。作曲をエルトン・ジョン、脚本・歌詞は映画の脚本を書いたリー・ホール、そして演出は、こちらも映画を監督したスティーブン・ダルドリーが手掛けた。2005年5月にロンドン初演、翌年ローレンス・オリヴィエ賞で4部門(最優秀新作ミュージカル賞・最優秀作曲賞など)を受賞。2008年にはブロードウェイに進出、翌年のトニー賞で最優秀ミュージカル脚本賞・最優秀ミュージカル演出賞など10部門を制覇、しかも主役ビリーを演じた子役3人が同賞主演男優賞部門で史上初の同時受賞を果たすという快挙も成し遂げた。

日本では長年のオファーの末、2017年7月から11月にかけて東京と大阪において、日本人キャストによる日本語版が上演された(諸経緯は、堀義貴ホリプロ社長SPICEロングインタビュー参照)。主役のビリーはバレエ、タップダンス、アクロバット、歌、芝居といずれも高いレベルのものが求められる難役で、初代日本人キャストには1年以上の長期間に及ぶ厳しいレッスン&オーディションを実施。1,300人以上の中から選抜された5名のビリーたちや吉田鋼太郎、益岡徹、柚希礼音、島田歌穂ら実力派俳優陣が参加したことでも話題を集めた。開幕後は、熱狂的なファンを生んだ。また、日本初演版は第25回読売演劇大賞で選考委員特別賞を受賞。さらに上演関係者一同は第43回菊田一夫演劇大賞に輝いた。

物語の舞台は、1984年イギリス北部の炭鉱町。サッチャー政権下で進められた炭鉱閉鎖計画に対して史上空前の大規模ストライキが起こる中、少年ビリーがバレエに魅せられ、英国ロイヤルバレエ団のダンサーになる夢に向かって、ひた向きに突き進む様子を、彼を取り巻く家族や大人たちと共に、美しくダイナミックに綴る。

公演情報

ミュージカル『ビリー・エリオット』

■上演時期:2020年・夏
■会場:未定
■公式HP http://www.billyjapan.com/

 

 

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