稲垣吾郎、『クリムト展 ウィーンと日本 1900』スペシャルサポーターに就任 音声ガイドにも初挑戦

ニュース
アート
2019.2.7
稲垣吾郎

稲垣吾郎

画像を全て表示(2件)

2019年4月23日に上野の東京都美術館で開幕する『クリムト展 ウィーンと日本 1900』のスペシャルサポーターに、舞台や映画批評など多方面で活躍する稲垣吾郎の就任が決定した。

稲垣は、これまでもクリムトとともに活躍した画家を描いた映画の批評や、音楽家・ベートーヴェンの生涯を描いた舞台『No.9-不滅の旋律-』でベートーヴェン役を演じるなど、19世紀末から20世紀にかけてのウィーン文化に縁(ゆかり)があり、関心を寄せていた。

本展には、クリムトがベートーヴェンの交響曲第9番に着想を得て制作した全長34mにも及ぶ壁画《ベートーヴェン・フリーズ》の精巧な原寸大複製が出品される。本作は、クリムトの「黄金様式」の時代を代表する傑作であり、展覧会においても重要な見どころのひとつだ。

稲垣は昨年秋の『No.9-不滅の旋律-』の再演を前に、ウィーンを訪れ、ベートーヴェンが暮らしていた家や墓地をめぐったほか、クリムトの作品を鑑賞する機会にも恵まれたという。さまざまな縁でクリムトの作品とめぐり会ってきた稲垣は、自身の体験を通して本展の魅力を十二分に伝えるほか、音声ガイドにもゲストナレーターとして出演する。稲垣が音声ガイドに挑戦するのは、今回が初となる。

稲垣吾郎 スペシャルサポーター就任メッセージ

このたび、ウィーン世紀末の画家グスタフ・クリムトの展覧会でスペシャルサポーターに就任することになりました。 昨春ウィーンを訪れた際に彼の作品を鑑賞し、その華やかさや繊細さ、圧倒的な存在感に心を奪われたので、不思議な縁を感じています。 僕は舞台でベートーヴェンを演じましたが、クリムトが第九をテーマに描いた全長34mの壁画の複製も展示されるそうで、その空間に身を置くことが今から待ち遠しいです。 今回は音声ガイドにも初挑戦しますので、ぜひご期待ください。

イベント情報

クリムト展 ウィーンと日本 1900
会期:2019年4月23日(火)〜7月10日(水)
休室日:5月7日(火)、20日(月)、27日(月)、6月3日(月)、17日(月)、7月1日(月)
開室時間:午前9時30分〜午後5時30分 ※金曜日は午後8時まで(入室は閉室の30分前まで)
会場:東京都美術館 企画展示室
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
観覧料:一般1,600円(1,400円)、大学生・専門学校生1,300円(1,100円)、高校生800円(600円)、65歳以上1,000円(800円)
展覧会公式サイト:https://klimt2019.jp
※()内は前売・20名以上の団体料金
※前売券は1月17日〜4月22日(月)販売予定(企画を除く。詳細は公式サイト)
 
■巡回情報
会期:2019年7月23日(火)〜10月14日(月・祝)
会場:豊田市美術館(愛知県豊田市)
シェア / 保存先を選択