浦井健治・海宝直人、神田沙也加・木下晴香出演で、ミュージカル『王家の紋章』の再々演が決定

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舞台
2020.6.12
(上段左から)浦井健治・海宝直人、(下段左から)神田沙也加・木下晴香

(上段左から)浦井健治・海宝直人、(下段左から)神田沙也加・木下晴香


2021年8月・東京・帝国劇場、9月・福岡・博多座にて、ミュージカル『王家の紋章』を上演することが発表された。

本作は、「月刊プリンセス」(秋田書店)にて1976年から現在まで連載を続け、累計発行部数4000万部を誇る漫画『王家の紋章』を原作としたミュージカル。世界初のミュージカル化となった2016年8月初演のは、即日完売。異例のスピードで半年後には再演され、大きな話題となった。今回、熱いファンの期待に応え、2021年に再々演される。

新たなキャストも迎えて上演となる今回は、メンフィス役には若く美しい少年王を瑞々しく演じ高い評価を受けた浦井健治が初演から続投、そして、新たなるメンフィスとして『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』を始めとした名だたる大作ミュージカルに出演し、人気急上昇の海宝直人が出演する。
ヒロインのアメリカ人少女キャロル役は、ミュージカル女優として確たる地位を築いている神田沙也加と、数々の話題作でヒロインを務め若手ミュージカル女優として大注目の木下晴香がWキャストで演じる。

また、独自の美しい世界観に定評のある荻田浩一の演出、『エリザベート』『モーツァルト!』など名作ミュージカルを数多く手掛けてきた巨匠シルヴェスター・リーヴァイによる音楽も健在だ。

再々演となった古代エジプト王と、現代アメリカ人少女との時空を越えた歴史ロマンス。どんな舞台になるのか、期待が高まるばかりだ。

【あらすじ】
16歳のアメリカ人キャロル・リード(神田沙也加/木下晴香)は、エジプトで大好きな考古学を学んでいる。頼もしい兄ライアンや、友達や教授に囲まれ、幸せな毎日を送っていた。
ある日、とあるピラミッドの発掘に参加するが、そこは古代エジプトの少年王・メンフィス(浦井健治/海宝直人)の墓だった。ピラミッドに眠っていた美しい少年王のマスク、古代エジプトへのロマンに沸き立つキャロル。そんな中、アイシスという謎の美女が突然現れる。実はアイシスは古代エジプトの神殿の祭司でメンフィスの異母姉。メンフィスの墓を暴いたことによる祟りを起こすため、現代に現れたのだ。彼女の呪術によって、キャロルは古代エジプトへとタイムスリップしてしまう。キャロルは、エジプト人にはありえない金髪碧眼に白い肌。そして、考古学の知識と現代の知恵を持つ。やがて古代エジプト人達から、“ナイルの娘”“黄金の姫”と呼ばれ崇められる様になり、宰相イムホテップからも認められるようになるが、キャロルは現代を懐かしみ、帰りたいと願っていた。
しかし、メンフィスから求愛を受けるようになり、強引で美しい若き王メンフィスに反発しながらも心惹かれてゆく。だが、キャロルの英知と美しさにほれ込み、彼女を奪おうとするヒッタイト王子・イズミルなど、2人の間には数々の困難が立ちふさがる。果たしてメンフィスとキャロルの運命は――。

 

公演情報

ミュージカル『王家の紋章』
 
日程・場所:
<東京公演>2021年8月・帝国劇場
<福岡公演>2021年9月・博多座
 
原作:細川智栄子 あんど芙~みん(秋田書店「月刊プリンセス」連載)
脚本・作詞・演出:荻田浩一
作曲・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
 
出演者:
メンフィス役(Wキャスト):浦井健治/海宝直人
キャロル役(Wキャスト):神田沙也加/木下晴香
 
製作:東宝株式会社
 
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