林遣都×中川大志×篠原哲雄監督の映画『犬部!』が2021年公開へ 「動物を愛し、救おうとしている方が沢山います」
左から、林遣都、ちえ(花子役)、中川大志、きぃ(太郎役)
映画『犬部!』が2021年に劇場公開されることが決定した。
『犬部!』は、片野ゆか著のノンフィクション『北里大学獣医学部 犬部!』(ポプラ社刊)を原案とした映画。青森県十和田市の北里大学(十和田キャンパス)に実在した動物愛護サークル“犬部”の獣医学部生をモデルにした主人公が、仲間たちと共に動物を守ろうと奮闘した過去と、獣医師として新たな問題に立ち向かう姿を描く。
主演は、NHK連続テレビ小説『スカーレット』や『HiGH&LOW』シリーズなどで知られる林遣都。本作では、「犬のためなら死ねる」というほどの“犬バカ”で犬部を立ち上げる主人公・花井颯太を演じる。また、颯太の親友・柴崎涼介役で、NHK連続テレビ小説『なつぞら』などの中川大志が共演。『花戦さ』『影踏み』などの篠原哲雄監督がメガホンをとる。脚本は『犬に名前をつける日』の監督・脚本・プロデューサーや、CX『ザ・ノンフィクション 犬と猫の向こう側』、NHK BSプレミアム『家族になろうよ 犬と猫と私たちの未来』の総合演出を手がけた山田あかね氏が担当する。
主演の林、中川、篠原監督のコメントは以下のとおり。
篠原哲雄(監督)
動物保護活動を学生時代から「犬部」というサークル活動として始め、それぞれの道に進んだ今でも動物たちの幸せを願い、それを阻む人間達へ警鐘を鳴らし続ける獣医達がいる。動物を身勝手に無為に処分してしまうのは人間。林遣都と中川大志はそんな理不尽な出来事や制度と戦いながら命に対するお互いの考え方の違いを知り葛藤も続ける。犬部は一見特別な部活に見えるかもしれないけど、映画は犬猫の可愛らしさはもとより人間の可笑しみも描いた群像劇でもある。
林遣都
左から、林遣都、ちえ(花子役)
「犬部!」は実話を基にした命を繋ぐ物語です。自らを犠牲にし、動物たちに幸せな日々が訪れるよう願い闘い続けてきた方々の勇姿、そして溢れんばかりの愛が詰まった作品です。
撮影時、何度か命を繋ぐ尊い現場に立ち合わせていただきました。
小さな命を前に懸命に向き合う獣医師の先生方の姿に心打たれ、胸が熱くなりました。
動物を愛し、救おうとしている方が沢山います。そういった方々の願いを、一人でも多くの人に届けることが自分の役目だと思っています。
是非観ていただけたら嬉しいです。
中川大志
左から、中川大志、きぃ(太郎役)
この作品に出会い、人間と動物との歴史、目を背けてはいけない現実、自分の奥底に仕舞っていた感情、いろんなものと向き合いました。
役者として、動物が大好きな一人の人間として、この作品を世の中に届けたいと思いました。
逃げずに、大切に、最後までこの役を生きたいと思います。
また、映画化決定にあわせ、「みんなで犬部!キャンペーン」第一弾が実施されることも明らかに。キャンペーンは、『犬部!』のTwitterもしくはInstagramアカウントをフォローし、愛犬・愛猫のベストショットを「#犬部ベストショット」のハッシュタグをつけて投稿するというもの。写真は、本編エンドロールに使用される可能性があるという。詳細は、キャンペーンサイトを確認しよう。
『犬部!』は2021年公開。