菅田将暉が主演、杏・岡田将生・斎藤工ら共演でソリッド・シチュエーション・スリラー『CUBE』をリメイク ヴィンチェンゾ・ナタリも協力

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2021.2.2
 (C)2021「CUBE」製作委員会 

(C)2021「CUBE」製作委員会 

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映画『CUBE』の日本版リメイク映画が10月22日(金)に公開されることが決定。あわせてティザービジュアルと特報が解禁されている。

1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督による『CUBE』は、「ソリッド・シチュエーション・スリラー」と呼ばれる密室サスペンス映画の先駆けとして、世界中でカルト的人気を誇っている。男女6名がある日突然、立方体=CUBEの中で目を覚まし、理由もわからないまま、熱感知式レーザー、ワイヤースライサー、火炎噴射といった仕掛けに襲われながら、脱出を図ろうとする姿を描いた作品だ。

(C)2021「CUBE」製作委員会 

(C)2021「CUBE」製作委員会 

リメイク元と同名タイトルの日本版では、主演の菅田将暉がエンジニア・後藤裕一役で登場。そのほか。団体職員・甲斐麻子役で杏、フリーター・越智真司役で岡田将生、中学生・宇野千陽役で田代輝、整備士・井手寛役で斎藤工、会社役員・安東和正役で吉田鋼太郎が共演する。

メガホンをとったのは、『MANRIKI』の清水康彦監督。脚本を、ドラマ『おっさんずラブ』シリーズや『私の家政婦ナギサさん』の徳尾浩司氏がてがけ、映画『キングダム』やNetflix『今際の国のアリス』のやまだ豊氏が音楽を担当。また、クリエイティブ協力でヴィンチェンゾ・ナタリ監督が参加している。

 


本作は、2020年の10月から11月にかけて都内で撮影が行われ、2021年夏い完成予定。解禁されたティザービジュアルでは、CUBEのトラップの一つである針に、登場人物が履いているブーツが刺さった様子が公開されている。

各出演者、製作陣のコメントは以下のとおり。

 

菅田将暉(後藤裕一 役) 

後藤(菅田将暉) (C)2021「CUBE」製作委員会 

後藤(菅田将暉) (C)2021「CUBE」製作委員会 

この場所がなんなのか。

自分は、何者なのか。

立ちはだかる理不尽を前に

何の為に生きるのか。

こんなにしんどいのに

何故生きるのか。

何が、怖いのか。

僕らは何と戦っているのか。

もっと楽な道はないのか。

そこで笑っている君は幸せなのか。

 

撮影しながらも頭の中には疑問だらけでした。

映画というよりは演劇的空間の中で、

共に過ごした演者のみなさんとは

奇妙な連帯感がいつしか芽生えていました。

こんな映画です、とカテゴライズするのは

とても難しいです。

実験的なエンターテインメントを

楽しんでもらえたら何よりです。

 

杏(甲斐麻子 役)

甲斐(杏) (C)2021「CUBE」製作委員会 

甲斐(杏) (C)2021「CUBE」製作委員会 

あの名作に参加できるのだ!ととても嬉しく思いました。

CUBEのスタジオセットを目にしたときに、感動したと共に、これは大変だ、とも思いました。

一つの空間の中で作り上げることはとても大きな挑戦になりました。

現場に参加していても、完成はどうなるのか実際には見られていません。

閉じ込められた数人の男女がどのように立ち向かっていくのか、それぞれのドラマを見ていただければと思います。

 

岡田将生(越智真司 役)

越智(岡田将生) (C)2021「CUBE」製作委員会 

越智(岡田将生) (C)2021「CUBE」製作委員会 

ほんとに楽しかったです。
こんな素敵な方々と一緒に映画を作れて幸せでした。
CUBEの空間は異様で、あのセットも僕たち同様にキャストでした。色々な想像をさせてくれてお芝居の手助けをたくさんいただきました。クランクアップをした時は本当に脱出した感覚でしたし、この映画を見てくれる方も映画館から脱出する感覚で見てもらえる作品なのではと思います。

 

田代輝(宇野千陽 役)

千陽(田代輝) (C)2021「CUBE」製作委員会 

千陽(田代輝) (C)2021「CUBE」製作委員会 

出演が決定した時は、喜びと同時に不安もありましたが、監督をはじめ、大先輩の共演者の方々、スタッフの皆様に支えられて、なんとか撮影を終えることができました。すべてが衝撃的な内容になっていると思うので、僕自身公開が楽しみです!

 

斎藤工(井手寛 役)

井手(斎藤工) (C)2021「CUBE」製作委員会 

井手(斎藤工) (C)2021「CUBE」製作委員会 

20年以上前に劇場(CUBE)で喰らったカナダ映画

ヴィンチェンゾ・ナタリの『CUBE』と言う衝撃

そこから今日まで様々な展開がなされて来た『CUBE』と言う映画的ソース

コロナ禍の中、世界中が家と言う"CUBE"にステイホーム、巣ごもりを余儀なくされた今こそ

そして清水康彦監督の手によって

この『CUBE』の正体、核心に迫れる作品になるのではないかと必然を感じています

 

吉田鋼太郎(安東和正 役)

安東(吉田鋼太郎) (C)2021「CUBE」製作委員会 

安東(吉田鋼太郎) (C)2021「CUBE」製作委員会 

先ず、才能に溢れた5人の共演者の方々とご一緒できた事が何よりの幸せであり刺激でした。

しかも逃げ場の無い密室での長時間の緊張感漲る駆け引きは、これまでの俳優人生に於いても初めての経験であり、得難い体験をさせて貰いました。共演者の方々、監督始め全てのスタッフに感謝したいです。

さて、あの密室で、あの閉塞感の中で繰り広げられた僕達の演技がスクリーンの上にどのように映し出されるのか、本当に楽しみです。観客の皆さんと一緒にワクワクしながら上映を待ちたいと思います!

 

 

清水康彦(監督) 

CUBEがもたらす圧倒的秩序には誰も抗えない。

本作を作る我々もCUBEに入ったようなものでした。

(同じ場所でずっと撮影しましたから)

そして、自分自身と向き合うことになる。

己という深淵に潜むのは、希望か絶望か。

まもなく、あなたもCUBEの中。

いや、既に中に入っているのかもしれません。

 

企画意図(製作陣)

シンプルな設定から生まれる極上のサスペンスと究極の人間ドラマ。カナダ発のスリリングな「CUBE」の世界観と精神を忠実に守りながら、それを様々な苦難を乗り越えてきた日本人に反映させたらどうなるだろうか?それが企画の原点でした。「自分」がさらけ出される空間で、どんなぶつかり合いと気づきが生まれるのか、日本でこの「人間」と「人間性」のサバイバル・ストーリーをリメイクする意味を模索しながら、作品を作り上げています。登場人物たちと共に「CUBE」に思いきり翻弄される映像体験を是非ご期待ください!

 

キャスティング理由(製作陣)

メインキャストは年齢も性別もバラバラな6名のみ、と考えた時に、各世代を代表するような方々をこの空間に集結させたい、という想いがありました。それぞれが唯一無二の存在でありつつ、どこかにいそうでもある。特にストーリーの主軸となっていく後藤という役には、「いま」をリアルに体現してもらう必要があり、真っ先に思いついたのが菅田将暉さんでした。お互いに共演歴がありつつも、意外性と新鮮さを感じられる組み合わせとなった超豪華なドリームチームが揃い、しびれるようなぶつかり合いを繰り広げていただいています。

 

『CUBE』は2021年10月22日(金)公開。

作品情報

映画『CUBE』
原作:ヴィンチェンゾ・ナタリ「CUBE」             
主演:菅田将暉
出演:杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎
監督:清水康彦
製作:「CUBE」製作委員会あ
配給:松竹株式会社
(C)2021「CUBE」製作委員会 
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