坂本真綾&杉田智和インタビュー『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』連載<第5弾> 「映画の一番ラストのセリフ」「エスカノール役に決まった後、梶裕貴さんから連絡が来ました」

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2021.7.4

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SPICEでは、『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』(公開中)に出演するキャスト陣の連載インタビューをお届け!

ラストとなる第5弾は、坂本真綾(マーリン役)&杉田智和(エスカノール役)が登場。劇場版の見どころや、約7年半の思い出、そして〈七つの大罪〉団長ならぬ“座長”を務めた梶裕貴へのメッセージを訊いた。

【インタビュー】坂本真綾(マーリン役)

──『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』の台本を読んでの感想と、演じるにあたり特に大切にしたシーンを教えてください。

正直、みんな楽しそうだなーと。マーリンは大罪のみんなとは別行動だったので、戦いもないし、見せ場はあんまりないんです。しいて言えば、映画の一番ラストのセリフがマーリンの言葉だったので、いい感じで締めくくれるようにしたいなと思いました。​

──これまでのTVシリーズのアフレコや、イベント、ラジオなども含めて、『七つの大罪』キャストとの印象的なエピソードといえば?

みんなとても仲がいいし、アフレコ現場はいつも楽しい笑い声があちこちから聞こえてくる感じでした。収録後にみんなで食事に行ったりしたこともいい思い出です。​

──役者さんとして、『七つの大罪』で演じられたキャラクターや共演者から、どんな刺激を受けましたか?

年上も年下もキャリアも関係なく、みんな尊敬すべきところのある素晴らしい方ばかり。久野美咲ちゃんはいつもホークらしいアドリブを自由自在に発していてすごいなあと思うんですが、そのために事前に家で入念に映像をチェックしてアフレコに臨んでいることが伝わってきたし、本当に真面目で真摯なところが素敵だなと思います。髙木裕平​さんはゴウセル役をもう何年も演じてきたにも関わらず最終シーズンのアフレコでも音響さんとコミュニケーションをとりながらご自身の演技について研究されている姿を目撃しました。悠木碧さんはいつどこの現場で会っても「この人じゃなきゃダメだ!」と思わせてくれる絶対の存在感があるし、見渡す限り刺激をくれる共演者ばかりです。​

──メリオダスとエリザベスにかけられた呪いを解放するために、長い戦いが描かれた本作。この約7年半の中で、ご自身が声優さんとして・ひとりの人間として、「何かから解放されたな」と思う瞬間や出来事はありましたか?

大きな荷物からの解放。ここ数年、普段持って歩く荷物が減ってます。昔はどこに行くにも妙に大荷物でしたけど、今や台本は手に持って、スマホはポケットに入れて、以上!出勤!というスタイルが増えました。​

──最後に、〈七つの大罪〉団長であるメリオダス、そして梶裕貴さんへのメッセージをお願いします。

梶くんおつかれー。メリオダスだけでなくゼルドリスもあって、忙しそうだったね。エネルギーのいる役をやり遂げて、大変なこともいっぱいあったと思うけど、達成感に包まれているといいなと思います。​

 

【インタビュー】杉田智和(エスカノール役)

──役者さんとして、『七つの大罪』で演じられたキャラクターや共演者から、どんな刺激を受けましたか?

エスカノール役に決まった後、梶裕貴さんから連絡が来ました。わざわざ共通の知人に私の連絡先を聞いてまで、です。彼の作品に対する真摯な姿勢はまさに団長です。とても心強かったです。

──最後に、〈七つの大罪〉団長であるメリオダス、梶裕貴さんへのメッセージをお願いします。

梶君。いつもの頼りがいがある君も良いけど、昔みたいに無邪気に自分の好きなものを聞かせておくれ。聞いてて楽しいからさ。​

公開中の『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』は、先日最終回を迎えたTVアニメから続く“最終章のその先”を描いた、原作者・鈴木央氏が描き下ろしの完全新作オリジナルストーリー。完結を迎えたはずの彼らの物語が、まだ誰も見たことのない壮大なスケールで、再び幕を開ける。

上映情報

『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』
公開中
原作:鈴木 央 『七つの大罪』(講談社「週刊少年マガジン」)
監督:浜名孝行 脚本:池田臨太郎
CAST:梶 裕貴、雨宮 天、久野美咲、悠木 碧、鈴木達央、福山 潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和
制作:スタジオディーン
製作:「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
配給:東映
公式サイト: www.7-taizai.net
公式Twitter:@7_taizai
(C) 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会

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