耳の聞こえない目撃者を殺人鬼が斧で襲う 映画『殺人鬼から逃げる夜』から本編映像を一部公開
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9月24日(金)公開の映画『殺人鬼から逃げる夜』から、本編映像の一部が解禁された。
『殺人鬼から逃げる夜』は、殺人現場を目撃した耳の聞こえない女性と、彼女を狙う殺人鬼の攻防を描いたスリラー映画。2021年8月に開催された『第25回ファンタジア国際映画祭』では長編アジア映画の観客賞(銀賞)を受賞している。主演のチン・ギジュ(『リトル・フォレスト 春夏秋冬』)が耳の聞こえない目撃者・ギョンミを演じるほか、ホラー映画『コンジアム』で第39回青龍映画賞新人男優賞を受賞したウィ・ハジュンが連続殺人鬼・ドシクを怪演。そのほか、『ゴールデンスランバー』のパク・フン、『はちどり』のキル・ヘヨンらが出演。また、本作が初監督作となるクォン・オスン氏は、脚本も手がけている。
解禁された本編映像は、殺人鬼・ドシクがギョンミを襲う一幕を切り取ったもの。自室にこもったギョンミがドアに手を当てると、目の前に斧が飛び出してくる。殺人犯ドクシは、壊れたドアの隙間から顔を出し、「何してる?ママのところへおいで」と語りかける。ギョンミは決死の覚悟で窓から飛び出して逃走をはかる、今度はドシクに髪を捕まれて宙づり状態に。ギョンミは逆にドシクを引きずり落とそうと試みるが、あえなく自分だけ地面に落下してしまう。
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映画『シャイニング』にオマージュを捧げたというこのシーンについて、殺人鬼・ドシクを演じたウィ・ハジュンは、「ドシクは彼女をただ単に殺そうとはせず、極限の恐怖に追い詰め、その状況をまるでゲームでもしているかのように楽しんでいる。背筋が凍るようなドシクの殺人ゲームが最高潮に達した瞬間という意味で、最も恐ろしいシーンではないかと思う」と撮影を振り返っている。
『殺人鬼から逃げる夜』は9月24日(金)TOHOシネマズシャンテ他 全国順次公開。