ミドル級初代王者が決定!『K-1 WGP 2023』は6/3に横浜武道館で開催
『K-1 WGP 2023 ~初代ミドル級王座決定トーナメント~』が6月3日に横浜武道館で行われる (C)K-1
『K-1 WGP 2023 ~初代ミドル級王座決定トーナメント~』が6月3日(土)、横浜武道館(神奈川県)で行われる。
このトーナメントではリミット75kgの新階級で、K-1初代王者のベルトを争う。出場は日本人2人、外国人6人の合計8選手。1回戦の対戦カードは以下の通り。
・神保克哉(日本)vs リー・ホイ(中国)
・ダニロ・ザノリニ(ブラジル)vs ハッサン・トイ(トルコ)
・松倉信太郎(日本)vs ヴィニシウス・ディオニツィオ(ブラジル)
・ムスタファ・ハイダ(イタリア)vs MIKE JOE(フィリピン)
・リザーブファイト:ブハリ亜輝留(日本)vs 吉野友規(日本)
大会第2試合に出場する神保は、同階級のベルト創設を長い間、中村拓己K-1プロデューサー(P)に訴え続けており、それが今回のトーナメント開催に繋がった。
神保は「俺の発言がなかったら存在しなかったベルトなので、何が何でも俺が獲らないといけない」とコメント。「みんな俺のために集まってくれてありがとうって感じで、俺が優勝します。トーナメントに参戦する選手はみんなベルトを持っていいて、俺だけ持っていないので、これは何が何でも獲らないといけないと思っています」とその執念は半端ない。
1回戦の相手は“中国ミドル級最強”の呼び声も高いリー・ホイ。パンチ中心にガツガツ攻めるタイプで、そのファイトスタイルから現地では“大魔神”と呼ばれる。
中村Pは「2人ともパンチ主体で、戦い方や得意な距離も似ているので、噛み合う試合になると思う。トーナメントの火付け役になる」と期待を寄せているようだ。
神保は6連勝後に迎えた今年3月の「K'FESTA.6」で、ディオニツィオに判定負けという不覚を喫した。それでも「大一番の前に負けを経験した方が気持ちも引き締まる」と不安は全くない。
ファンが待ち望むのは、松倉との決勝での顔合わせ。神保は「みんなそれが見たいですよね、絶対。向こうは上がってこれるかなって感じですけど。そこでは絶対に負けないですよ」と自信を見せる。
過酷な1日3試合のワンデートーナメントを制するのは誰か? 神保が本物になるか、ビッグマウスで終わるか? 重いクラスでのKO必至の激闘からは一瞬たりとも目が離せない。
大会の全試合順は以下の通り。
[プレリミナリーファイト第1試合/K-1フェザー級/3分3R]
橋本雷汰(日本/BFA-SEED)vs寺島想(日本/AX GYM)
[プレリミナリーファイト/K-1ミドル級/3分3R]
夜叉猿(日本/力道場静岡)vs大石昌輝(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
―本戦―
[第1試合/K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R]
ブハリ亜輝留(日本/WSRフェアテックス幕張)vs吉野友規(日本/K.Y.T)
[第2試合/K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・1回戦(1)/3分3R・延長1R]
神保克哉(日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER)vsリー・ホイ(中国/西大秦騫秋ジム/CFP)
[第3試合/K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・1回戦(2)/3分3R・延長1R]
ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアンタイ)vsハッサン・トイ(トルコ/Team Toy)
[第4試合/K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・1回戦(3)/3分3R・延長1R]
松倉信太郎(日本/team VASILEUS)vsヴィニシウス・ディオニツィオ(ブラジル/ブラジリアンタイ)
[第5試合/K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・1回戦(4)/3分3R・延長1R]
ムスタファ・ハイダ(イタリア/Fight Club Firenze)vs MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)
[第6試合/K-1バンタム級/3分3R・延長1R]
大久保琉唯(日本/K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)vs齊藤龍之介(日本/ドージョー☆シャカリキ)
[第7試合/K-1バンタム級/3分3R・延長1R]
壬生狼一輝(日本/力道場静岡)vs白幡裕星(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
―休憩―
[第8試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]
椿原龍矢(日本/月心会チーム侍)vs森坂陸(日本/エスジム)
[第9試合/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]
佐々木大蔵(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vsパコーン・P.K.センチャイムエタイジム(タイ/P.K.センチャイムエタイジム)
[第10試合/K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R]
1回戦(1)勝者vs1回戦(2)勝者
[第11試合/K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R]
1回戦(3)勝者vs1回戦(4)勝者
[第12試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
中島千博(日本/POWER OF DREAM)vsハン・ギョンミン(韓国/RAON GYM)
[第13試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
大岩龍矢(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs横山朋哉(日本/リーブルロア)
―休憩―
[第14試合/K-1バンタム級/3分3R・延長1R]
池田幸司(日本/ReBORN経堂)vsペットモンコン・スーンキラーフォイトム(タイ/Soonkilahuaytom Gym)
[第15試合/スーパーファイト/K-1バンタム級/3分3R・延長1R]
黒田斗真(日本/K-1ジム心斎橋チームレパード)vsラマダン・オンダッシュ(レバノン/Team Ondash)
[第16試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]
与座優貴(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vsアーロン・クラーク(アイルランド/Soma Fight Club)
[第17試合/スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R]
金子晃大(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vsエムレ・カラジャ(トルコ/Emre Karaca Fight Club)
[第18試合/K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R]
準決勝(1)勝者vs準決勝(2)勝者
ポスター中央が黒田斗真 (C)K-1
ポスター中央が与座優貴 (C)K-1
ポスター中央が金子晃大 (C)K-1
第15~17試合には、K-1の現役チャンピオンによるスーパーファイト3試合が組まれた。黒田斗真、与座優貴、金子晃大が防衛戦を前にキレのある動きを見せられるか、こちらもしっかりと見守りたい。