公式ツイッターの画像が好評! ミーアキャットの大家族「市川市動植物園」vol.2
日曜・祝日には「動物たちのパクパクタイム!!」を開催
園内の随所に飼育員さんたちの工夫や愛情が感じられ、アットホームな雰囲気が魅力の「市川市動植物園」(千葉県市川市)。前回は、テレビなどでも度々取り上げられている「流しカワウソ」を紹介しましたが、同園には、コツメカワウソ以外にも人気の動物たちがたくさんいます。
レッサーパンダ
まずは、レッサーパンダ。同園が開園するきっかけの1つともいえる存在です。開園する前年の1986年に、市川市の友好都市である中国四川省楽山市からレッサーパンダが2頭寄贈されました。つまり、2頭のレッサーパンダが同園の飼育動物第一号だったのです。現在同園には、11頭のレッサーパンダが飼育されています。飼育数の多さや見られる距離の近さなどから、「レッサーパンダを見るなら、市川市動植物園!」というレッサーパンダファンも多いです。同園では、園内の竹林から笹の葉を採集し、レッサーパンダに与えています。
ミーアキャット
同園の公式ツイッターで人気を集めているのは、ミーアキャットの大家族。現在飼育されている14頭は、両親とその子どもたちです。ツイッターでは、「尋常じゃない雰囲気をかもし出しているけど、実はただの昼寝だったシリーズ」(寝ている画像)や「今日もお掃除の邪魔」(スコップやほうきにまとわりつく画像)など、飼育員さん目線の写真が人気を集めています。同園の公式サイトでは、「リツイート」「お気に入り」の登録数が多かった画像を選んで「Twitter月刊大賞」を紹介していますが、最近はミーアキャットの受賞率が高いです。
毎週日曜・祝日には、動物たちがエサを食べる様子が見られる「動物たちのパクパクタイム!!」が開催されます。レッサーパンダ、コツメカワウソ、ミーアキャット、ニホンザルなど、人気の動物たちの食事風景を見ることができるので、入り口ゲート前の看板で開催時間をチェックするのを忘れずに!
ニホンザル
たくさんのニホンザルが暮らすサル山では、赤ちゃんたちも元気に遊んでいます。「動物たちのパクパクタイム!!」に合わせて行けば、食事風景も観察できます。暑い日は、サルが泳ぐ様子も見られるかも!?
スマトラオランウータン
ミーアキャットほどの大家族ではありませんが、スマトラオランウータンの家族も人気。1992年に、姉妹都市であるインドネシアのメダン市より寄贈された父親のイーバンと母親のスーミー、そして2003年に生まれたウータン(オス)、2010年に生まれたリリー(メス)の4頭が暮らしています。
ミニ鉄道
オランウータン舎の近くには「ミニてつ広場」があり、ミニ鉄道に乗ることもできます(100円)。曜日によって先頭車両が変わり、「北斗七星(ディーゼル機関車)」のほか、「新幹線N700系のぞみ」「新幹線E5系はやぶさ」が運行しています。