ReoNaにとって『シマユイあまみ』とは何だったのか? そして走り出す『動脈』と『静脈』 回り道の先にある『ぴあアリーナ2days』に向けての思いを語る

インタビュー
アニメ/ゲーム
2026.5.26
ReoNa

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3月に故郷奄美大島で開催された『ReoNa Free Live2026 in 奄美大島“シマユイ あまみ”』はReoNaのアーティスト人生に置いて、これまでとこれから全てを踏まえても、間違いなくエポックな出来事だった。地元で行われたこのライブの中、ReoNaの胸中に去来していたものは何だったのだろうか?そして来たるべき「動脈」「静脈」の両ツアー、来年のぴあアリーナMMでのライブ2DAYSへの思い、そしてどういう形でReoNaという存在を受け取ってもらいたいのか?SPICEでは急遽アポイントを取り、インタビューを敢行した。

是非今のReoNaのそのままの言葉を感じてもらいたいと思うし、記事に連動して用意したSPICE先行受付から、現地に足を運んでもらえたら、独占でお届けする。

※記事の最後には、「動脈」「静脈」両ツアーのSPICE先行申込リンクもご用意しました。ぜひお見逃しなく。


――まずは『ReoNa Free Live2026 in 奄美大島“シマユイ あまみ”』の振り返りからお聞きしたいです。あのライブからもう1ヶ月半ほど経ちました(4月の中頃に取材)。改めてあの日はどんな日だったのでしょう?

今振り返っても、ReoNaが歩んできた道のりや、色々なものが本当に結ばれた日だったな、という気がします。私、意識してなかったんですけど、『シマユイ あまみ』を経てから、色々なところで「『シマユイ あまみ』の空気がまだちょっと残ってるね」みたいなことを言われるんです。あの日の空気の柔らかさだったり、お客さんの表情というのが、今でもライブの中に尾を引いている気はしています。

――今までのライブとはアプローチだけじゃなくて、何もかも違ったじゃないですか。ReoNaさんのライブはフォーマットをきっちり作って、それにのっとってパフォーマンスをするという印象があったんです。でもあの日はそれまでと違う形の表現や表情が生まれていました。あれは自然と生まれたものだったのでしょうか?

「今日はいいや!」というような気持ちは、もしかしたらちょっとあったかもしれないです。でも、わざといつもと違うふうにしようって意識していたわけではなく、奄美大島っていう自分の故郷で、ライブに駆けつけてくれた島人(しまんちゅ)の人も、島外の人もいるあの空間で、感じたことに嘘をつかなくていい状態にチーム全体がしてくれていたのかなと思います。

――すごく特殊な空間でしたし、ReoNaさんのファンも奄美大島に駆けつけました。そんな東京に出てきてからのファンが、自分が生まれた場所にあれだけ来てくれるっていうのはいかがでしたか?

これは経験したことある人がいるかもしれないんですけど、例えば大人になってからできた友達とか、仕事仲間が、自分の故郷にいるって、すごく不思議な感じがすると思っていて。私、以前初めて仕事として奄美大島にスタッフと一緒に帰った時にも思ったんですけど、なにか自分の幼少の頃の景色のような私の原点に、大人になって出会ってくれた人とか、“ReoNa”というアーティストとして出会ってくれた人たちがいる景色がすごく不思議で。自分の人生がそこで一つ交わったような気分になったんです。「本当に私の人生って地続きだったんだ」というか。

――自分の中で『シマユイ あまみ』の瞬間まで、東京にいるReoNaと、島にいた頃の自分が感覚としてセパレートされていた。

はい、その2つを意識的に分けているわけではないんですけれど、これはきっと私だけの感覚じゃないと思っていて。幼少期の記憶を辿る時に、本当に今の自分と一本線なのか? って不思議になる瞬間ってないですか?

――あるかもしれないですねそれ。

幼稚園や小学校の頃の自分とか、紛れもなく自分自身なんだけど、物心ついた頃の自分と今の大人になった自分っていうところに、何か隔たりがあるような、そういう感覚はきっと誰しもあるんじゃないかなと思っていて。ある種のタイムスリップじゃないですけど、自分の原風景と、大人になった私の記憶が結びつくのが不思議で。大人になってから通っていた小学校に行くみたいな。そういう感覚に近いのかなと思いました。

――今回ライブレポートを現地からやらせていただいたんですが、二つ、あのライブを見るまでに「どう解消するんだろう?」と思ったことがあって。

書いていらっしゃいましたね。

――ReoNaの音楽性、都会のエアポケットにはまってしまった絶望少女の”お歌“と、ゆったりとした奄美の空気との整合性はどこで取れるんだろう? と正直思っていたんです。でも、それが気持ちよくハマっていったライブでした。あの感覚が不思議で。

そこは私だけじゃなくて、関わってくれた人たちみんなが、どう擦り合わせよう? という意識があったのだと思っています。会場の下見や、照明チームや舞台チームなどが先んじて現地の景色を見てくれた時に「ここだったらReoNaのあの曲を聴きたいよね」みたいな会話がなされていたらしく、そういうのもすごくヒントになりました。

――スタッフが感じたことが反省されたことも、あの空間が作られた要因なんですね。

でもリハーサルは都内のスタジオだったので、スタジオではいい感じだけど、これ実際に現地に行ったらなんかちょっと似つかわしくないのかも……みたいな悩みは、本当に最後の最後、なんなら全部リハーサル終えた後すらも頭の中にはありました。セットリストの決め方や、どういう想いを言葉にしようっていうところは、根っこと幹は東京で作るけど、葉っぱと花は現地にしか咲かない、みたいな意識でした。正直全員「これやっぱり行ってみないと分かんないよね」はあったかなと思います。

――ReoNaさんの中でもやってみないと分からないってのがあったんですね。

ありましたね。

――雨が降ってきて前日のリハーサルも途中で終わったから、ある意味本番で見えるもので勝負だっていうのがあったのかもしれないですけど、ご自身の中で、セットリスト含めて歌われて「今何かハマってるな」って思った瞬間ってあったりしたんでしょうか?

どうなんだろう……私の中でも本当に発見だらけだったんです。外で、みんなの顔が100%見える状態での「step, step」って意外といいものだな、とか。エルザと一緒に、奄美にただいま出来たなっていう感覚とかは、すごく感じましたし、それこそ今回の『シマユイ あまみ』もアルバム『HEART』から続く道のりの一つだったと思っているので。あの場所で『HEART』は一つ要(かなめ)にもなっていたのかなと思いますし。語りだしたらキリがないんですけど。

――確かにそうですよね。

でも一番は……普段ライブでお歌をお届けする時に、あくまでお歌の所在位置は“私”と“受け取ってくれているあなた”という1対1であるべきだと思っていて、私ごとでもあるんだけど、あなたごとにもしてほしいと思っているんです。

――一対一、はデビューの時からの言葉ですもんね。

私の経験、私の感情に紐づくところから歌が生まれたり、私とクリエイターさんの間から生まれたものだったり、あなたが今感じていることや、経験してきたことと寄り添え合えたら……ということをすごく意識しているんです。「あっ、ReoNaってそういう気持ちだったんだ」だけじゃない音楽を目指してきたんですが、あの日の「ガジュマル (〜Heaven in the Rain〜)」はその“私とあなたの間の中間地点”がすごくReoNa寄りになってしまったなと思っています。

――やっぱり一対一をし続けているのがReoNaさんですが、あの瞬間だけはお客さんはじいじ(祖父)とReoNaさんの会話をただ見るっていう。今までのReoNaさんのライブではあまりなかった時間なんじゃないかなと思いました。普段客観視できないんですよ。ReoNaさんの歌って、どこか歌われている事を自分ごとにしたくなるというか。

自分ごとにしてほしいと思っています。

――でも、『シマユイ あまみ』の「ガジュマル」が歌われたあの瞬間だけは、自分のことにしちゃいけないんだろうなって空気があった。奄美の空、空気もあったし、ReoNaさんが歌う前にブレス以外で、深く深呼吸をするって、実はあんまりない。

そうですね。ないですね。

――それを見て「今何かのスイッチを入れたんだな」と思ったんです。そうだよな、奄美で初めて歌う「ガジュマル」だもんなって思ってどこか納得がいった。ReoNaという存在を追いかけているからこそ、感じられたことなのかも知れませんが、やはり特別だった。

特別でしたね。奄美大島っていう場所で「ガジュマル」を、しかもあの風吹く丘の上で歌えたことにはすごく意味を感じていて。応援してくれたじいじの事を思って作った曲で、じいじは私のライブを一度も見れなかったから……何の気なしに会場から見て「あっちの方角にじいじのお墓があるんだよね」って話をしたら、「ガジュマル」の最後のサビの時に、じいじが眠っている方から風が吹いてきて。一緒に歌ってくれているのかな、見に来てくれたのかな、そんなことを感じながら歌いました、本当に二度とない時間だったと思います。

――『シマユイ あまみ』は特別だったとファンの方も言っていますよね。理由を考えていたんですけど、ライブで“一対一”じゃない瞬間のReoNaさんが見れたというのが大きいんじゃないかなと思っていて。ReoNaのライブは「私とあなたの間にお歌があって、物語がある」というものだと思っていますが、『シマユイ あまみ』では「申し訳ないけど今はReoNa個人としての音楽です」っていう瞬間、結構多かったと思うんですよ。

はい、多かったと思います。

――『シマユイ あまみ』はReoNaさんが奄美大島の出身だって名乗るための儀式だと思ったんです。奄美の人間だというアイデンティティ(存在証明)をちゃんと持って活動していくよっていう宣言と言うか。最後「結々の唄」(読み:ゆいゆいのうた)でチヂンをたたきながら練り歩くのを見て、僕はあれは奄美に向かって歌っていた、と思ったんです。

でもそうだと思います。

――そこで聞きたいのは、ReoNaさんの中で、生まれやルーツ的なアイデンティティを欲していた部分はあるのでしょうか?

アイデンティティが欲しかったっていう意識はあんまりないかも。

――これは勝手な印象ですけど、ReoNaさんには最初にお会いした時から“根無し草”な印象があったんです。でももうデビューから7年、アニソンシンガーとしても土台ができている中で、やっぱり自身のアイデンティティを探していたのかな、と勝手に思ったんです。

私がアイデンティティっていう言葉が噛み砕けてないだけかもしれないんですけど……自分を形作るものの一つとして、私にとって家とか家族ってある種、呪いじゃないですけど、10代の頃とか家というものに、なんて言ったらいいんでしょうね……執着できない。一周回ったら執着していたのかもしれないんですけど。

私にとって家、家族というものが心の拠り所ではなかった時間がすごく長かったので、自分のルーツだったりとか家族だったりとか、生まれというものに対して、なかなか興味を持ちづらかったし、向き合いづらかったし、それこそ“根無し草”というか……学校にも行けなくて、家にもなかなか寄りつかなくなって、そうこうしているうちに奄美にもなかなか帰らなくなったりとか、帰ってもちょっと居場所がないというか、普通に学校に通って就職しようとしている同世代の親戚とかが、どうしても眩しく見えちゃったりとか……。そういう時間を経て、やっと今胸を張って「ただいま」と言いながら自分のルーツを手繰れるようになったのかなっていう感覚でした。

――家族とか、生まれとかに対してあまりポジティブな印象を持っている人じゃないんだろうな、と勝手に思っていたんですが、でも誇れるものができたっていう感じなんでしょうか。

そうですね。今回私も知らなかった私の血脈とも結構出会う機会があって。私のおばあちゃんが歌者(うたしゃ)だったんだよとか。あやまる会で歌ってくれた平田まりなさんが、実は親戚だったり。私のルーツの中に音楽というものが根付いていたというのを知ったんです。親戚のおばあちゃんに会いに行った時に「ReoNaが島に残っていたら、島歌やってたかもね」とか、そういう今だから受け止められる自分の生まれみたいなものは、今だから探しに行けた気がしています。

――奄美の滞在中に撮影されたという「結々の唄」のMVも公開されました。撮影のエピソードがあればお聞きしたいです。

「結々の唄」というタイトルの通りに、結の心がないと撮れなかったMVだと撮りながら思っていて。今回、奄美大島で撮影するにあたって、勝手が普段となかなか違って。いろいろと現地でご協力してくださる方の力がないと叶えられないことがいっぱいあったんです。奄美テレビの方が撮影当日にお手伝いに入ってくださって、ザブザブと海に入りながらサポートしてくれたりとか。さっきお話に出た平田まりなさんが、自分の撮影日でない日にたまたま近くを用事で通りかかって、撮影の様子を見に来てくれたりとか。老若男女みんなが一つの音、踊りのもとに集う瞬間が、本当に“結の心”だなと思っています。

■人が好きだから、期待するから、裏切られることだってある

――「結々の唄」の歌詞の中にもある、「やっぱり人が好き」っていう言葉のことも聞きたいです。ReoNaさんから以前「絶望っていうものがどういう形でも無くなることはない」っていう言葉がありましたが、そこから「やっぱり人が好き」っていう言葉を発するに至る心情の変化というか、ファンの人たちは何かあったのだろうか? と思うんじゃないかなと。

私は間違いなく、ずっと人が好きなんです。ただ……人が好きだから、期待するから裏切られるじゃないですけど、信じるから裏切られるし、自分が誰かに対して配った心だったりとか、善意の下で人と近づいても、相手からそれがまっすぐ返ってくるとは限らない、というところで多分……絶望してきたり、苦しんできたり……なんて言ったらいいんだろうな……まず「やっぱり人が好き」というのは、奄美にいる時にどこかのタイミングでふと私からこぼれた言葉なんです。ちっちゃい頃はシマンチュ(島人)って世話焼きだし(笑)。煩わしいなって思う部分もあったんですけど。

――それは実際に現地に行って感じました。

放っておいてくれることが基本ないんです。そんな、何でもかんでも知ろうとしてくるところに、ちょっと苦しくなった時期とかはあったんですけど、大人になって奄美に帰ってみると、ここまでお互いがお互いに対して親身でいられる場所ってやっぱり珍しいなと思って……きっと自分自身に対して頷くような「やっぱり人が好き」だったんじゃないかなと思います。

――絶望系でありながら「やっぱり人が好き」っていう、ある意味の二律背反って、僕はReoNaさんしかできないと思っているんです。でも言葉を聞けば「人間そういうとこあるよね」「好きだから裏切られるよね」というのは凄くよくわかりますね。

やっぱり嫌いなものに嫌われるより、好きなものに嫌われる方が辛いじゃないですか。

――確かに。絶望の度合いとしてはそうですよね。それを踏まえて今度ツアーが走っていくわけです。

はい「-動脈-」そして「-静脈-」ツアーがあります。

――夏に「-動脈-」、秋に「-静脈-」、それを踏まえて来年3月のぴあアリーナMM公演を迎えようとしているわけです。内容はこれから作っていくタイミングだと思うんですが、やはり「-動脈-」は激しくなりそうな感じですか?

そうですね。前回も『De:TOUR』という回り道から武道館に向かう流れだったんですが、『De:TOUR』は振り返っても屈指に大変だったツアーで。

――しんどかった?

しんどかったと同時に、武道館に行く前に絶対に通っておかなきゃいけなかった通過儀礼でもあったなと感じていて。あの時は初めてのオールスタンディングの「-歪-」と、シーティングの「-響-」を交互に歩んでいて、あれがないと、武道館にはたどり着けてなかったなと思っているんです。

今回もきっと振り返った時に、「-動脈-・-静脈-」ツアーがなかったら、ぴあアリーナMM公演にたどり着けなかったよねって思える、力強い足跡にしていかなきゃいけないと思っているので、きっとまたもう一歩踏み出せるツアーが待ってくれているんじゃないかな、と勝手に思ってます。

――基本的にReoNaさんのライブはオールシーティング推奨じゃないですか。

そうですね。

――今回の「-動脈-」だったり、前の「SQUAD JAM」のようにオールスタンディングの時は、気合のスイッチの入り方とか体力の使い方って違うんでしょうか?

うーん……でも意外と変わらないのかも。

――ライブに対する精神的なものや体力的にはあんまり差はない?

あまり差はないかもしれないですね。激しい楽曲が多いからしんどいっていうわけでもない気がしていて、意外とアッパーな楽曲をお届けした時よりも、繊細な楽曲をお届けした後の方が終わった後、足もう動かないかも、ってなりますし。削り出し方がそれぞれ違うような気はします。でも絶対値は近いところにあるみたいな感じはしています。

――『De:TOUR』、訳して「回り道」っていう言い方はすごくいいですよね。ストレートに大きいことをやるんじゃなくて、ReoNaさんの人生っぽい。真っ直ぐ生きてここまで来ていないというか。

そうですね。ひねくれてますね(笑)。 まっすぐゴールしないんですよ、ゲームでもサブクエ中心にプレイしたり横にそれながら、なるべくラストに向かうのに遠ざかって行っていくような人間なので。一つきっと節目的な大きい瞬間の前に「回り道」をするっていうのは、ReoNaらしい歩み方な気が最近してきました。

――それは早くやって終わりたいわけじゃなくて、そこに行くまでに楽しみたい?

楽しみたいとはなんかまた違う気もする……何かをかき集めたいんでしょうね。自分の経験値もそうですし、色んな場所でReoNaの歌を聴いてくださっている人、ライブに足を運んでくれている人、いろんな自分が足を運んで、お歌をお届けしに行くことでしか得られない何かというか、回り道することでしか得られない何かがあるんじゃないかと思っています。

――やはり今回のぴあアリーナMM公演は集大成にならざるを得ないと思うんです。

そうですね。

――体験してほしいですよね。実はReoNaのライブってよく知らないんだよねって人もいると思うし、フェスでしか見たことない人もいると思うし。フェスのReoNaさんと、ツアーのReoNaさんはだいぶ違いますよね。

違うと思います。限られたフェスの時間の中にしか作れない良さもきっとあるし、ワンマンライブという時間だからこそ構築できるものもある。フェスで気になってくださった方には、「こういう側面もあるんだな」って、きっと驚いてもらえるところもあるんじゃないかなと思います。

――ReoNaさんご本人に聞くのは変な話なんですけど、ReoNaさんから見た、ReoNaさん自身から見たReoNaのイメージ。周りの人はどう思っていると思います?

どう思われているんだろう……出不精なのはばれていると思うんですけど(笑)。

――そうですね(笑)。

猫好きで出不精とは思われていると思うんですけど……でも、そろそろ「やっぱり人が好き」もバレてると思います。

――音楽性ではどうですか?例えば「ANIMA」は知ってるとか、そういうライトユーザーに、どう見てもらいたいのかなと。

そうですね……二つあります。一つはその作品『ソードアート・オンライン』をはじめとした、たくさんの方に届いてる“作品のひとかけら”であるReoNa。『シャドーハウス』とか『月姫』を歌っている子ね、とか『アニサマ』で見たことある子だ、とか。そういうその作品との掛け算で知ってもらえる私に加えて、例えばですけど「生きてるだけでえらいよ」ってこの子の曲だったんだとか。願わくはReoNaっていう人間じゃなくて、楽曲を入り口としてReoNaという存在にたどり着いてくれる人が、今後多くなったら嬉しいと思っています。

――例えばテレビとかに出たとして、「この子、可愛いから曲も知ろう」というよりも「あの曲ってReoNaだったんだ」っていう動線を増やしたい?

ということが増えたら嬉しいです。私もそういう経緯で好きになるアーティストさんが多かったなと思うので。誰かがふと耳にした時に刺さる楽曲でありたいし、じゃあ、その楽曲に出会う機会って、アニメ以外のところだったらReoNaってどういうところにお歌を置いておいたら出会ってくれる人がいるんだろうなというのは考えます。私の場合は結構、ニコニコ動画とかYouTubeで楽曲に出会うことが多かったので。今の世代は当時の私みたいな人ってどこで曲を知るんでしょうかね。

――僕らの世代(40代)は多分ラジオですよね。

ラジオって、凄くいい出会い方ですよね。顔も分からないし、純粋に耳から入ってくるメロディと歌詞しかない。だからこそ根強く記憶に残る瞬間って絶対あると思うんです。

――今はSNS世代だし、いろいろな見せ方がありますけど、今ReoNaさんとしては、曲からReoNaさんへたどり着く動線が欲しいんですね。

そうあってほしいなと思います。前情報なく楽曲に出会って受け取ってくれる人がいてくれたらいいなと思いますし、きっとこういう人が出会ってくれたら、こういう風に受け取ってくれるはずだ、って思って作ってるお歌たちがたくさんあるので。

――先ほどReoNaさんも言われていましたけど、これなんだろう?と思って自分から調べたものって、忘れないんですよね。

そうなんですよね。それこそ私も歌詞をメモって検索とかしていましたし。

――歌詞を一生懸命聴いて、一部を覚えて「生きてるだけで ReoNa」とかでネット検索するんですよ。そういうふうにもっと音楽に触れて、ReoNaさんを知ってもらえる機会に、今回のツアーはなるといいですね。

そうですね。この曲しか知らないけどライブ行ってみようかなとか。そういう気持ちで、気軽に出会いに来てもらえたら。自分は普段、ライブハウス行くこと多いから、オールスタンディング行ってみようとか。あまり普段ライブ行かないから、ホールでゆっくり座って聴いてみようとか、あなたの形に合わせて「-動脈-・-静脈-」を選んで歌を受け取ってもらえたらいいなと思います。

――では、ReoNaさんのツアー、ライブに興味がある皆さんに向けて、最後に一言お願いいたします。

SPICEさんには、本当にデビュー当初からインタビューやライブレポートをたくさんたくさん残していただいています。ReoNaの言葉も、そしてReoNaの歌を受け取ってくれた加東さんの言葉もふんだんに残っています。

普段、あんまりこういうお話ししてこなかったと思うんですけど、もしこの記事を最後まで読んでくださっている方は、ぜひ『シマユイあまみ』のレポートや、過去の武道館公演のレポートなど、SPICEさんの今までのアーカイブにもぜひ触れていただけたら嬉しいです。これからもライブレポートやインタビューをお届けしていきたいですし、今回のSPICE先行という販売も紐づけて、今後も何か面白いことを一緒にできたらいいな、と思っているので、引き続き「SPICE×ReoNa」をお見逃しなく!

取材・文:加東岳史

ツアー情報

『ReoNa Live Tour 2026 De:TOUR-動脈-』

2026年
07/19(日)大阪・Zepp Namba
07/20(月・祝)福岡・DRUM LOGOS
07/25(土)東京・Zepp Haneda
08/08(土)愛知・Zepp Nagoya
08/10(月)宮城・仙台 Rensa
08/21(金)北海道・PENNY LANE
 

『ReoNa Concert Tour 2026 “De:TOUR -静脈-”』

2026年
10/03(土) 千葉・浦安市文化会館 大ホール
10/04(日) 千葉・浦安市文化会館 大ホール
10/20(火) 福岡・福岡国際会議場
10/24(土) 兵庫・神戸国際会館
10/29(木) 東京・LINE CUBE SHIBUYA
11/23(月・祝) 宮城・トークネットホール仙台(仙台市民会館)大ホール
12/05(土) 愛知・Nittera日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
12/10(木) 北海道・札幌市教育文化会館 大ホール
 

今回の記事を記念して、特別にSPICE先行を実施!
受付期間:5/26(火)10:00~6/21(日)23:59

はこちらから

https://eplus.jp/sf/cl/live/reona-spice


SPICE先行でをご購入の方にはReoNa×SPICEのアンケートをお送りします。

回答者の中から抽選でプレゼントを予定しております
(プレゼントの内容に関しては後日発表)


※アンケートはの当選発表後、ご購入いただいた方にイープラスよりメールで連絡いたします。
「@eplus.co.jp」からのメールを受け取れるよう設定をお願いします。

シマユイあまみライブレポートはこちら

https://spice.eplus.jp/articles/344830

ReoNaのデビューから追い続けた各種記事は全てこちらから!

https://spice.eplus.jp/featured/0000154104/articles

ライブ情報

『ReoNa ONE-MAN Concert 2027 「ハロー、アンハッピー」 atぴあアリーナMM』

2027年

03/06(土)神奈川・ぴあアリーナMM
『ReoNa ONE-MAN Concert 2027「ハロー、アンハッピー」atぴあアリーナMM ~逃げて逢おうね~』
03/07(日)神奈川・ぴあアリーナMM
『ReoNa ONE-MAN Concert 2027「ハロー、アンハッピー」atぴあアリーナMM ~やっぱり人が好き~』
 

リリース情報

ReoNa DIGITAL SINGLE「結々の唄」(読み:ゆいゆいのうた)

配信中
 
ReoNa OFFICIAL SITE:https://www.reona-reona.com/
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