【対談】Am Amp×Earthists. ディープな音楽トークで共闘、バンドの歩み方から音楽ルーツを語り合う

動画
インタビュー
音楽
2026.8.19
Am Amp×Earthists. 撮影=Riku Kurosaki

Am Amp×Earthists. 撮影=Riku Kurosaki

画像を全て表示(5件)

再始動第一弾楽曲「ハートに安全ピンを刺して」がSNSでバズりのAm Amp(アムアンプ)。再始動に際して8月から『Here we (Am). VS. SERIES @新宿LOFT』と題した超異色な激アツ対バンライブを東京・新宿LOFTにてマンスリーで開催する。9月24日は、'97,Kids(ナインティーセブンキッズ)とEarthists.(アーシスツ)という、それぞれまったくフィールドが異なるバンドを迎えての開催となり、今回の『VS.SERIES』のなかでもっともカオスな日になるに違いない。それを踏まえて、ここではAm AmpのSugar(Vo)と矢沢もとはる(Ba)、そしてEarthists.のYUI(Vo)がディープな音楽トークで共闘。バンドの歩み方、さらにはお互いの音楽ルーツに大いに共鳴しあい、盛り上がった彼らのクロストークをお届けしよう。

――最初に自己紹介からお願いします。

YUI:はい。HYPER METAL BAND、Earthists.のボーカル、YUIです。

矢沢もとはる:Am Ampのベースの矢沢もとはるです。

Sugar:ボーカルのSugarです。

――Am Ampはバンドのキャッチコピーみたいなものはないんですか?

矢沢:ホームページでは「東京発オルタナティブロックバンド」と言っているんですが、答えはまだずっと探してる感じですね。

■うちは内向的なタイプのバンドなんですが、今回は「なんか面白そう」っていうのが、いただいた音源とかを聴いても自分のなかでピンときて。(YUI)

――今回、Am Ampからオファーがきたとき、どう思いました?

YUI:最初、仲のいいバンドマン経由でお誘いをいただいて、それで初めてAm Ampを知って。最近、自分たちは近しいジャンルの人たちとライブをすることが本当に多いんですけど、Am Ampさんはフィールドがちょっといままでやってた人たちとは違ってて、なおかつ初めましての人だったので、そんな方々にいきなり誘っていただいたことに最初はびっくりしました。

Sugar:ですよね(苦笑)。

YUI:でも、面白そうだなっていうのがまず真っ先に思い浮かんで。うちはお誘いをいただいても、すぐに「やろう」みたいな感じにはならない内向的なタイプのバンドなんですが、今回は「なんか面白そう」っていうのが、いただいた音源とかを聴いても、自分のなかでピンときて。自分たちはいま、ラウドっていうポジションのなかにいますけど、そのなかでも特異なところにいるので。そんな自分たちと、世界観、ストーリー性をきっちり持ってやってらっしゃるAm Ampさんがクロスオーバーしたら、きっと面白いんじゃないかなと思って、今回受けさせていただいたっていう感じです。

Sugar、矢沢:ありがとうございます。

――内向的なみなさんがラウドとはかけ離れたAm Ampとやってもいいなと思った理由は?

YUI:ちょうど最近、自分たち主催で浜松でイベント(浜松音球祭2026)をやったんです。自分が好きなバンドを呼んで絡んでみたら、じつはジャンルのボーダーって全然ないんだなって気づいて。それもありましたね。

――つまり、いいタイミングだったと。

YUI:はい。今後は自分たちからいろんなところに飛び込んでいこうと思っていたときに連絡が来たので。あと、本当に何も知らないっていうよりも、共通の知り合いのバンドマンがいたので。それも大きかったです。でも、Am Ampさんは世界観というか、ストーリーを持ってそうな感じがすごくしたので、そういう意味でいうと、タイミングとか知り合いがいるとか関係なしに、興味はそそられました。

Am Amp

Am Amp

――なるほど。では、Am Ampが今回Earthists.に声をかけた理由は?

Sugar:今回の『VS.SERIES』は、元々、こっちが一方的に聴いてるだけで、つながりがなかろうが、活動してる畑が違おうが、とりあえずダメ元でいいからやりたい方々に一旦お声かけをさせていただこうっていうところから始めたもので。それで、Earthists.に関しては、こっちが一方的に聴いてるだけで、繋がりはまったくなかったので、さっきYUI君もおっしゃっていた共通の知り合いのバンドマンを通して、聞いてもらったというのが今回のいきさつです。

――Sugarさんは元々Earthists.を聴いていたんですか?

Sugar:はい。僕はラウド系も好きで、普段聴いてるんですけど。その中でもEarthists.はめちゃくちゃ好きだったんですよ。ただ、自分たちは元々4人組バンドで、4人とも全然違う畑から集まってきたバンドだったので、音楽性もジャンルレスで始めてみたら、僕らの場合、周りに誰もいない畑にきちゃったというのがあって。だから、いままでは好きなバンドがいて、対バンしたくてもなかなか声をかけられなかったんです。でも、再始動が決まったところで、ダメ元で声をかけさせていただいたらやって下さるということだったので、とにかくめちゃくちゃ嬉しいです。本当にありがとうございます!

矢沢:まさかと思って、たぶん僕が一番ビックリしたんじゃないかなと思います。ライブも観に行かせていただいて、ライブを観て、さらに引き受けていただいたことに改めてビックリしましたね。こんな方々とやらせていただけるんだなっていうことに。

――音楽性もライブパフォーマンスもまったく違いますからね。

Sugar:あの、こんなこと言うのはおこがましいんですけど、Earthists.はラウド系っていわれるシーンのなかでも、めちゃくちゃ異質というか。完全に自分たちだけのカラーがあるんですよ、僕のなかでは。僕は初期から聴かせてもらってるんですけど、どういうルーツからいまのハイパーメタルへと確変していったのか、めちゃくちゃ興味があるので、そこを聞きたいです。

■Earthists.のメンバー共通のルーツはDIR EN GREY。ベースのkurokawa君が使ってるのはToshiyaさんのシグネチャーモデルだし。(YUI)

――では、YUIさん、Earthists.のルーツから教えてもらえますか?

YUI:うちのメンバーに共通してるのがDIR EN GREY。

Sugar:え~っ! 僕も大好きです。

YUI:あとthe GazzettEとか。自分たちがちょうど高校生ぐらいのときに聴いてたバンドがルーツですね。

矢沢:うわ~、なんか、急に親近感がわきました(笑顔)。

YUI:ベースのkurokawa君が使ってるのはToshiya(DIR EN GREY/Ba)さんのシグネチャーモデルだし。

矢沢:自分が見たときにたまたま持ってたのかなと思ったんですけど、そこは完全にルーツなんですね。

YUI:そうですね。kurokawa君は元々DIRのコピーバンドもやってたりして。『UROBOROS』(2008年11月発売)と『DUM SPIRO SPERO』(2011年8月発売)はまさに自分のルーツで。初めて買ったCDもバンド系だとthe GazzettEの「Hyena」(2007年2月発売)だし。そのラインにあるアリス九號.とかアンティック-珈琲店-とか彩冷える。とか。

矢沢:そのラインナップが出ること自体、衝撃的ですね。逆に僕は、こんな感じのヴィジュアルなのに、実はそこまで自分のルーツにヴィジュアル系はないんですけど。

YUI:ヴィジュアル系と同時に、ニコニコ動画とかのカルチャーも近かったので、V系とニコニコ動画をセットで聴いてるうちに、ボカロとか初音ミクとかsupersellとか、歌い手とかもめっちゃ聴いてたんですよ。その後に、大学に入って上京して、そこで初めてバンドを組むんですけど、それがメタルバンドで。そこからメタルを深く聴くようになって。ジェントっていうジャンルが流行りだした頃から、難解でカッコいいメタルがすごく好きになったんです。それに追随する形で始めたのがEarthists.です。

 

――Earthists.はバンド結成後、早い段階から海外のレーベルと契約して活動されてたんですよね?

YUI:はい。アメリカのレーベルと契約してたので、基本的に海外の最先端を追いかけるようなメタルをやっていたんですよ。でも、途中から海外のバンドがもっとクオリティーの高いことをやってくれてるのに、なんで自分たちはわざわざそれを追いかける音楽をやってんだろう?って思いだして。そこからですね。3年ぐらい前から、どうせやるんだったらさっき話したような自分たちのルーツにあるもの、そういうものをメタルに全部合体させて、好きなことをやろうって。そうやって生まれたのが『HYPERMETAL』(2024年7月発売)と最新作の『GRANDRAY』(2026年4月発売)。二つ合わせて一つの作品みたいなイメージで作りました。すいません、長々としゃべってしまって。

Sugar:いえいえ。そういう話が聞きたかったので。ゴリゴリのメタルなのになんでこんなに鍵盤の音がするんだろう?とか。ルーツのお話しを聞いて、やっと謎が解けました。

矢沢:しかし、そこにまさか、Alice Nine.ってお言葉まで出てくるとは!

YUI:表記的にはアリス九號.の時代ですね(笑)。

――Earthists.はV系にボカロ、じつは日本のカルチャーがつまった音楽だったんですね。

YUI:そうですね。最近は“チー牛の逆襲”って自分たちで言ってるんですけど。同世代のバンド、PaleduskやHIKAGEは超陽キャでイケイケ、よいしょよいしょ系なんですけど、うちはかなりナードなので、こういうものを掲げていま、外を向こうってやってるんです。

Sugar:うちもね、なんとなく世界観作ってやってますけど、まあ卑屈なんで(笑)。ドロドロして暗いんですよ。

矢沢:見た目は陽キャにしか見えないと思うんですけど。

Sugar:おいっ。

一同:(爆笑)。

Earthists./YUI(Vo)

Earthists./YUI(Vo)

――YUIさん以外のメンバーはどんな方々なんですか?

YUI:YUTO(Gt&Vo)はアニメオタクでやさしくて声が小さい。アイドルの曲とか書いたり、陰キャだけど卑屈ではないので、前向きな陰キャ。kurokawa君は卑屈な陰キャ(笑)。

矢沢:とても仲良くなれそう(笑)。

Sugar:kurokawaさんは前々からもとはるのことはSNSでチェックしてくれてたみたい。

矢沢:さすが、Toshiyaさんモデルを使ってるだけあって、ヴィジュアル系のアンテナの感度が高いのかもしれないですね。

――kurokawaさんも矢沢さんに負けないぐらいのヴィジュアルが特徴的な方ですよね。

YUI:そうっすね。独特ですね。

――昔からああいうヴィジュアルだったんですか?

YUI:彼は文学部哲学科出身なんですけど、出会ったときからずっとあの感じです。最近はさらに垂れ幕みたいなのをつけて、顔が見えないようになってますね。

――ライブ中もあのスタイルですか?

YUI:はい。ステージとか、こういうインタビューのテキストでも喋らないんですよ。バイオグラフィーも、彼だけなにも公開してないので、そういう謎めき担当みたいな感じです。プライベートではめっちゃしゃべるんですよ。移動中とか一生しゃべってるタイプなんですけどね。

矢沢:普段よくおしゃべりになることは、ファンの皆様は?

YUI:知ってます。kurokawa君はゲームオタクで、二郎系のラーメンが好きですね。ドラムのYUYAはメンバー唯一の陽キャ。コミュ障だけど明るい広島のヤンキー、みたいな感じです。1カ月で両腕の入れ墨全部入れてきた、痛覚のない、面白い奴です。でも、一番優しいから、受け止め担当ですね。

Sugar:入れ墨に関しては、いまめっちゃシンパシー感じました。

――YUIさんから見て、矢沢さんのヴィジュアルはいかがでしょうか?

YUI:なんか、いいですよね。

矢沢:本当ですか?

YUI:めちゃくちゃいいと思います。元々自分が好きだったV系のジャンルを感じます。

矢沢:ありがとうございます。

――お互い、ベーシストが超個性的だというところは共通してますね。

YUI:無限の選択肢があるなかで、ベースをチョイスするって、やっぱ変態なんですよ。けど、最後にバンドの善し悪しを決めるのはベースですからね。

矢沢:じつは僕、最初はドラムをやってたんですよ。

――え、ドラマーだったんですか?

矢沢:経緯としてはそうでした。けど、ドラムをやるにはちょっと痩せすぎてましたね。演奏してたら首を壊してしまいまして。それで、ドラムを叩きながら「ベース、カッコいいな」と前々から思ってたので、お医者さんに「ベースだったらいけますか?」って相談したら「多分大丈夫だよ」という話だったので、自分はベースにいったんです。

L⇒R:YUI(Earthists.)、Sugar(Am Amp)

L⇒R:YUI(Earthists.)、Sugar(Am Amp)

■ロックスターに憧れて音楽やってる人は上の世代にも同世代にもいる。だったらこの個性的なメンバーでやれるところまでやっちゃえって、Am Amp再始動を皮切りに吹っ切ったんです。(Sugar)

――そうでしたか。では、YUIさんがAm Ampの音楽を聴いて、面白いなと思ったところはどんなところでしたか?

YUI:「( i ) 」(2026年7月26日発売EP『Here we (Am).』収録)という音源をいただいて聴いたんですけど、自分たちとの親和性を感じましたね。おもちゃ系っていうか、いろんなジャンルのエッセンスが入ってて。ピアノのサンプリングとか入ってると思ったら、THE MAD CAPSULE MARKETSを思わせるようなイントロがあったり。

Sugar:大好きなんですよ! マッド。

YUI:いろんなものが入ったおもちゃ箱感は、すごくシンパシーを感じました。俺たちもいろんなエッセンスを自分たちの楽曲に詰めつつ、それを自分たちなりのスタイルに昇華するっていうやり方でやってるので。そこは親近感を感じました。

Sugar:ホントですか? 嬉しい。さっき海外のレーベルと契約されて、こういうのだったら俺たちがやらなくても他の人がやってるという話をされていましたけど、僕はそこにめちゃくちゃシンパシーを感じました。今回聴いていただいた楽曲にはまったく感じないかもしれないんですけど、僕のルーツはビートルズとかガレージロックリバイバル。ザ・リバティーンズ、ザ・ストロークスなんですよ。でも、DIRも好きだし、メタル、サブカルチャー音楽もめちゃくちゃ聴いてきて。聴いてきたのはそういうものだけど、自分が憧れたのはロックスターで。でも、ロックスターに憧れて音楽やってる人は同世代にも上の世代にも下の世代にいる。だったら、この個性的なメンバーで、やれるところまでやっちゃえってところに、Am Amp再始動を皮切りに吹っ切ったんですよね。

YUI:そこは、やったもん勝ちですからね。

Sugar:それが受け入れられるかどうかはさておき、「やっちゃえ!」っていうのがいまで。HYPERMETALのような独自の名前は、まだ全然思いついてないんですけどね。

――HYPERMETALという自分たちを象徴するキーワードを作ったことで、活動しやすくなりましたか?

YUI:なりましたね。HYPERMETALって結局なんなの?って引っかかりにもなるし。あと、ファンのみんながこのワードについて「HYPERMETAL最高!」みたいな感じのことをSNSで言ってくれるようになったのは、すごく大きいです。一つのワードにして表現することの大切さを、より感じました。

Sugar、矢沢:なるほど!

YUI:そうなると、その音楽ジャンルのなかでは自分たちは最強人間みたいな感じで、なにをやってもいいんですよ。自分らの「HIKARI」(2025年10月発売)っていう曲は全然メタルじゃないんですけど、でもこれは俺たちがやってるからHYPERMETALなんだよって、文句を言わせない。ネオヴィジュアルっていうワードが出てきたときもそうだったじゃないですか? 朝のテレビのワイドショーとかが、The GazzettEのライブでお客さんが土下座してる映像とか使って、めっちゃ取り上げてたじゃないですか。そうやって、HYPERMETALを新しいジャンルとして定着させていけばいいと思ってます。

――ネオヴィジュアルがいつの間にか定着していったように。

YUI:自分たちがいまやってる音楽は全然V系ではないし、Am Ampさんもロック、オルタナティブ、いろんなジャンルを混ぜた音楽をやっているけれども、どちらも、なんか隠しきれないリフみたいなものが。

Sugar:そうなんですよ! あの頃のネオヴィジュアル系って、いわゆるタイアップ――アニメとかで使われることが多くて。僕らの世代は、完全に身体に刷り込まれてるんですよね。あの頃のネオヴィジュアル系の特徴として、歌謡メロをどのJ-POPよりも大事にしてたじゃないですか。そこのエッセンスは、意識してなくても出ちゃってるところはあるかもしれないですね。

矢沢:そういうのが面白いですよね。ノリもそうだけど、サビのメロディーの歌謡感とかとくに出てると思います。

YUI:そこは間違いない。

――隠しきれないV系のエッセンス、ここもまた通じ合いましたね。

Sugar:あと、もう一つ聞きたいんですけど。今回対談させていただくにあたってEarthists.の音源を全部聴き返したら、初期の頃とHYPERMETALって言い始めた頃とではボーカリゼーションがまったく違うんですよね。あれは、HYPERMETALに変革するためにああいう歌い方を鍛錬したのか、それとも最初からすぐにあれができたんですか?

YUI:そこに関しては、もちろん積み重ねてきたキャリアで成長した部分もあるけど、初期の頃はとにかくエグい声を出したかったんですよ。ローだったら低いグロウル、ハイだったら高いシャウトとか。楽器的な思想でのアプローチが強くて、それを楽曲に無理矢理当ててた感じではあったんです。でも、最近は自分たちの楽曲のキーや、歌ってる歌詞の表現材料としてシャウトを使うようになってきて。メロディックシャウトっていう、俺がいまサビでやってるシャウトなんだけど音程を付けた歌い方は、元々はイギリスのメタルコアバンドのアーキテクツのボーカルが使ってて。それを聴いたときに「うわー、これめっちゃカッコいい!」ってなってやりだしたんです。自分のクリーンな歌い方、歌声があまり好きじゃなくて、けど歌は歌いたいってなったときに「これじゃん!」と思ってやってみたら、意外とすんなりできたんです。その勢いある歌い方に合わせて、歌詞も内向的な歌詞から突き進んでいくぞっていうアグレッシブな言葉選びに変わっていって。歌詞にも日本語を入れるようになったら、それが自分らの曲とすごい相性がよくて。自分のポテンシャルをより引き出せるようになって、いまの感じに変わっていった感じですね。

Sugar:ライブに行くと2MCで、YUTOさんが。

YUI:優しい、クリーンな声で歌ってますね。

矢沢:でも、本当はYUTOさん、声が小さいとおっしゃってましたよね?

YUI:話す声は小っちゃいんですけど、歌うときだけしゃかりきになるんです。

■愛を持ってライブを楽しんで頂ける方々であれば、YUIさんを信頼して、安心してステージもフロアも闘えると思います。(矢沢)

――9月24日の『VS.SERIES』はどんなライブになりそうですか?

YUI:俺らはモッシュとかダイブがめっちゃ多くて、ぐじゃぐじゃになるライブなんですけど。当日は無理に煽らず、郷に入れば郷に従えスタイルで、逆にAm Ampさんのフィールドで闘いたいです。

Sugar:そんなこと言ってもらえてありがたいんですが、個人的にはめちゃめちゃ煽ってやって欲しいですけどね。

YUI:もちろん自分たちの遊び方もして解釈してもらいつつですけど。自分たちは、みんながハッピーになって終わるのが一番重要なんですよ。もちろん、こちらはぶっ放しつつ、Am Ampのお客さん全員に心から楽しんでもらおうと思ってます。うちの音楽はダイブもモッシュもやらなくても楽しめるので。みんなで拳を上げたりジャンプしたりは誰でもできると思うので、身を任せて下さい、俺たちの音楽に。で、感じたままに動いてほしいと思ってます。

――Am Ampはどう受けて立ちますか?

Sugar:元々ダメ元でお願いしたEarthists.と、念願叶っての一緒にやれることになったので。僕らの再始動を飾る『VS.SERIES』ですから、かまさなきゃいけないっていうのはあるんですけど。その前に、僕たちのお客さんに「Earthists.カッコいいし、良くない?」っていうのを観てもらうのが楽しみっていう気持ちがまずあって。絶対、観たらEarthists.好きになると思うし。そのなかで、Earthists.のファンの方や、この日は'97,Kidsも出演するので、9月はもっともカオスな日になるんですよ。だからこそ、このカオス加減を来てくれる人には楽しんでもらいたいですね。そして、俺が「いいな」と思ってるバンドをファンに自慢したいです。そして、YUI君がおっしゃっていたように、この日来てくれた人みんなをハッピーな気持ちにして、めっちゃ笑顔で帰ってもらいたい。

YUI:『VS.SERIES』だけど、共闘だね!

Sugar:フロアはフロアで、ファン通しで垣根ぶっ壊して、どれだけハッピーな空間を作れるかっていう勝負でもあると思うんですけど。うちのライブではモッシュピットを作ったことがないんです。Am Ampで初めてライブハウスに来ましたっていう人も多いので、そういう人たちに、ライブハウスはみんなの心を開放できる場所なんだよ、いろんなバンドがいるんだよっていうことを知ってもらう空間になったらいいなと思ってます。

――最後に、イベントに向けての意気込みをお願いします。

YUI:今回、Am Ampさんに呼んで頂いて『VS.SERIES』というコンセプトのなかでライブをやらせてもらいます。どんな空間になるのか、想像もつかないと思いつつ、なぜか分んないけど確信してるのは、すごい楽しい、いいカオスの日になるなと思ってます。俺たちEarthists.はEarthists.なりの最高の状態で再始動をお祝いする準備をして、全方向に向けての祭りをその日できればと思ってます。

矢沢:あの、こんな最後の最後に突然の質問なんですが、Earthists.のお客さんってカッコいいですか?

YUI:うちのお客さんはめっちゃカッコいいです。クール。

矢沢:Am Ampの大切なお客さん、レディの方々をちゃんと大切にした上で、暴れて楽しんでくれますよね?

YUI:もちろん! うちのお客さんは、このジャンルのなかでも、特にめっちゃ愛ある人たちだと自負してるので。

矢沢:よかったです。いろんなジャンルのお客さんがいらっしゃるなか、我々のお客様はレディーが多いので、淑女のお客様に対して、それぞれのマイルールで、カッコよく暴れて帰れる紳士なのかなというのを確認しておきたかっただけです。愛を持ってライブを楽しんで頂ける方々であれば、YUIさんを信頼して、安心してステージもフロアも闘えると思います。

YUI:まかせて下さい。かますことと、無茶苦茶にすることは違うんで。そこはうちのファンは分ってます。

矢沢:おっしゃる通りですね。そこは、信頼します。そして、我々のファンも信頼して下さい。

Sugar:9月は一番カオスでハッピーな月になります。本当に全組初めましての三つ巴。完全にヤバい1日。さっきもとはるも言ってたように、ライブのやり方、楽しみ方も全然違う3組だと思うんです。僕らはダメ元でお願いして出ていただけたことに対して、最大限のリスペクトと愛をステージからお返しするので、どうかどうか、Earthists.のファンの方々は俺たちのファンをアテンドして、共闘する最高の時間のために一肌脱いで頂けたらめちゃくちゃ嬉しいです。一緒に、みんなで最高にカオスな1日を作りましょう!

取材・文=東條祥恵 撮影=Riku Kurosaki

 

Am Amp情報

<リリース情報>
EP 『Here we(Am).』
2026年7月26日配信)

Mini album『A/A』
2026年10月23日発売
【初回限定盤】CD+DVD ¥5,000(税込)
【通常盤】CD(紙ジャケット仕様) ¥2,500(税込)

8cm single「ハートに安全ピンを刺して」
2026年10月23日発売
【Type A】¥1,250(税込)
【Type B】¥1,250(税込)
【Type C】¥1,250(税込)
<ライブ情報>
Here we (Am). VS. SERIES @新宿LOFT
2026年8月28日: w/ ASH DA HERO
2026年9月24日: w/ '97,Kids / Earthists.
2026年10月15日: w/ Embers / MAQIA
:イープラス https://eplus.jp/amamp/


Mini album『A/A』& 8cm single『ハートに安全ピンを刺して』 リリース&ツアー
10月23日(金)高田馬場CLUB PHASE
11月6日(金)仙台MACANA
11月13日(金)今池CLUB 3STAR(名古屋)
11月14日(土)ROCKTOWN(大阪)
FINAL
12月8日(火)渋谷 CLUB QUATTRO


■Am Ampオフィシャルサイト https://am-amp.jp/

Earthists.情報

<リリース情報>
EP『GRANDRAY』

2026年4月10日発売
<収録曲>
1. CHAINDANCER
2. OMEGABLOSSOM
3. ICON
4.HIKARI
5. SAYYOUKILL

<ライブ情報>
EARTHISTS. ONEMAN TOUR 2026 "HYPERNOVA"

9/26 (Sat)名古屋 R.A.D
10/03 (Sat)大阪 Live House Pangea
10/12 (Mon)東京 Shibuya Spotify O-West

:イープラス https://eplus.jp/sf/word/0000089484

■Earthists. オフィシャルサイト https://earthistsjpn.com/
シェア / 保存先を選択