室町から戦国をたどる特別展『応仁の乱―戦国前夜、新時代の萌芽』を京都文化博物館で開催
2027年4月24日(土)から6月20日(日)までの期間、京都文化博物館にて特別展『応仁の乱―戦国前夜、新時代の萌芽』が開催される。
室町時代、京都は朝廷と幕府が置かれた政治の中心地として繁栄を謳歌していた。室町小路に面して築かれた豪壮な「花の御所」、明との交易によってもたらされた大陸の文物。都には華やかな文化が花開いていた。
真如堂縁起(元禄本) (部分) 京都・真正極楽寺真如堂
その景観を一変させたのが、応仁元年(1467)に始まった応仁の乱だ。東軍を率いた細川勝元と、西軍の首領・山名宗全を軸に、将軍家をめぐる問題や諸勢力の複雑な利害が絡み合い、戦乱は10年に及んだ。京都の町は大きな被害を受け、室町幕府の権威も揺らぐことになる。
重要文化財 足利義教像 愛知・妙興寺
一方、乱の終結後、京都では祇園祭の復興が進み、都で育まれた文化は各地へと広がっていった。応仁の乱は、単なる破壊の歴史ではなく、室町から戦国へと時代が大きく転換する契機でもあった。
同展は、応仁の乱を軸に、室町から戦国へと移りゆく激動の時代を生きた人々の姿に迫る。重要文化財「足利義教像」や現存最古、洛中洛外図の代表作「洛中洛外図屏風(歴博甲本)」などを展示。室町美術の精華をはじめ、乱の当事者たちの生涯や、各地に広がっていく戦国の文化などを通して、中世京都の実像を描き出す。
重要文化財 洛中洛外図屛風(歴博甲本)右隻 国立歴史民俗博物館
2027年は、応仁の乱の勃発から560年、終結から550年に当たる節目の年。最新の研究成果を踏まえ、華やかな都の繁栄から戦乱、そして新たな時代の萌芽へ――。激動の転換期を多角的に見つめ直す展覧会となる。
イベント情報
特別展『応仁の乱―戦国前夜、新時代の萌芽』
会期:2027年4月24日(土)~6月20日(日)※一部作品の展示替えあり
・前期:4月24日(土)~5月23日(日)
・後期:5月25日(火)~6月20日(日)
開室時間:10:00~18:00(毎週金曜は19:30まで)※入場はそれぞれ閉室の30分前まで
休館日:月曜日(5月3日は開館)、5月6日(木)
会場:京都文化博物館 4・3階展示室 (京都府京都市中京区三条高倉)
主催:京都府、京都文化博物館、読売新聞社、関西テレビ放送
問い合わせ:京都文化博物館 Tel.075-222-0888(代表)https://www.bunpaku.or.jp/
展覧会公式サイト:http://www.ktv.jp/event/onin-war/