神龍誠とララミーのタイトル戦など11/8『RIZIN.55』対戦カードが決定!
11月8日の『RIZIN.55』でトニー・ララミーのタイトル戦を行う神龍誠
『RIZIN.55』が11月8日(日)、LaLa arena TOKYO-BAY(千葉県)で開催される。フライ級タイトルマッチ神龍誠 vs トニー・ララミーなどの5試合のカードが発表され、激闘への期待が高まっている。
また、11月14日(土)にドバイのCoca-Cola Arenaで開催される『PFL Dubai: Nemkov vs. Bilostenniy』に、RIZINバンタム級ファイター・後藤丈治の参戦が決まり、合わせて発表された。
■『RIZIN.55』決定対戦カード
▼フライ級タイトルマッチ
神龍誠 vs トニー・ララミー
RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
神龍誠 vs トニー・ララミー
神龍誠が初防衛戦となる今回、北米MMAの申し子トニー・ララミーを迎え撃つ。19年6月にDEEP史上最年少の18歳で王座戴冠、22年11月に米国CFFCフライ級のベルト獲得など、数々の実績を積み上げてきた神龍は、近年は堀口恭司や扇久保博正、元谷友貴に苦杯を喫する場面もあったが、米国修行で進化を見せた。26年4月にエンカジムーロ・ズールーを1Rアームロックに極めてみせると、6月には地元・仙台で因縁のある扇久保のベルトに挑戦。約2年ぶりの雪辱戦で相手を流血させ、3-0の判定完勝で悲願のベルト奪取を果たした。今回はララミーに圧勝し、国内のみならず世界のフライ級トップの実力を持つことを知らしめたい。
神龍は9月10日に自身のインスタグラムを更新。「11月のRIZIN千葉大会で初防衛戦やります!神龍誠の一強時代創ります!もう少ししたら減量、追い込み始まるので犬にだけ噛まれないように気をつけます」と、王者らしく自信をのぞかせている。
対するララミーは、生まれ故郷カナダと米国でMMAの実績を積んだ後、24年11月にRIZIN初参戦。初戦は村元友太郎を完封勝利も、25年3月の2戦目は伊藤裕樹に判定負けした。しかし、11月の山内渉戦で再起を果たすと、26年3月にはストライカーの征矢貴からパウンドTKO勝利を奪った。さらに6月には、元谷友貴と59.0kg契約で対戦。序盤から打撃と組みで優勢に立ち、大差判定勝利を収めている。着実に国内フライ級の実力者を倒して今回の王座挑戦へとたどり着いたララミー。打撃戦も上等という姿勢はそのままに、高い総合力で神龍を圧倒し、フィニッシュ勝利を飾りたい。
▼福田龍彌 vs キム・スーチョル
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
福田龍彌 vs キム・スーチョル
福田龍彌は修斗世界フライ級の第7代正規王者。その後、DEEPフライ級正規王者にも輝いている。その名を知らしめたのは24年大晦日のRIZINで、芦澤竜誠を1R僅か54秒、左フックでKOした。25年7月にはRIZINバンタム級王座に挑戦するも、王者・井上直樹に打撃で支配されて判定負け。大晦日の安藤達也との元修斗王者対決で2RTKO勝ちし、再起を果たした。ところが、26年4月のRIZIN福岡大会で、初参戦のアジズベク・テミロフにまさかの2R失神KO負け。今回は、不屈のベテラン・スーチョルをKOして再起を遂げ、再びトップ戦線へと駆け上がりたい。
キム・スーチョルは高校2年から総合格闘技を始め、10年8月プロデビュー。12年10月、ONE初代王座を獲得している。15年末のRIZIN旗揚げ大会で勝利すると、1つのドローを含め破竹の9連勝も、17年12月に突然、引退した(のちに病気が原因と明かす)。21年に復帰すると、22年9月には、約6年9ヵ月振りのRIZINで扇久保博正に判定勝ち。24年9月には空位のRIZINバンタム級王座をかけ井上直樹と対戦するも、1Rにキャリア初のKO負けを喫した。そして、25年5月に母国・韓国で初開催されたRIZINでは、佐藤将光に判定負け。今回は何としても福田に勝って、ベルト再挑戦を見据えたい。
▼鹿志村仁之助 vs 太田忍
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
鹿志村仁之助 vs 太田忍
鹿志村仁之助は組み技を得意とし、12勝中10回の一本勝利を誇る。20年にPANCRASEでプロデビュー後は、DEEPで23年11月から3連続1R一本勝利を収めた勢いのまま、25年6月にRIZINデビュー。後藤丈治とハイレベルな攻防の末、判定負けを喫した。しかし、26年3月には所英男との新旧寝技師対決で絞め落とし、レジェンド越えを果たしている。そして、7月にはダニー・サバテロの持つRIZINバンタム級のベルトに挑戦するも、失神KO負けした。今回はレスリングのレジェンド太田忍を相手に一本勝利を決めて、クラス最強のグラウンド技術を持つことを証明したい。
太田忍はリオデジャネイロ五輪グレコローマンスタイル59kg銀メダリスト。20年大晦日、RIZIN初参戦のプロMMAデビュー戦で、ベテラン・所英男の腕十字に沈んだ。その後、一からMMAに取り組み、21年9月には久保優太に判定勝ちした。元谷友貴、佐藤将光ら実力者には勝てずも、芦澤竜誠、牛久絢太郎らには完勝している。今年は、金太郎に2R肩固めで一本勝利も、レスリング出身イリスベク・ティレノフの膝蹴りに屈し、TKO負けした。今回の相手・鹿志村は全日本柔術選手権優勝などの元・柔術王者。レスリングで培った実力も武器に、勝利をモノにしたい。
▼アバイジャ・カレオ・メヘウラ vs 相本宗輝
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
アバイジャ・カレオ・メヘウラ vs 相本宗輝
アバイジャ・カレオ・メヘウラは、25年9月の米国のMMA団体キング・オブ・ザ・ケイジ(KOTC)のメインイベントで、ユタ州フェザー級ランキング1位のオーウェン・ロビネットを相手にパウンド肘でTKO勝利を収めた。RIZINには26年4月初参戦。ノーコンテストルールとなった試合で萩原京平を首相撲からのヒザ・ヒジで追い詰め、パウンド。1R残り10秒というところでレフェリーを呼び込んだ。今回も前戦同様に相手に得意なことをさせず、一気に自分のペースに巻き込み、KO勝利でRIZIN初白星を飾りたい。
相本宗輝はKOを量産し、現在国内フェザー級で最も注目されている逸材だ。格闘技のバックボーンはなく、所属ジムも、指導者も持たないが、23年5月のプロデビュー以来DEEPを主戦場とし、打撃センスが高い評価を受ける。26年3月、コレスニックを相手に得たRIZINデビューのチャンスで、直前に自転車事故(車と衝突)により欠場。7月に山田聖真と対戦した復帰戦では、3Rに右ストレートでダウン奪うパウンドTKO勝利、MMA戦績10戦無敗となった。満を持して上がるRIZINの舞台。底知れぬ強さを見せつけてKOし、フェザー級戦線の次代の主役に名乗りを上げたい。
▼鈴木博昭 vs 千春
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
鈴木博昭 vs 千春
鈴木博昭は類まれな身体能力とパワーから「怪物くん」の異名を持つ。SHOOT BOXINGで初代SB日本ライト級王座、第9代SB日本スーパーライト級王座、初代SB世界スーパーライト級王座を獲得するなど、数々の強豪と名勝負を演じ一時代を築いた。RIZINには21年10月電撃参戦し、奥田啓介に1R TKO勝ちした。その後は実力者との対戦を重ね、24年7月にYA-MANにKO負けを喫すると、秋元強真、安井飛馬にも敗れて3連敗となったが、連勝して復活。26年6月にはBreakingDownにも参戦した。ここでは井原良太郎に延長判定負けも、今回はRIZINでの再起を熱望している。
千春は弟・賢民とともに地下格闘技からプロファイターとして活躍し、『第2の朝倉兄弟』として注目されている。23年8月、Fighting NEXUSでのプロデビュー戦では後頭部への打撃による反則負けも、その後は7連勝中で、うち5勝はフィニッシュ勝利を誇る。26年7月、空位のベルトをかけたFighting NEXUS第3代フェザー級王座決定戦では、高須将大を1Rリアネイキッドチョークに極めてベルトを獲得し、ライト級の賢民と合わせて兄弟同時王者となった。今回は怪物君を相手に旋風を巻き起こしたい。
■『PFL Dubai: Nemkov vs. Bilostenniy』
▼セルジオ・ペティス vs. 後藤丈治(61.2kg)
セルジオ・ペティス vs. 後藤丈治(61.2kg)
RIZINバンタム級ファイター・後藤丈治が世界の舞台に乗り込む。PFLは米国を拠点とするMMAメジャー団体のひとつで、井上直樹も26年5月に参戦した経験がある。後藤の対戦相手は、RIZINのリングで堀口恭司とも拳を交えた元Bellator世界バンタム級王者のセルジオ・ペティス。26年4月のRIZINバンタム級タイトルマッチでは、ダニー・サバテロに0-3で判定負けの後藤が、中東ドバイの地で世界的強豪との1戦に臨む。8月の『RIZIN.54』でアジズベク・テミロフを1R3分41秒、リアネイキッドチョークで仕留めた勢いに乗って、今回も勝利をつかみたい。
『RIZIN.55』のはイープラスで発売される。プレイガイド最速抽選先行が9月12日(土)12:00~15日(火)18:00に、イープラス先着先行が9月19日(土)10:00~23:40に、一般発売が9月20日(日)10:00からとなっている。