様々な角度からペンギンを観察できる「ペンギン館」も人気!「九十九島動植物園森きらら」vol.2

レポート
イベント/レジャー
2016.4.26

ペンギンが泳ぐ姿を下から見られる天井水槽は日本最大級

佐世保市の中心部西側、九十九島(くじゅうくしま)を眼下に望む高台にある「九十九島動植物園森きらら」(長崎県佐世保市)は、九十九島の自然と癒しがテーマの動植物園。前回は、国内では同園でしか見られないクロハゲワシや、「のど袋」を膨らませて歌うフクロテナガザルなどを紹介しましたが、2014年に新設された「ペンギン館」も見逃せません!

「ペンギン館」では、日本最大級の天井水槽や、ペンギンの足裏を見ることができる日本初の極浅水槽など、フンボルトペンギンの魅力を余すことなく楽しめます。

約80㎡の天井水槽

約80㎡の天井水槽

1Fの室内部分は、天井のほとんど(約80㎡)が水槽となっていて、入口の自動ドアが開くと目に飛び込んでくる光景に、来場者も思わず「わー!」と声を上げていました。水槽の上には屋根がないので、水槽越しに空を見ることができ、晴れた日には空を飛んでいるようなペンギンの姿を見ることができます。

 

上(室外)から見た天井水槽

上(室外)から見た天井水槽

プールの一部が水深5センチほどの極浅水槽になっていて、ペンギンの足裏や歩く様子を下から観察できる場所もあります。さらに、水槽を上から見ることもでき、様々な角度からペンギンを観察することが可能です。

同園では、土日・祝日を中心に、様々な体験プログラムを開催。「ふれあい体験広場」ではセルフサービス(ガチャガチャ)でエサを購入し(100円)、ヤギやヒツジにエサやり体験をすることもできます(毎日開催)。

こんな隙間からもエサをおねだり!

こんな隙間からもエサをおねだり!

直接あげたいという人は手の平に乗せて、子どもや「ちょっと怖い!」という人は、大きなスプーンを使ってあげることもできるので是非体験してみてください。

土日・祝日には、ゾウやライオン、ペンギンのバックヤードを見学したり、飼育員さんがエサをあげながら動物たちの解説をしてくれる体験プログラムが開催されます。

※スケジュールや料金については、同園の公式サイトや園内でご確認ください。

同園では、「アサヒ」という名前のライオン(メイン画像)が人気ですが、別の場所で「ここにもライオンがいる!」という声が聞こえました。そこにいたのは、なんとライオンヘアーの可愛いウサギ!子どもたちに大人気のこのウサギは、「ライオンドワーフ」という種類。恰好良くて大きなライオンだけでなく、小さくて可愛いライオンも探してみてください。

「ライオンドワーフ」という種類のウサギ

「ライオンドワーフ」という種類のウサギ

入園口の近くにある「ZOO SHOP Kirara」では、動物や植物をモチーフにしたグッズやお菓子も販売されています。

森きららオリジナル「どうぶつクッキー」(250円)

森きららオリジナル「どうぶつクッキー」(250円)

森きららオリジナル「どうぶつクッキー」(250円)は、すぐ近くにある福祉施設「であいの家」で作られているそうです。

手前:ツシマヤマネコ米(450g 500円) 奥:Tシャツ(大人用 2052円)

手前:ツシマヤマネコ米(450g 500円) 奥:Tシャツ(大人用 2052円)

このツシマヤマネコTシャツ(大人用 2,052円)も、ここでしか購入できません。

「佐護ヤマネコ稲作研究会」では、絶滅危惧種に指定されているツシマヤマネコと共生する稲作を目指して栽培基準を設け、認定田で栽培されたお米を専用のパッケージに入れて販売。「佐護ツシマヤマネコ米」の売り上げの一部は、「NPO法人ツシマヤマネコを守る会」に寄付されます。

 
九十九島動植物園森きらら
住所:長崎県佐世保市船越町2172番地 
営業時間:9時~17時15分(入園は16時45分まで)
休園日:年中無休
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