中条あやみ主演で恋愛コミック『覆面系ノイズ』実写映画化へ トレーニングを重ね‟奇跡の歌声”とギターを披露も

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2016.11.23
中条あやみと原作の有栖川仁乃(ニノ) (C)2017「覆面系ノイズ」製作委員会(C)福山リョウコ/白泉社・花とゆめ

中条あやみと原作の有栖川仁乃(ニノ) (C)2017「覆面系ノイズ」製作委員会(C)福山リョウコ/白泉社・花とゆめ

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恋愛コミック『覆面系ノイズ』が中条あやみ主演で実写化されることが決定した。

『覆面系ノイズ』は、花とゆめ(白泉社)で連載中の福山リョウコ原作の同名コミックの実写化作品。歌う事が大好きな主人公・ニノと、幼い頃の初恋相手・モモ、そして曲づくりをする・ユズら、幼いころに出会いと別れを経験し、高校で再会を果たした3人をめぐる物語が描かれる。2013年から連載を開始した原作は、コミックス累計発行部数100万部超え、アニメ化されることも決定している。

”奇跡の歌声”を持ち、その声で人の心を虜にする主人公:有栖川仁乃(ニノ)を演じるのは、モデル・女優の中条あやみ。ニノは気持ちが昂ると思わず叫び出してしまうので、マスクを常用しているというキャラクターだ。中条はニノを演じるにあたり、8月からボイストレーニングに通っているという。また、劇中ではギターも披露するとのこと。指導にあたったボイストレーナーは「中条さんは面白い声質。マイク乗りの良い、響きがとてもきれいな声です。高音は響きが特にきれいで、低音域もとても魅力的。練習を重ね、弱かった声も強くなってきています」とコメント。中条がどのようなパフォーマンスを見せるのか注目だ。メガホンは、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の三木康一郎監督がとる。

実写化決定にあたり、三木監督、中条、原作者・福山氏らのコメントも発表されている。

三木康一郎監督 

青春…、恋愛…、そして音楽。個人的に大好きです。いいおじさんになってしまった私ですが、もう一度、高校時代を 思い出すようにこの作品に取り組んでいます。こういう青春の微妙な恋心を描く場合は、小手先ではなく、正面から 自分が経験したことをぶつけるのが、映画にチカラを与えることだと思っています。なので包み隠すことなく自分がやり たかったことや、やってきたこと、思っていたことなど、ストレートに表現したいと思っています。 原作はとてもスピード感があって、ビジュアル的。でも、せつなくて、でも、温かい。そんな完成された原作を実写にする にあたり自分なりに出した答えは、やはり、真摯に向き合うことだと思っています。ワンシーン、ワンカット、ひとつひとつ 丁寧に、撮っていく。そうすれば必ず、いいものができると信じています。 主演の中条あやみさんとは、はじめてお仕事しますが、とにかくかわいい。さらに自然体。さらにオーラがすごい。(笑) 若く、経験も少ない彼女ですが、そのぶん、熱意やパワーそして新鮮さがある。そんな今の彼女が持ち合わせている魅 力を出し惜しみすることなく、みなさんに見せられればと思っています。クランクイン前にも関わらず、彼女には歌の練習 や、身のこなし方など、たくさん練習してもらっています。吹き替えなしで、しっかり歌って、見てくれるみなさんのド肝を 抜きたいと思っています。熱唱する彼女にも注目して下さい。 この覆面系ノイズは、若い人に向けた映画です。しかし私は大人にも届くものにしたいと思っています。若いときの清々 しい気持ち。そんな心をこの映画を見て少しでも思い返してくれたらと思っています。 
中条あやみ

初めて三木監督と、皆さんとお会いした時から絶対素敵な映画になると感じました。 同時に、音の持つ力を改めて素晴らしいと感じる作品でもありました。溢れ出す想いを秘めたニノが歩む初恋、青春、 恋愛...物語のすべては、この音から始まる気がします。 私自身、音楽がすごく好きで 聞いたり歌ったりすると気持ちが落ち着く感情など ニノと共感できる部分も多く有栖川 仁乃役を演じる事が出来てとても嬉しいです! どのシーンも好きなのですが ライブのシーンは特にかっこいいので皆さんと力を合わせて全力で頑張ります! <奇跡の歌声を持つボーカル役の役作りについて> 最初は人前で歌うことになれなくて小さい声でしか歌えないところから始まったのですが、ボイストレーニングをして回 数を重ねるごとに声が出てくるようになったり ニノの印象的な声っていうのはどんなものかと考えながらそこに向かって いるうちに、人前で歌うこともだんだん楽しくなってきました。 また、パフォーマンス練習でマイクの持ち方や歌い方を一緒に考えながら練習しているのでどんどんニノに近づいてる ようで嬉しいです!そして今回は歌だけでなく、ギターにも初挑戦するので、今からとても楽しみです。 
原作者・福山リョウコ氏 

映画化のお話が進むにつれいろんなことが決まってきても尚「これは現実なのか…」とずっと 不思議な気持ちだったのですが、覆面系の登場人物として動くキャストの皆さんを前にしたら ふわーっとしてた気持ちが地面にすとんと着地しました。 ニノを演じてくださる中条さんはびっくりするくらいニノそのままなので、 漫画から飛び出て来た感覚を皆さんにも早く味わって頂きたいです。 三木監督は本読みでお会いした際キャラ達の心情と動きをびっくりするほど把握してくださっていたので、 そんな監督が覆面系をどう描くのか、私自身とてもとても楽しみです。 そして映画というこんな機会をくださった読者の方々、本当にありがとうございます。 公開は来年なのでまだ先になりますが、映画「覆面系ノイズ」をどうぞよろしくお願い致します!

なお、同作は11月にクランクイン、2017年春完成を予定している。

映画『覆面系ノイズ』は2017年秋、全国公開。

イベント情報
映画『覆面系ノイズ』

原作:福山リョウコ 「覆面系ノイズ」 白泉社「花とゆめ」連載中
(花とゆめコミックス1巻~10巻まで刊行中)
監督:三木康一郎
主演:中条あやみ
配給:松竹
公式サイト:http://fukumenkei-noise.jp  

(C)2017「覆面系ノイズ」製作委員会(C)福山リョウコ/白泉社・花とゆめ

 

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