100歳の版画家・浜田知明の展覧会 戦争の悲しさや加害性に目を向ける

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アート
2018.2.13

『浜田知明 100年のまなざし』が、3月10日から東京・町田市立国際版画美術館で開催される。

昨年に100歳を迎えた版画家・彫刻家の浜田知明。青年期に初年兵として5年に及ぶ従軍生活を経験し、1950年に32歳で本格的に銅版画制作を開始。否応なく戦争に巻き込まれる人間の悲しみや、自身の加害性に目を向けた作品を発表し、イタリア・フィレンツェのウフィッツィ美術館で日本人として初めて個展が開催されるなど、国際的にも評価を得ている。

『浜田知明 100年のまなざし』展では、初期から近年までの銅版画約90点と彫刻作品4点を美術館の所蔵品から紹介するほか、浜田と前後して銅版画に携わった美術家である駒井哲郎、瑛九、浜口陽三、加納光於、池田満寿夫らの作品も展示。合計約150点を展観する。

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