『人体 ―神秘への挑戦―』展が科博で開催、Nスペ『人体』との連携企画
アンドレアス・ヴェサリウス『ファブリカ』初版本 1543年 広島経済大学所蔵
展覧会『特別展「人体 ―神秘への挑戦―」』が3月13日から東京・上野の国立科学博物館で開催される。
同展は、NHK総合の番組『NHKスペシャル「人体」~神秘の巨大ネットワーク~』の連携企画。比較解剖、個体発生・系統発生、機能解剖、生理学、分子生物学など、各分野の始まりから最新の知見までを実物資料や模型に加え、4K映像を交えて紹介する。
館内では、レオナルド・ダ・ヴィンチの『解剖手稿』や、16世紀の解剖学者アンドレアス・ヴェサリウスの『ファブリカ』初版本をはじめとする著作物に加え、紙粘土でできた人体模型「キンストレーキ」などを展示。また、各臓器がやりとりしているという様々な「メッセージ物質」を音や色で表現した「ネットワークシンフォニー」も実施される。
なおNHK総合では、3月18日と25日の2週にわたり『NHKスペシャル「人体」~神秘の巨大ネットワーク~』の第6集と第7集を放送する。詳細は同展のオフィシャルサイトで確認しよう。