こうの史代『ギガタウン』の展覧会 原画や「漫符」の世界紹介する展示

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2018.11.12
 『ギガタウン 漫画図譜』表紙 ©こうの史代/朝日新聞出版

『ギガタウン 漫画図譜』表紙 ©こうの史代/朝日新聞出版

企画展『ギガタウン・イン・テラタウン ――こうの史代の「漫符図譜」』が11月22日から京都・京都国際マンガミュージアム 2階ギャラリー1・2・3で開催される。

1968年に広島で生まれた漫画家・こうの史代。太平洋戦争中の広島・呉の日常を描いた『この世界の片隅に』で『第13回文化庁メディア芸術祭』マンガ部門優秀賞を受賞した。

同展では、こうの史代の作品『ギガタウン 漫符図譜』にフォーカス。『ギガタウン 漫符図譜』は漫画特有の表現記号である「漫符」に着目し、『鳥獣人物戯画』を現代風にアレンジして生まれたキャラクターを使って解説した作品だ。展覧会は『ギガタウン 漫符図譜』の原画を展示するパートと、同作で紹介されている10の漫符を歴史や使用例と共に紹介するパートの2部構成となる。また同展のためにこうのがイラストを描き下ろす。

限定オリジナルグッズとして、Tシャツや手ぬぐい、クリアファイル、ポストカードなどの販売も予定。さらに会期中の2月9日には対談イベント『こうの史代×竹宮惠子:「マンガ表現論」を超えて』も開催される。司会は漫画研究者の吉村和真。詳細は京都国際マンガミュージアムのオフィシャルサイトを確認しよう。

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