堺 アルフォンス・ミュシャ館で『サラ・ベルナールの世界展 ―ロートレック・ミュシャ・ラリックとともに―』

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2019.2.17

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『サラ・ベルナールの世界展 ―ロートレック・ミュシャ・ラリックとともに―』が、2019年3月3日(日)まで、堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)にて開催中だ。

ジスモンダ

ジスモンダ

演劇・芸術・ファッションで人々を魅了していた大女優サラ・ベルナール(1840/1844-1923)。彼女は、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)が一躍パリで売れっ子のデザイナーになるきっかけとなった人物だ。サラはイメージ戦略の重要性に気づき、ポスターや写真などを積極的に利用して、自身のプロモーションに役立てた。また興行主としても活躍し、世界各国で公演を行なって国際的な名声を博した。

この偉大な女優は当時の芸術界にも影響を与え、ルネ・ラリック(1860-1945)やアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1844-1901)もサラに関わる作品を残している。またサラは、自ら執筆や彫刻を行なうアーティストとしての才能を発揮した。

蛇のブレスレットと指輪

蛇のブレスレットと指輪

本展は、サラ・ベルナールを大々的に紹介する日本初の巡回展。群馬県立近代美術館や箱根ラリック美術館など全国で開催され、またフランスのエタンプ市美術館所蔵や個人コレクションなど、当館においては初展示となる作品も多数紹介する。サラ・ベルナールの芸術と栄光、その社会的影響を、写真、肖像画、ポスター、そして、ミュシャ、ラリック、ロートレックなど同時代の作品を通じて再発見し、その足跡をたどる。

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イベント情報

サラ・ベルナールの世界展 ―ロートレック・ミュシャ・ラリックとともに―
開催期間:2018年11月23日(金・祝)〜2019年03月03日(日) 9:30〜17:15(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(休日の場合は開館)、 休日の翌日(1月15日、2月12日)
会場:堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
観覧料:一般500円(400円)、高校生・大学生300円(240円)、小学生・中学生100円(80円)
*( )は20人以上100人未満の団体料金
*小学生未満、障がい者手帳をお持ちの方と介助者、堺市にお住まいの65歳以上の方は無料
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