岡田准一主演の映画『ザ・ファブル』シリーズ化が決定 堤真一・平手友梨奈・安藤政信が新キャストで第二章に参戦
上段左から、岡⽥准⼀、⽊村⽂乃 、⼭本美⽉ 中段左から、堤真⼀、平⼿友梨奈、安藤政信 下段左から、佐藤⼆朗、井之脇海、安⽥顕、佐藤浩市 (C)2021「ザ・ファブル 第⼆章」製作委員会
岡⽥准⼀主演の映画『ザ・ファブル』のシリーズ化が決定。2021年に『ザ・ファブル 第⼆章』(仮題)が公開されることが発表された。
『ザ・ファブル』は、『週刊ヤングマガジン』連載で連載されていた南勝久氏による同名漫画の実写映画化作品。ひょんなことから大阪で一般人として生活することになった“伝説の殺し屋”の日常生活を描いた物語だ。シリーズ第一弾の実写映画『ザ・ファブル』は、2019年6⽉21⽇(⾦)に劇場公開された。
シリーズ第二弾となる映画『ザ・ファブル 第⼆章』の物語は、ファブル/アキラが、ボスからの命令「誰も殺すな。普通に暮らせ」を守りながら、相棒のヨウコと兄妹のフリをしながら平和な毎⽇を過ごしていたところに、新たな危険人物が現れ、街全体を巻き込む騒動に発展していく、というもの。前作に引き続き、主人公のアキラ/ファブルを演じるのは岡⽥准⼀。また、ファブルの妹として⼀般社会に潜⼊する相棒・ヨウコ役で⽊村⽂乃、ファブルをプロの殺し屋に育てたボス役で佐藤浩市、アキラのバイト先のデザイン会社社⻑・⽥⾼⽥役で佐藤⼆朗、バイト仲間で親の借⾦返済のために働くミサキ役で⼭本美⽉、裏社会の組織でファブルの世話⼈を請け負う真⿊カンパニー社⻑・海⽼原役で安⽥顕、海⽼原の部下でファブルを慕うクロ役で井之脇海ら前作からのキャストが再集結している。
さらに、新たな登場人物として、ファブルの標的になりながら唯⼀逃げ切った男・宇津帆役で堤真⼀が登場。表向きはNPO団体“⼦供たちを危険から守る会”代表をつとめながら、裏の顔をもつ最恐の男としてファブルの前に⽴ちはだかる。くわえて、ある事件をきっかけに⼼を閉ざした新ヒロイン・ヒナコ役で平⼿友梨奈、宇津帆の右腕の凄腕殺し屋・鈴⽊役で安藤政信も参戦する。
本作では、主演の岡田自身が制作段階から参加し、前作以上のアクションに挑戦。制御不能となり猛スピードで暴⾛する⾞を相⼿に、岡⽥⾃ら⽣⾝の⾝体で危険なアクションに挑んだという。また、廃屋となったマンション丸ごと1棟を使った⼤規模撮影を敢⾏。住⼈に正体がバレないよう敵と戦いながらマンション中を縦横無尽にかけめぐる、三次元的で多彩なアクションが展開するとのこと。
主演の岡田、木村、堤、平手、安藤、監督、原作者のコメントは以下の通り。
岡⽥准⼀(アキラ・ファブル 役)
江⼝監督をはじめスタッフみんなでチャレンジ!を合⾔葉に⼀種の狂気を帯びた現場になったと思います。
僕だけではなくカメラマンさんやスタッフも吊られ、これは⾏けるか?無理か?など⼿探りで撮影したのも良い思い出です。
現代物の⽇本エンタメアクションの枠を広げる良い映像が撮れていると思います。
今回アキラと対峙する宇津帆役を、キャリアの節⽬になる作品でご⼀緒させていただいてきた堤真⼀さんにご出演いただけたことにご縁を感じ嬉しく思っています。
早く完成した新作を⾒ていただきたい!
原作ファンも映画ファンも期待してお待ちいただけると嬉しいです。
⽊村⽂乃(ヨウコ 役)
シリーズ化の話を聞いた時は、わくわくしたのを覚えてます。
いざ脚本を読んだら、アクションが本当に⼤変そうだなと思いました。しかも今回は私のアクションシーンも満載なので、岡⽥さんにもアドバイスいただきながら、どうやったらヨウコらしくセクシーなアクションになるかを考え、練習しました。
今回のファブルは岡⽥さんのアクションセンス無くして作り上げられないものだと思います!
⼤変な状況下ではあったのですが、江⼝監督・スタッフの⽅々とこだわりぬいて作り上げました。
これはもう超⼤作の予感しか無いです!
堤真⼀(宇津帆 役)
ここまで振り切った悪党の役をやったことは無かったので、これは⾃分にとって⼤きな挑戦になると思いました。
宇津帆という⼈物は善良な表の顔と凶悪な裏の顔を持つキャラクターです。犯罪者の中には、⾃⼰正当化がうまいというか、⾃分の歪んだ正義感を疑わない⼈がいるように感じていたので、今回は、両極端に表と裏の違いを⾒せるような考え⽅ではなく、表の顔も裏の顔も両⽅とも⾃分にとっての正義だと思っている。
そいつが世の中に普通に存在していることが⼀番怖いと考えて、この役を演じました。
これまでも岡⽥君とは何度か共演しています。今回もそうですが、共演の度に岡⽥君のおかげでいろいろな役に出会わせてもらってる気がします。
平⼿友梨奈(ヒナコ 役)
オファーを頂いた時は、⼤ヒットした作品のシリーズ化ということと、そして今作のヒロインということで不安とプレッシャーがすごくありました。
また、佐⽻ヒナコという役に対しても、なぜ私なんだろうとビックリしたのを覚えています。
前作を観たり、原作を読んだり、台本を読んでいくなかでヒナコというキャラクターを丁寧に届けたいと思ったこと、そして私⾃⾝もヒナコを応援したい気持ちになったのでやらせて頂きました。
ヒナコを演じてみて、今でも私で⼤丈夫だったかなという不安はまだありますが、出演されている皆さん、監督、スタッフの皆さんも、いい作品にしようという想いを強く感じたので私なりのヒナコを精⼀杯表現したつもりです。
前作とはまた違った魅⼒があると思うので、皆さんに届く作品になることを願っています。
安藤政信(鈴⽊ 役)
オファーを受けた時、『ザ・ファブル』という映画の存在は知っていてすごく気になってはいたけど、⾃分の⽬で⾒たことがありませんでした。
クランクインする前に前作を⾒て気持ちが引きずられるのが嫌だったので、撮影が始まって1ヶ⽉後ぐらいに⾒ました。
江⼝監督は役者⼀⼈⼀⼈をしっかり演出できる監督だと思いました。
初めて江⼝監督に出会って、江⼝監督と芝居のセッションが本当に楽しかったです。
特に同じシーンの多かった岡⽥さん、⽊村さん、堤さん、平⼿さんという素晴らしい役者さんと出会えてとても楽しかったです。 皆さんのエネルギーがこの作品に残るといいなと思います。
江⼝カン(監督)
岡⽥准⼀⽒と共に⽬指したものは「前作を遥かに超える今までにないアクション映画」。
岡⽥⽒は前回同様ほとんどのアクションを⾃ら演じるのみならず、共演者のアクションも考案・指導。
⾃分の出番がなくても現場に張り付くという徹底ぶりで今作アクションのクオリティを⾼次元に引き上げた。
加えてレギュラー俳優陣による奇抜かつリアリティあるキャラクター造形。
そしてファブルはなんといっても敵が命。
今回の敵・堤真⼀⽒の怪演かつ狂演。
平⼿友梨奈⽒の魂を揺さぶる熱演。
安藤政信⽒の妙に⼈間臭い匠演。
これらが渾然⼀体となり、奇妙だが分厚い⼈間ドラマが⽣まれた。
また、コロナによる⻑期中断という出⼝の⾒えない危機的状況を躱して撮り切れたのは、何よりもキャスト・スタッフの今作へのこだわりと情熱と愛情の賜物に他ならない。
クランクアップした今、僕は前作を遥かに超える⼿応えに⾝震いしている。
南勝久(原作者)
今回、映画の続編のお話を頂き、脚本段階から打ち合わせに参加させて頂きました。
原作ファン・映画ファンの両⾯からも前作以上に凄い作品になると確信しています。
キャストでは宇津帆役を堤真⼀さんに受けて頂き、興奮と感謝の気持ちでいっぱいです。
またヒナコ役の平⼿友梨奈さんも僕の第⼀希望でありました。
その他のキャスティングも最初から最後まで、しっかりと摺り合わせをして頂き、⼼から感謝しております。
またコロナ騒動の中、撮影が中断するなど⼤変だったはずですが、江⼝カン監督、岡⽥准⼀さんをはじめとするキャストの皆様、関係者の皆様、本当にお疲れ様でございました。
完成をいちファン⽬線で本当に楽しみに待ち望んでおります。
『ザ・ファブル 第⼆章』は2021年 全国公開。