芦田愛菜と宮本信子がBLでつながる年の差58歳の親友役に 『メタモルフォーゼの縁側』実写映画化で10年ぶりの共演

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2021.11.25
左から、芦田愛菜、宮本信子 (C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

左から、芦田愛菜、宮本信子 (C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

2022年初夏公開を予定している映画『メタモルフォーゼの縁側』に芦田愛菜と宮本信子がメインキャストとして出演することがわかった。

「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理氏の同名漫画を実写映画化するもの。劇中では、17歳の人付き合いが苦手な女子高校生・佐山うららが、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の市野井雪とBLをきっかけに出会い、58歳差の友情をはぐくんでいく姿が描かれる。脚本を担当したのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『ちゅらさん』や、『阪急電車~片道15分の奇跡~』、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で知られる岡田惠和氏。ドラマ『妖怪人間ベム』『奇跡の人』などの狩山俊輔監督がメガホンをとっている。

うららを演じるのは、芦田愛菜。雪を宮本信子が演じる。二人の共演は、2011年の『阪急電車~片道15分の奇跡~』以来10年ぶり、2度目。

芦田、宮本、原作者・鶴谷氏のコメントは以下のとおり。

 

芦田愛菜(主人公・うらら 役)

オファーを頂いたときに原作を読ませていただきました。読めば読むほどあったかくて元気になるような、愛おしくて抱きしめたくなるような作品だと思いました。

宮本さんとは10年前は孫役として共演させていただき、今回はお友達役として再びご一緒できてとても嬉しかったです。

宮本さんはご自身が納得いくまで台詞を合わせたり、現場を動かれている姿が印象的で、一緒にお芝居をさせていただくと私自身も頭で考えるのではなく自然に体が動いていき、うららの気持ちをスッと引き出していただいたような気がします。

 

宮本信子(雪 役)

最初にお話しを頂いたとき、まず「“BL”とは何のことですか?」と質問させて頂きました。

原作を読ませていただき、鶴谷さんの絵があたたかくて、やさしくて、素敵でした!隅々までいいんですもの。

雪さんも魅力的な人物なので、岡田さんが書かれた台詞と共に、少しでも雪さんに近づけたらと思いました。

お相手の愛菜さんとは10年前、おばあさんと孫として共演しました。

あの頃は私の手の中に小さな手がスッポリ入ったんです。

今回の共演は嬉しく楽しみにしておりました。

 

鶴谷香央理(原作)

初めて企画書をいただいた時は、嬉しくてしばらく鞄に入れていました。プロット、台本といただくうちに、映画というのは、大勢の人のその場の工夫によって組み上げられ、変化していくものだと体感することができました。私が垣間見たその過程は、山あり谷ありの中でも誠実で、ひとつひとつが輝いていて、映画への憧れが大きくなるばかりでした。最後にどんな作品ができあがるのか、今から本当に楽しみです。

 

『メタモルフォーゼの縁側』は2022年 初夏全国ロードショー。

作品情報

映画『メタモルフォーゼの縁側』
原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA) 
脚本:岡田惠和 監督:狩山俊輔
出演:芦田愛菜 宮本信子
プロデューサー:河野英裕 谷戸豊 大倉寛子
製作幹事:日本テレビ放送網  制作プロダクション:日テレアックスオン 配給:日活
公式サイト:https://metamor-movie.jp/
(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
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