鈴木拡樹、和田雅成ら『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 3』が開幕 舞台写真&コメントが到着
2024年3月15日(金)THEATER MILANO-Zaにて、『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 3』が開幕した。初日を前にゲネプロならびに囲み取材が行われ、九泉晴人役の鈴木拡樹、海堂自我役の和田雅成、そして、本広克行(総合演出)、元吉庸泰(演出)が登壇。囲み取材のオフィシャルレポートならびに舞台写真が到着した。
本作の見どころ
鈴木:シリーズ通してそうなのかなと思うんですけど、“人の苦悩”というものを描いている作品で、僕が演じる九泉晴人ももちろんそうですけれども、それぞれのキャラクターが苦悩を感じている作品となっています。また「人間とは何なのか」というものを追求するような作品のシリーズでやってきましたので、もし自分に置き換えて考えてくださる方がいらっしゃったら、改めて「人間とは一体どういうものなんだろう」「自由とは」ということを考えられるような深い作品になっていると思います。
和田:シリーズ最終章ということで、僕は初めて(参加)なんですけど、今作らしい(公安局刑事課)三係がしっかり出来上がったんじゃないかなと。執行官の皆さんも心から愛せるメンバーが揃ったので、そこは魅力的なのではないかと思います。
元吉:演出的にはこの世界観の中で映像・照明・音響といろいろな仕掛けがありますが、一番の見どころは俳優たちが芝居を一生懸命やっているというところだと思います。この世界の中でどうやって生きるかというところを突き詰めてずっと良い稽古をしてきたので、そこをぜひ注目していただければと思っております。
本広:アニメ版から考えるとかなり長い年月は経っております。(「PSYCHO-PASS」が)メディアミックス作品なので漫画や小説などいろんなものが動いていて、これは舞台版の完成形、最終章となっています。元吉さんの演出にぴったりだなと思っていて、かなり面白くなっていますよ。
悩んだ点・苦労した点
鈴木:いつも舞台を作るにあたっていろんなことを気にしなければいけないですし、そういう苦労はもちろんこの作品にもありました。ただ、やっぱりキャストが良かったのかなと思うので、苦悩しているというよりも楽しく作れたというのが1番でした。
和田:(鈴木)拡樹くんは第一弾も出ていて、第二弾もご本人は出演してないですが“出演している”イメージだったので、そこに追いつかなきゃいけないというところがありました。正直自分の中でいろいろ葛藤している部分やまだ追いついてないなという部分はあるので、劇場とお客様と一緒になって追いついていきたいと思います。
元吉: 2人もおっしゃってくれたように、苦労というよりも楽しさの方が勝るような稽古やクリエーションでした。僕はアニメ版のファンで、(舞台)第一弾は客席にいたお客さんだったので、第三弾にどうエッセンスを入れて、どういう風にこの演劇作品を立ち上げるかという心構えの部分ですごく苦労したのがありました。初めて本広さんと打ち合わせをした時は、ただ緊張して。でもすごくお優しく導いてくださったので、良い形になっているんじゃないかなと思います。
本広:「PSYCO-PASS」って理解をするのも難しくて、虚淵(玄)さんもそうだったし、深見(真)さんの本も、本当に深すぎて何回も悩むんですよね。本当に悩みましたけど、結局最初の深見さんが書いたものに戻りましたね。
お客様へメッセージ
鈴木:「PSYCHO-PASS Virtue and Vice」シリーズのファイナルになります。第三弾から見た方もぜひ遡って見ていただきたいですし、今まで5年間応援してくださった皆様にとっては完結を届けますので、すっきりとした気持ちで最後まで見届けていただけたら嬉しく思います。
和田:僕は今作からの参加ですが、今作からでもしっかり楽しめるように皆さんが作ってくださったので、そこは心配せず見に来ていただきたいなと思います。
元吉:この世界、この時代というものを体感していただければと思います。
本広:「PSYCHO-PASS」の難解さを楽しんでもらうと、もっと文化度が上がって自分自身も磨かれていくと思います。アクションと難しいセリフのバランスがすごくかっこいいです。初めて見る方も楽しめる内容になっておりますので、ぜひ見ていただければと思います。
『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 3』は、3月24日(日)までTHEATER MILANO-Zaにて上演、その後3月28日(木)~31日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。
公演情報
<東京>2024年3⽉15⽇(⾦)〜3⽉24⽇(⽇)
THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)
⼤阪・森ノ宮ピロティホール
3⽉2⽇(⼟)10:00〜 ⼀般発売
3/17(⽇)17:00 鈴⽊拡樹(九泉晴⼈)× 和⽥雅成(海堂⾃我)
3/20(⽔・祝)17:30 和⽥雅成(海堂⾃我)× ⽥村⼼(⿅取尊)× 菊池修司(⽔落涼介)
3/21(⽊)19:00 鈴⽊拡樹(九泉晴⼈)× 和⽥琢磨(嘉納⽕炉)× 多和⽥任益(林崎仁哉)
3/28(⽊)19:0 ⽥村⼼(⿅取尊)× 菊池修司(⽔落涼介)× 中村祐志(⾺場吾郎)× 春本ヒロ(⻘蓮院洸也)
3/29(⾦)19:00 鈴⽊拡樹(九泉晴⼈)× 和⽥雅成(海堂⾃我)× 多和⽥任益(林崎仁哉)
3回観劇 撮り下ろしブロマイド(L判/全9種) 3枚 ※ランダム配布
4回観劇 撮り下ろしブロマイド(L判/全9種) 3枚 ※ランダム配布
6回観劇 撮り下ろしブロマイド(L判/全9種) 全種セット
九泉晴⼈:鈴⽊拡樹 海堂⾃我:和⽥雅成
林崎仁哉:多和⽥任益(梅棒) ⿅取尊:⽥村⼼ ⽔落涼介:菊池修司
⾺場吾郎: 中村祐志 ⻘蓮院洸也:春本ヒロ
仁⽊蔵藻負:⾼橋駿⼀ イリュージオ:⼭本咲希 葉原博:⼯藤潤⽮
常守朱(花澤⾹菜)、⽲⽣壌宗(榊原良⼦)、ドミーネーター(⽇髙のり⼦)
※榊原良⼦の「さかき」はきへんに神が正式表記。
総合演出:本広克⾏
脚本:深⾒真
⾳楽:菅野祐悟
演出:元吉庸泰 演出補:荒井遼 脚本協⼒:私オム
アクション監督:奥住英明(T.P.O.office) 美術:⽯原敬(BLANk R&D INC.)
照明:吉川ひろ⼦(クリエイティブ・アート・スィンク) ⾳響:今村太志(サウンドクラフトライブデザイン社) 映像:横⼭翼
⾐裳:桃⽊春⾹ ヘアメイク:河村陽⼦ 舞台監督:⼤友圭⼀郎
宣伝美術:⽯塚丈仁(Rotterdamʻs doing.) 宣伝写真:本多⼤介(エーケーエー)
DOMINATOR協⼒:株式会社Cerevo
プロデューサー:千葉悦⼦(room NB)、深澤耕輔(FAB)
制作:room NB、FAB
主催:舞台「サイコパス3」製作委員会
舞台公式X(旧Twitter):https://x.com/PSYCHOPASSstage
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