『芳雄のミュー・オン・ステージ 2024』2/12（水）の放送・配信を前にライブレポートが到着

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ミュージカル界のトップスター井上芳雄がMCを務め、ミュージカル界の“いま”を届けるトーク＆ミュージックショー『芳雄のミュー』。昨秋行われた初のスペシャル・イベント『芳雄のミュー・オン・ステージ2024』は、2025年2月12日（水）午後10:00よりWOWOWでの放送・配信が決定しているが、放送を前に、ライブレポートが到着した。

期待熱あふれる満員の会場に番組テーマソング「芳雄のミュー」のイントロが流れ、いよいよスタート。客席後方の扉からMCの芳雄さんが登場した瞬間、大歓声が沸き起こりました。客席中央の両側の扉からはWOWOWのコーポレートキャラクター「ウーとワー」も登場し、歌いながらステージへと向かう芳雄さんと合流。しばしワチャワチャ大にぎわい。「今日はちょっと長めに歌いますので〜」とテーマソングをたっぷり聴かせてくれた芳雄さん、ステージに到着して朗らかに「さあ始まりました『芳雄のミュー・オン・ステージ2024』、ようこそ！」。お客様からは大拍手。そして皆さん、開場時に配られたピンクのバラを手にしています。「バラ、いつもは（観覧の）20人くらいの方に手渡しているんですけど、今日はそれをやるとイベント終わっちゃいますからね（笑）。イベントならではのスペシャル企画、歌のコーナーも盛りだくさんですので、会場の皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います！」

番組でもお馴染みの音楽監督・ピアノ演奏を務める大嵜慶子さんをご紹介した後、いよいよ今夜のスペシャルゲストの登場です。「三浦宏規くんと木下晴香さんです。よろしくお願いします！」人気と実力を兼ね備えた若手ミュージカル俳優として躍進中のお二人、三浦さんは「芳雄のミュー」に出演経験があり、木下さんは今回が初登場。お二人とも芳雄さんと過去に作品で共演されているので、肩の力を抜いた穏やかな表情ですぐさまトークが始まりました。

イベント当日は帝国劇場でミュージカル『レ・ミゼラブル』の制作発表が行われた日で、三浦さんと木下さんはそちらに出席されてから本イベントへ。「よくその後に来てくれたね〜」という芳雄さんのリードで、『レ・ミゼ』の話題、そしてお二人それぞれが出演された舞台の話へと、三人のラフなおしゃべりがテンポ良く続きます。芳雄さんの心から楽しむ姿、そして時に絶妙に突っ込んでいくコミカルな語り口によって、三浦さん、木下さんがどんどんリラックスして弾けていくのが見て取れました。

「まずはこのコーナーからまいりましょう。芳雄のスー、オン・ステージ！」
スーベニア（お土産）の“スー”ということで、ゲストのお気に入りの“差し入れ”を紹介していくコーナー。三浦さんのスーは「僕は山椒味が好きなんです」、木下さんのスーは「福岡のお店のお菓子です」。さて、その実物とは…!? スーを紹介するやりとりの中で、芳雄さんが木下さんにマイクを渡すと、すかさず三浦さんが芳雄さんにマイクを渡すなど、不思議な“マイク連携プレー”が爆笑を誘っていました。

「次のコーナーは、月刊！実は…MEWS！」
ミュージカル俳優の多芸多才ぶりを視聴者に知ってもらうために、ゲストが自身の意外な一面をカミングアウトする番組恒例のコーナー。三浦さんのカミングアウトには、芳雄さんから「結婚したら奥さんに嫌がられるタイプでしょ？」というツッコミが。そして木下さんのカミングアウトは、さすがミュージカル俳優！と納得の、高い身体能力を誇る特技!?でした。会場で実践してくださった木下さんに負けじと、三浦さんも同じ技に挑戦！芳雄さんの無茶ブリに素直に応じるお二人、ノリの良さが最高です！おおいに盛り上がったところで次のコーナーへ移ろうとする芳雄さんに、木下さんが「実はもう一つ…」。「えっ、台本になかった！」と驚く芳雄さんご当人にまつわる、サプライズのカミングアウトも飛び出しました。

続いては「イベントスペシャル企画、芳雄のヒー！」
芳雄さん、三浦さん、木下さんがそれぞれ、この会場のお客様の中でお一人だけが該当する、つまり「ひー、ふー、みー（一、二、三）」の「ひー」になる質問をします。見事に該当者が一人だった場合、そのお客様に３人のサインが入った「ミューTシャツ」をプレゼント。「あまり今、ひーふーみーって言う人いないよね〜」とつぶやいて笑いを誘いながら、懸命に質問を考える芳雄さん。そして三浦さん、木下さんも熟考した後、ユニークな質問をお客様へ向けて投げかけていました。手を上げたお客様との楽しいやりとりで、会場は大盛り上がり。そんな心地良い興奮のなか、ついに待望の時間がやって来ました。

「この先は、プレミアミュー・ステージです！お待ちかねですよ、皆さん！」
ここからはひたすら耳福！まずは木下さんが、芳雄さんと共演したミュージカル『プロデューサーズ』より、「見せびらかすの」を歌唱。セットの都合で本公演では出来なかったという振付で歌ってくれました。三浦さんは『デスノート THE MUSICAL』より「ゲームの始まり」。その熱唱に、芳雄さんが「（自身が）やっていたみたいだよね！」と感嘆しきり。そして芳雄さんは、イベント当時のハロウィン・ムードに寄せて、ゴーストや魔女などが登場するミュージカル曲をメドレーで歌唱。ミュージカル『ゴースト＆レディ』より「奇跡の夜に」、映画『ウィッシュ』より「無礼者たちへ」、映画『ノートルダムの鐘』より「罪の炎」という非常にレアなメドレーを圧巻の歌唱力、表現力で魅せてくれました。

ときめく時間はさらに続いて、芳雄さんと木下さんのデュエットはミュージカル『ウィキッド』より「二人は永遠に」。子供の頃に観た劇団四季の舞台をきっかけにミュージカルの世界へ飛び込んだお二人、その息はピッタリです。そして芳雄さんと三浦さんのデュエットは、きっと全お客様が心の中で「待ってました！」と叫んだであろう、『エリザベート』より「闇が広がる」。三浦さんは「この曲は芳雄さんと歌いたい！」という熱き思いで、これまでコンサートなどでオファーがあっても断っていたとか。貴重な初披露に会場全体が大集中、胸熱のハーモニーに痺れるばかり……。まさしくプレミアムなステージの締め括りは、ミュージカル『ダンスオブヴァンパイア』より「フィナーレ」を御三方で合唱。そして最後はお客様も一緒に「芳雄のミュー」を歌って、スペシャルな夜はお開きとなりました。芳雄さんの巧みな話術と和やかな空気を生み出す人間力が、ミュージカル界の仲間たち、そして大勢のミュージカルファンを惹きつけてやまないひととき。そんな「芳雄のミュー」のゴージャスな拡大版、スペシャル・イベントの模様をぜひ、２/12（水）午後10時の放送・配信でご堪能ください！