Mrs. GREEN APPLEが最優秀アーティスト賞、Creepy Nutsや藤井 風、YOASOBIらも主要部門を受賞した『MUSIC AWARDS JAPAN』2日目

レポート
音楽
2025.5.24

このページでは、YOASOBI、Creepy Nuts、Mrs. GREEN APPLEがメディア向けに行った囲み取材の様子をレポートする。

●YOASOBI

YOASOBI

YOASOBI

ーー「アイドル」で【Top Global Hit from JAPAN】を受賞した感想を教えてください。

ikura:とにかく嬉しい気持ちでいっぱいです。【Top Global Hit from JAPAN】ということで、日本のみならず世界中のたくさんのみなさんに「アイドル」という曲を届けることができて本当にうれしいですし、J-POPアーティストとしてすごく誇りに思います。

Ayase:国内外問わず、たくさんの方に愛してもらえたおかげで獲れた賞なので、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

ーールビー(トロフィー)を持ってみていかがですか。

Ayase:すごく重いんですよね。

ikura:菅田さんが素敵なことをおっしゃっていて、(ルビーは)「楽曲としての重みと重なる」っていうのが、素敵だなと思いました。

ーーライブパフォーマンスは?

ikura:アーティストのみなさんがにこやかに観てくださっていて、すごく楽しかったです。

ーー『MAJ』設立についてどう感じていますか。

Ayase:今から音楽をやる人の目標にもなると思いますし、僕らもこういった賞をもらえるように頑張って行きたいと思うような素敵な取り組み。これをキッカケに、国内外問わず日本の音楽の良さが広がって行ってくれればいいなと思います。

ikura:最初に紹介の中で、「日本を代表するアーティストのみなさんがパフォーマンスします」って言っていただけて、YOASOBIがそういうものになることができたことがうれしいです。これからもJ-POPアーティストとして、日本のみなさんにとって誇りに思ってもらえるようなアーティストで居続けなければいけないな、精進していかなければいけな
いなと、改めて思いました。

●Creepy Nuts

Creepy Nuts

Creepy Nuts

ーー9冠を達成されました。

R-指定:本当にうれしいですね。それと同時に、日本にラップ、ヒップホップアーティストの賞があるということがすごくうれしいです。日本でこのカルチャーに惹かれた身としては、それを消化して咀嚼して根付かせて広げてくれた先人の影響を本当に受けているので、その中で自分たちなりの形に落とし込んでいった結果、こういう賞をいただけたのが非常にうれしく思っております。

DJ松永:ヒップホップをやっていてこういう賞に関われると思っていなかったので、びっくりしてます。ありがたいなと思ってます。

R-指定:記念すべき第一回目の中で、賞をいただけたことがうれしい。もう1つあるとすれば、やっぱり自分たちがやってるヒップホップは、賞とかそういったものがなかろうが、より強いジャンルのカルチャーなんです。そういう意味でもこういう光栄なものをいただけるっていう喜びもあれば、それ以外のところにもとんでもない人がいるカルチャーなので、これを機にそういう人たちが知られるきっかけになってもいいと思うし、関係なく自分の道を突き進んでもいいし、どっちの方向にもいい影響が出るんじゃないかと思います。

ーーライブパフォーマンスについて。

R-指定:普段ライブをやってる光景とあまりにも違うみたいな(笑)。世界観というか、ちょっと不思議な感じがありました。

DJ松永:確かにお披露目みたいな感じがあって、独特な空気感でしたね。まあ、あれはあれで楽しいというか、貴重な経験ですね。

ーー日本にこうした国際的なアワードができたことについて、どのように思われますか。

DJ松永:とんでもなく各所調整があって、めちゃくちゃいろんなものが横断してこういうアワードができたんだと思います。確かに10年前、20年前(に開催したとしても)多分説得力がなかったりするんですよね。やっぱりサブスクとかでみんな聴けるようになったからこそ、「世界へ」みたいなのワードに説得力が出て、日本で本格的なアワードが作れるような雰囲気になったんだと思います。

R-指定:自分らの楽曲、他の日本のアーティストの楽曲も「世界でこんなに聴かれてんねや?」っていうのが、最近よりはっきりと目に見える形で分かるようになった。且つジャンルを問わず、それを実現している日本のアーティストがたくさん出てきている時代っていうこともあって、ちゃんと日本でこういうアワードがあって然るべき状態に本当になったんやなと思います。こういうワードがあったりすることによって、またさらに世界につながるということは、こちらもうれしいですね。まあ、その第一歩目になったと思います。ありがとうございました。

●Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE

ーー最優秀アーティスト賞を受賞した感想を教えてください。

大森元貴:嬉しいですね。とっても光栄ですし、どきどきしていたので嬉しいです。(最優秀アーティスト賞は)びっくりしたんですけど、昨年も今年もすごく楽しんで充実した活動が送れている自負はあるので、報われてうれしいです。

藤澤涼架:すごく光栄な思いでいっぱいですね。数々のアーティストさんがいる中でこの賞をいただけたこと、誇りに思います。

ーーライブパフォーマンスを終えて。

大森:もっと緊張するのかなと思っていたんですけど、やっぱり音楽って「音を楽しむ」と書いて音楽だと思いました。本当にたくさんの関係者の方、アーティストの方々が音楽が好きでいるんだなという思いがひしひしと感じられたので、とても気持ちよく演奏させていただきました。

ーー『MAJ』開催についてどのように思われますか。

大森:確かに言われると、「なぜ今までなかったんだろう」と思うぐらいなんですけど。楽曲を作る上で、日本だとか世界だとかそういう僕は線引きをしてるつもりはなくてですね、より多くの人に1人でも多くの人に届くといいなというのと、やっぱ自分に誠実に音楽を作っていたいなと思ってるんですね。だからその1つ指針、目標になる場が増えたことは、アーティストにとってもモチベーションになるのではないかなというふうに個人的に思っています。

ーー最後に一言ずつメッセージを

藤澤:大変光栄な賞をいただきました。本当に応援してくださっているファンのみなさんのおかげだなと思いますし、これからもっともっと楽しんでいただけるような音楽活動をしていきたいと思います。

若井滉斗:いつもサポートしてくださってるみなさん、応援してくださってるみなさん、ありがとうございます。おかげさまで素敵な賞をいただくことができました。これからも精進していきますので、よろしくお願いします。

大森:音楽を作ることってすごく孤独な作業で、僕は自分の作業場から本当に独りぼっちのところから始まって、2人にそれの音源を送っていろいろと繋がるように広がっていっていく作業を毎回しているので、すごく音楽の力を今日感じさせていただきましたし、何よりも応援してくださっている方々の一言一言とか温かい言葉が、温かいまなざしが励みになっているので、こういう場で感謝を届けられることをうれしくおもいます。ありがとうございました。

取材・文=岡本貴之

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