鈴木福・木原瑠生・RIKUら全キャスト集結!ミュージカル『RENT』それぞれの「大切なもの」を語った愛溢れる記者会見
(前列左から)髙橋颯、加藤潤一、遥海、RIKU、鈴木福、木原瑠生、Beverly、石井一彰、坂口涼太郎 (後列左から)KATSUHIRO、田村凌大、小熊綸、COLINA、塚本直、住田愛子、KIMIKA、宮本美季、秋沢健太朗、Miai、聖司朗、吉岡悠歩
これまで何度も再演を重ね、ファンの熱烈な支持を受けているミュージカル『RENT』。2026年9月15日(火)には、製作発表記者会見が行われ、鈴木福、木原瑠生、RIKUら本作の全キャストが登壇。全キャストによる歌唱披露が行われ、公演に向けた意気込みが語られた。
本作は、プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をベースに、舞台を20世紀末のニューヨーク、イースト・ヴィレッジに置き換え、当時の若者たちの生き様や世相を鮮烈に描いた作品。物語に登場する若きアーティストやミュージシャンたちは、貧困、エイズ、ドラッグといった死と隣り合わせの問題に翻弄されながらも、愛や友情を信じ、夢に向かって懸命に生きる姿が綴られる。
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
この日の製作発表では、登壇者全員による「Seasons of Love」、鈴木による「Halloween」、木原、RIKU、Beverly、遥海による「Another Day」が披露された。
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
――「No day but today」にちなみ、「これがあるから全力で生きられる」と感じる大切なものは?
鈴木福
木原瑠生
RIKU
Beverly
遥海
石井一彰
加藤潤一
坂口涼太郎
髙橋颯
KIMIKA
住田愛子
宮本美季
塚本直
坂口:“らめ活”ですね!
塚本:そうなんです! “らめ活”です!
秋沢健太朗
COLINA
Miai
小熊綸
聖司朗
田村凌大
吉岡悠歩
KATSUHIRO
マーク役の鈴木福
――長年愛されている名作ですが、今、この作品を上演することの意義や今だからこそ響く魅力は?
鈴木:今回、『RENT』を上演するにあたって、たくさん、この『RENT』の世界のことや歴史について、そういった用語についても教えていただく機会がありました。その中で感じたことは、コロナもそうですが、生きるか死ぬかだったり、考え方の違いに直面する世の中だけど、それでも今、僕たちは幸せだということでした。それは、たくさんの先輩たちや『RENT』の中に生きているような人たちが戦ってくれたから、僕たちは穏やかに暮らせるところがあるのかなと思います。もちろん、今でも戦っている人はたくさんいると思います。一生懸命戦って生き抜いた人たちがいたからだということを(この作品から)感じていただけたら嬉しいです。夢を見ることや何かに向かって一生懸命になることについてすごく考えさせてくれるし、エネルギーの高いミュージカルなので、それを皆さんにお届けできるように、僕たちも稽古をもっともっと重ねて、届けられるように頑張りたいと思っています。
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
――『RENT』の音楽の魅力を一言で表すとしたら?
木原:…難しいですね。僕がロジャーを演じるときに大事にしているのは、この時代を生きてる人たちの「No day but today」という心をどれだけ大切にできるかということで、それが僕の中ではとても重要かなと思っています。というのも、僕も「1日1日を必死に生きること」をモットーに生きていましたが、それよりも遥かに生命力が高い人たちが、未来のどこに向かっていけばいいのか分からない真っ暗な世界で生きてることを感じて、それを感じながら歌うことが大事なのかなと思っています。
RIKU:あえて言うならば「裸」かなと思います。それは、身も心も裸になるという意味です。特に瑠生くんと僕が演じさせていただくロジャーは、ナンバーの中で、心の中のあまり表には出せないことを叫びとして歌うことが多いので、素直になることや、自分にわがままになるということを大事にしています。すべてを取っ払った、生まれたときと同じ状態でいることが大切だなと思うので、僕の中では「裸」です。
Beverly:この『RENT』というミュージカルには、パッションや情熱をめちゃくちゃ感じています。(脚本・作詞・音楽の)ジョナサン(・ラーソン)さんの愛や、一つひとつの言葉、その思いからもパッションを感じています。
遥海:私は喜怒哀楽かなと思っています。私は、初めてのミュージカルが『RENT』で、初めて演じさせていただいた役がミミでした。当時は、共感するところが全くないと思っていたんですが、大人になればなるほど、すごく共通する部分があって。去年の12月から3カ月くらいニューヨークに行っていたのですが、ちょうど『RENT』の舞台が12月の寒い中なので、自分の目で(そのニューヨークで)ホームレスなどを見て、ジョナサンさんは真実を書いていたのだなと感じました。今でもこうした生活を送っている人たちがたくさんいるんだと、日本ではなかなか見ないものを見たカルチャーショックが大きくて。だからこそ、自分は最終的にこの作品のサウンドトラックに戻ってきてしまうんだなと思いました。背中を押されたいときに、なんでいつも『RENT』の楽曲に戻るのかというと、誰かの真実、そして喜怒哀楽が詰まっているものだから、その音楽や言葉に救われるからなんだと思います。
――エンジェルという役を通して、観客の皆さんにお届けしたいエネルギーや感情、メッセージは?
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
髙橋:僕は、今、目の前にいる人の気持ちや、どういう人なんだろうと分かりたいと思うようになったんですよ。それは、いろいろな人との出会いや経験を通してそう感じられるようになったのだと思います。僕はテイカーで、受け取ってばかりで、性格的にも内向的だし、受け身だったし、積極性もなかった。でも、そんなときに、まず自分を受け入れることをしたら、視野が広がって、目の前にいる人のことを見て、話を聞いて、いろいろな気持ちになることは愛おしいものだと思うようになり、毎日が楽しくなった。すごく幸せだと思う瞬間がたくさんできて。この作品は、明日、楽しいことがいっぱいあるかもしれないと思えたり、温かい、優しい気持ちになって、でも現実的なことも受け入れなくてはいけないという、魅力がたくさん詰まった作品なので、全てをさらけ出して観ていただいて、皆さんの心が豊かになればと思います。
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
坂口:That’s Allです。プラスで、颯ちゃんのエンジェルは本当に素晴らしくて、天然由来の天使なんです。純粋で、生まれたての颯ちゃんにしかできないエンジェルです。それに比べて、私はオーディションも3度落ちていまして。私は、一番このエンジェルという役を演じたかったんですよ。「私にはできないんだ、この役は」と諦めていたんですが、人から「今なんじゃない?」と言われて。自分の人生経験がやっとエンジェルを演じることが出来るように満ちたから、今回、こうして務めることができたと思っています。だから、私がエンジェルとして皆さまにお伝えしたいのは、「何回落ちたって天使になれるんだよ」ということ。いろいろな経験をして、何回も落ちて傷だらけでも、その傷があるから誰かに深い愛情を届けたり、優しさを与えることができる。天然由来の天使と、堕天使でちょっと化学調味料多めでもおいしいエンジェル。全く別物のエンジェルです。それに、これまで落ちてきてよかったなと今、思っているんです。このメンバーと一緒に『RENT』ができるというのはラッキーすぎる。私は、この子たちに出会うために今まで落ちてきたんだって思えるんです。しかも、颯ちゃんのエンジェルを客席で観れる。今回の『RENT』はやばいです。私たちは、Only 1です! ご期待ください。
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
ミュージカル『RENT』製作発表記者会見の様子
なお、この日の登壇者は、以下。
鈴木福 (マーク)
木原瑠生/RIKU(THE RAMPAGE) (ロジャー)
Beverly/遥海 (ミミ)
石井一彰/加藤潤一 (コリンズ)
坂口涼太郎/髙橋 颯(WATWING) (エンジェル)
KIMIKA/住田愛子(OVAL SISTEM) (モーリーン)
宮本美季/塚本 直 (ジョアンヌ)
秋沢健太朗 (ベニー)
COLINA (ミセス・ジェファーソン)
Miai (アレクシー)
小熊 綸 (ミセス・コーエン)
聖司朗 (スティーヴ)
田村凌大 (ゴードン)
吉岡悠歩 (ミスター・ジェファーソン)
KATSUHIRO(5IN) (スウィング)
※各役アルファベット順
取材・文・写真=嶋田真己
こちらもCHECK!
公演情報
スタッフ
脚本・歌詞・音楽 ジョナサン・ラーソン
演出 マイケル・グライフ
日本版リステージ アンディ・セニョール Jr.
キャスト
鈴木 福 (マーク)
木原瑠生/RIKU(THE RAMPAGE) (ロジャー)
Beverly/遥海 (ミミ)
石井一彰/加藤潤一(コリンズ)
坂口涼太郎/髙橋 颯(WATWING) (エンジェル)
KIMIKA/住田愛子(OVAL SISTEM) (モーリーン)
宮本美季/塚本 直 (ジョアンヌ)
秋沢健太朗 (ベニー)
COLINA (ミセス・ジェファーソン)
Miai (アレクシー)
小熊 綸 (ミセス・コーエン)
聖司朗 (スティーヴ)
田村凌大 (ゴードン)
吉岡悠歩 (ミスター・ジェファーソン)
KATSUHIRO(5IN) (スウィング)
スケジュール
2026年10月15日(木)~11月13日(金)東京・シアタークリエ
2026年11月20日(金)~11月21日(土)広島・呉信用金庫ホール
2026年11月26日(木)~11月29日(日)福岡・博多座
2026年12月4日(金)~12月6日(日) 愛知・愛知芸術劇場 大ホール
2026年12月11日(金)~12月14日(月)大阪・skyシアターMBS
大好評!e+貸切公演【手数料0円】
2026/10/25(日) 開演:13:00~
2026/11/5(木) 開演:18:00~
2026/11/7(土) 開演:18:00~
2026/11/10(火) 開演:18:00~
会場:東京・シアタークリエ
詳細・
・公式ホームページ
https://www.tohostage.com/rent2026/