「ココロも満タンに」を生んだコピーライターのアイデアの源に迫る 『大仲畑展』が開催

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2016.4.19
大仲畑展mini~コピーライター仲畑貴志のぜんぶのいちぶ~

大仲畑展mini~コピーライター仲畑貴志のぜんぶのいちぶ~

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2016年5月10日から13日までの4日間、南青山のギャラリー5610にて『大仲畑展mini〜コピーライター仲畑貴志のぜんぶのいちぶ〜』が開催される。

本展は、「ココロも満タンに」(コスモ石油 1996)、「おしりだって、洗ってほしい。」(TOTOウォシュレット1983)、「アデランスは誰でしょう?」(アデランス 2010)など、数えきれないほどのヒット作を生み出してきたコピーライターの旗手、仲畑貴志の初の作品展。今回のイベントは、仲畑氏が日本全国で活躍するコピーライターとCMプランナーの団体「東京コピーライターズクラブ」によって2015年度Hall of Fame(コピーライターの名誉殿堂)に顕彰されたことを記念して開催される。 

展覧会では、彼が生涯で生み出してきた4000点以上にも及ぶ広告作品のなかから、仲畑氏と親交のある広告クリエイター、著名人の方々がキュレーターとして厳選した作品たちが展示される。キュレーターは以下の9名。

<キュレーター>
阿木燿子(作詞家)
浅葉克己(アートディレクター)
一倉宏(コピーライター)
葛西薫(アートディレクター)
佐々木希(女優)
副田高行(アートディレクター)
中村禎(コピーライター)
藤井保(写真家)
箭内道彦(クリエィティブディレクター) 他 (50音順)

さらに会期中は日替わりで、仲畑氏の人となりをよく知る「解説員」によるギャラリートークも開催される。申込み方法などの詳細は、後日、TCCホームページにて発表されるとのこと。

本展は、仲畑氏がこれまで人に見せることのなかった手の内や、誰にも明かしていない胸の内、アイデアを生み出す脳みその中に広がる大宇宙の一端を垣間見ることができるチャンスとなるだろう。名作コピーは、どのように生まれたのか?時代を動かし、人の心をとらえる言葉のチカラとは何か?それらの問いに対する答えをみつけに、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

 

イベント情報
大仲畑展mini〜コピーライター仲畑貴志のぜんぶのいちぶ〜

■会期:2016年5月10日(火)~5月13日(金) 11:00~18:00
■会場:Gallery 5610
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-10 5610番館 Tel : 03-3407-5610
地図 http://www.deska.jp/map
■入場料:無料 

Gallery 5610公式サイト:http://www.deska.jp/

 

アーティスト情報
仲畑貴志
 
仲畑貴志

仲畑貴志

1947年京都市生まれ。京都市洛陽工業高等学校機械科卒。広告制作会社サン・アドを経て独立。広告企画・制作、マーケティング戦略、新製品開発などを専門とする。

主な仕事:サントリー・ソニー・TOTO・JR九州・ペプシ・クレディセゾン・武田薬品工業・ワコール・明治製菓・味の素・オムロン・資生堂・東京ガス・日本経済新聞社・ブリヂストン・野村ホールディングスなど多くの広告キャンペーンを手掛け、カンヌ国際広告賞、ニューヨークADC国際部門賞、クリオ賞、日本宣伝賞山名賞、毎日広告デザイン賞、朝日広告賞、読売広告賞、フジサンケイ広告賞、ADC賞、TCC賞ほか国内外の広告賞を300以上受賞。
主な著書:『考える技術発想する方法』(日本実業出版)、『勝つ広告のぜんぶ』『勝つコピーのぜんぶ』(宣伝会議)、『この骨董が、アナタです。』(講談社)など。また毎日新聞紙上では「仲畑流万能川柳」の選者も務めるなど、多岐にわたり活躍する。事業構想大学院大学教授、TCC会長。
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