ブラックユーモアあふれる作品で知られるデイヴィッド・シュリグリー 日本初の大規模個展を開催
ディヴィッド・シュリグリー「アーティスト」2012 アニメーション 2分24秒 Courtesy:Artist and Stephen Friedman Gallery, London
デイヴィッド・シュリグリーによる日本初の大規模個展『ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ』が、2017年10月14日(土)~ 2018年1月21日(日)にかけて水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。
デイヴィッド・シュリグリーは、1968年イギリス生まれの現代美術家。ドローイングをはじめ、アニメーション、立体、写真などさまざまな手法で制作した、ブラックユーモアあふれる作品で国際的に高い評価を得ている。
デイヴィッド・シュリグリー「ダチョウ」2009 Courtesy: Artist and the British Council Collection 撮影: Stephen White
デイヴィッド・シュリグリー「チアーズ」2007 Courtesy: Artist and Stephen Friedman Gallery, London
デイヴィッド・シュリグリー「アーティスト」2014 Courtesy: Artist and Stephen Friedman Gallery, London 撮影:NGV Photographic Services
デイヴィッド・シュリグリー「無題(黒い目の青い昆虫)」2007 Courtesy: Artist and the British Council Collection
「Lose Your Mind(ルーズ・ユア・マインド)」という本展のタイトルは、「気が狂う」などを意味する熟語の命令形だ。正気を失うよう促す挑発的なタイトルには、シュリグリー作品に通底する独特のユーモアが現れている。ブリティッシュ・カウンシルとのパートナーシップにより開催する本展では、人気の高いドローイングを圧倒的なボリュームで展示するほか、思わず笑いがこぼれるアニメーション映像から、剥製の彫刻、芸術を揶揄するコンセプチュアルな作品まで、シュリグリーの多様な活動を国内で初めて包括的に紹介。さらに、2016年秋からロンドンのトラファルガー広場で展示され話題を呼んでいるパブリックアート「リアリー・グッド」を、バルーン型レプリカとして制作し、世界に先駆けて初公開するとのこと。
「デイヴィッド・シュリグリー: ルーズ・ユア・マインド」の展示風景、2015、カバーニャス文化学院(メキシコ、グアダラハラ) 撮影: Marcos García
デイヴィッド・シュリグリー「若葉」1995 Courtesy: Artist and the British Council Collection
デイヴィッド・シュリグリー「虫―無題(413点の彫刻)」2007 Courtesy: Artist, Stephen Friedman Gallery, London and Galleri Nicolai Wallner, Copenhagen 撮影: Janneth Gil
デイヴィッド・シュリグリー「頭のないドラム奏者」2012(アニメーションからの静止画) Courtesy: Artist and Stephen Friedman Gallery, London
『ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ』
会 期:2017年10月14日(土)~ 2018年1月21日(日)
開館時間:9時30分~18時(入場時間は17時30分まで)
会 場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
休 館 日:月曜日、2017年12月27日(水)~2018年1月3日(水)、2018年1月9日(火) ※2018年1月8日(月・祝)開館
入 場 料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円
中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
※前売券販売期間:9月14日(木)~10月13日(金)
※一年間有効フリーパス
「ハイティーンパスH.T.P.」1,000円/対象15歳以上20歳未満
「おとなのパス」2,500円/対象20歳以上
http://www11.arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=470