京都で全てが日本初公開の展覧会『どこ見る?どう見る?西洋絵画! ルネサンスから印象派まで』開催、音声ガイドはディーン・フジオカ

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2025.6.3
『どこ見る?どう見る?西洋絵画!ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 feat.国立西洋美術館』

『どこ見る?どう見る?西洋絵画!ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 feat.国立西洋美術館』

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6月25日(水)~10月13日(月・祝)の期間、京都市京セラ美術館 本館北回廊1Fにて、全てが日本初公開の『どこ見る?どう見る?西洋絵画!ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 feat.国立西洋美術館』が開催される。音声ガイドナビゲーターはディーン・フジオカが担当する。

カリフォルニア州の最南端に位置するサンディエゴは、スペインからの植民者によって築かれた町で、現在では同州第2の人口を擁する大都市。サンディエゴ美術館は地元の有力市民たちの主導のもと1926年に開館し、16世紀スペインのプラテレスコ様式を復古した。世界各地の美術作品約32,000点を所蔵する中でも核となるのは、米国西海岸において最初期に収集されたヨーロッパ古典絵画のコレクションで、スペイン美術の宝庫でもある。

フアン・サンチェス・コターン「マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物」1602年頃、油彩/カンヴァス サンディエゴ美術館 (c)The San Diego Museum of Art

フアン・サンチェス・コターン「マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物」1602年頃、油彩/カンヴァス サンディエゴ美術館 (c)The San Diego Museum of Art

同展に出品される作品は54点すべてが日本初公開。なかでもジョットやジョルジョーネの作品はいずれも北米には数点しか所蔵されない貴重な作例であり、フアン・サンチェス・コターンの静物画「マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物」は、17世紀スペインの静物画の代表作として世界的に最もよく知られた傑作。サンディエゴ美術館の顔ともいえる重要作となる。

ホアキン・ソローリャ「ラ・グランハのマリア」1907年、 油彩/カンヴァス サンディエゴ美術館 (c)The San Diego Museum of Art

ホアキン・ソローリャ「ラ・グランハのマリア」1907年、 油彩/カンヴァス サンディエゴ美術館 (c)The San Diego Museum of Art

加えて、東アジアにおいて唯一の体系的なヨーロッパ絵画のコレクションを所蔵する国立西洋美術館の所蔵品6点もあわせて構成される。異なる文化や歴史のなかで描かれた西洋絵画をどのように見ると楽しめるか、鑑賞のヒントを提案。ルネサンスから 19世紀印象派まで、約60点の作品で600年を旅するようにたどりながら、ひとりひとりの「どこみる」を探せる展覧会となる。

マリー=ギユミーヌ・ブノワ「婦人の肖像」1799年頃、 油彩/カンヴァス サンディエゴ美術館 (c)The San Diego Museum of Art

マリー=ギユミーヌ・ブノワ「婦人の肖像」1799年頃、 油彩/カンヴァス サンディエゴ美術館 (c)The San Diego Museum of Art

音声ガイドナビゲーターは海を越えてアジアでも活躍中のディーン・フジオカ。サンディエゴ美術館が位置するアメリカ・西海岸への留学経験もあるディーン。東アジアを代表する国立西洋美術館のコレクションと西海岸の人々のアメリカン・ドリームを背負ったサンディエゴ美術館の魅力を、深みのある優しい声で届ける。ナレーターはTBS アナウンサー・日比麻音子が務める。

「神の仔羊」ぬいぐるみ 2,400円(税込)

「神の仔羊」ぬいぐるみ 2,400円(税込)

「神の仔羊」巾着 2,100円(税込)

「神の仔羊」巾着 2,100円(税込)

名画がモチーフのオリジナルグッズも展開。スルバランの「神の仔羊」の愛らしさをそのままに触感とフォルムにこだわったぬいぐるみや、脱力系の表情が魅力の巾着、天使の羽根をモチーフにしたポーチなどを用意している。国産の野菜や果物をふんだんに詰めこんだベジギフト「ベジターレ」や、累計500萬部を超える絵本『ねずみくんのチョッキ』と同展のコラボ商品も登場。すべて、展覧会特設ショップでの限定発売となる。

どこみる展×ベジターレ 季節のふきよせ甘い系「果物籠のある静物」デザイン(左)しょっぱい系「眠る二人の子ども」デザイン(右) (c)VEGETARE

どこみる展×ベジターレ 季節のふきよせ甘い系「果物籠のある静物」デザイン(左)しょっぱい系「眠る二人の子ども」デザイン(右) (c)VEGETARE

(c) なかえよしを・上野紀子/ポプラ社

(c) なかえよしを・上野紀子/ポプラ社

はイープラスにて販売中。

イベント情報

『どこ見る?どう見る?西洋絵画!
ルネサンスから印象派まで
サンディエゴ美術館 feat.国立西洋美術館』
会期:2025年6月25日(水)~2025年10月13日(月・祝)
会場:京都市京セラ美術館 本館北回廊1F
開館時間:10:00–18:00 ※入場は閉館の 30 分前まで
休館日:月曜日
※ただし、7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)、9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)は開館
 
入場料金:
※未就学児無料。
※障害者手帳等をご持参の方は本人及び介助人 1 名まで無料(確認できるものをお持ちください)。
情報の詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。

主催:サンディエゴ美術館、日本経済新聞社、テレビ大阪、京都新聞、京都市
後援:アメリカ大使館
協賛:ダイキン工業、DNP 大日本印刷
協力:日本航空
特別協力:Manifesto Expo
公式サイト:https://art.nikkei.com/dokomiru/
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