2年目の山田演出は「より分かり易く」「より面白く」! ミュージカル『アニー』2018ゲネプロレポート ~【THE MUSICAL LOVERS】ミュージカル『アニー』【第24回】
『アニー』2018 アニー(宮城弥榮)とサンディ。サンディは舞台初挑戦だ
【THE MUSICAL LOVERS】
Season 2 ミュージカル『アニー』【第24回】
2年目の山田演出は「より分かり易く」「より面白く」!
2018年の丸美屋食品ミュージカル『アニー』が4月21日(土)に開幕する。本作は41年前の1977年4月21日、ブロードウェイのアルヴィン・シアター(現ニール・サイモン・シアター)でオープンし、同年のトニー賞作品賞をはじめ7部門を受賞した。日本テレビ主催によるミュージカル『アニー』は1986年にスタートし、2018年に33年目を迎える。これまでのべ172万人もの観客に感動を与えてきた、国民的ミュージカルだ。
2017年からは山田和也を演出に迎え、翻訳台本・振付・舞台美術・衣裳なども一新した、新演出版『アニー』が誕生した。山田ほか、クリエイティブ・スタッフ(音楽監督:佐橋俊彦、振付・ステージング:広崎うらん、美術:二村周作、照明:高見和義、音響:山本浩一、衣裳:朝月真次郎、指揮:福田光太郎)も2017年より続投。
SPICEのインタビュー に対し、2018年の『アニー』は「より分かり易く」「より面白く」なる、と語った山田。そのゲネプロ(最終通し稽古)と囲み会見が、初日公演の前日、新国立劇場でおこなわれた。
メディア向けに公開されたのは、チーム・モップの『アニー』(第一幕のみ)。世界大恐慌直後の1933年、真冬のニューヨーク。誰もが希望を失う中、本当の両親が迎えに来る「明日」を信じて生きている孤児・アニーを宮城弥榮(みやぎやえ)が演じた。その舞台を、アニーになりたい歴31年、【THE MUSICAL LOVERS】を連載中の筆者がレポートする(注意:ネタバレNGの方はご遠慮ください)。
1933年12月。1929年からの世界的大恐慌が色濃く残り、家や職を失う人々にあふれていたアメリカ合衆国。ニューヨークの孤児院には前向きな11歳の少女アニーがいた。孤児院を脱走し、犬のサンディ、さらには「フーバービル」の人たちと出会うが、警官に補導され孤児院に連れ戻される。そこに大富豪ウォーバックスの秘書グレースがやって来た。アニーはウォーバックス邸でクリスマス休暇を過ごす。ウォーバックスはアニーにひかれ、養子にしたいと願う。しかしアニーは「普通の子と同じように両親と暮らしたい。父さんと母さんを見つけ出したい」と望んだ。ウォーバックスは5万ドルの賞金を出し、アニーの両親を公開捜索。しかし両親になりすまそうとする悪人は、全米にごまんといた。どうするどうなる、アニー!?
(第一幕:70分 休憩:20分 第二幕:60分<予定>)
■新しいサンディの挑戦
日本テレビ主催『アニー』において、1986年から2017年まで、野良犬サンディを勤めてきたのはオールド・イングリッシュ・シープドッグだった。このたび、33年目にして犬種が変更、レトリバーの血を引くミックス犬となったことは【第19回】で報じたとおりだ。
『アニー』といえば、「Tomorrow」という人は多いだろう。この曲は第一幕、孤児院を脱走したアニーが、野犬狩りを逃れたサンディと出会って歌うナンバーだ。サンディのドッグトレーナーは、映画『南極物語』『ハチ公物語』『犬と私の10の約束』などで知られる宮 忠臣。演出の山田和也いわく「サンディには、今まで以上に細かく仕事をしてもらっている」とのことだった(【第23回】参照)。
サンディには、「アニーの飼い犬」だという証拠を見せる場面や、貧民街フーバービルでごはんをもらう場面など、高度な演技力が要求される。
アニー(宮城弥榮)がサンディを「自分の犬」だと証明する演技も素晴らしい。「おいで、サンディ」と呼ぶ時は、「本当に来てくれるだろうか?」という不安と緊張が伝わる声。だからこそ、サンディが来てくれたときの笑顔が輝く!
その後、フーバービルに向かったアニーとサンディ。「絶対に両親を見つけるもん!」と意気込むアニー。するとサンディが「うん」と言うかのように、うなづいた! そんな新しいサンディの達者な演技の数々をお楽しみに!!
■楽しいウォーバックス邸。大富豪と秘書の関係は……?
(左から)グレース:白羽ゆり、アニー:宮城弥榮、ウォーバックス:藤本隆宏
孤児院を脱走したアニーだが、17管区ウォード警部補(矢部貴将/『アニー』出演18年目)に連れ戻される。しかしそこでアニーは、大富豪ウォーバックスの秘書グレースに選ばれ、ウォーバックス邸でクリスマス休暇を過ごすことになった。
ウォーバックスを演じるのは、2017年公演で歴代最年少の、頭髪のある精悍な姿が新鮮だった藤本隆宏が、今年も頭髪を堂々たたえて続投。アニーと出会い考え方が変わってゆくまで、人の心の機微などにはとんと無頓着だ。例えば6週間ぶりに出張から家に帰ったシーン。料理人ピューがせっかく用意してくれた好物を「要らない」と言う(劇中には登場しないが、ウォーバックスの好物はローストビーフとヨークシャープディングである)。せっかくピューが心をこめて用意したのに! だが、やられっぱなし(?)ではない、たくましいピューである。そこで彼女の取った可笑しい行動とは?……ぜひ、生の舞台でご注目あれ。
ウォーバックスは当初、アニーが男の子ではないこと(ウォーバックスは『オリヴァー・ツイスト』の影響で、孤児=男だと思っているようだ)、仕事をジャマすることに怒っている。しかし、盟友バーナード・バルークからの電話をアニーが地団駄でやめさせると、「ブハハハハ!」と大笑い。アニーをすっかり気に入ってしまった。
宮城演じるアニーは、「大丈夫!」と言いつつも、ウォーバックスがかまってくれないと大げさにシュンとしてアピールする。そんな茶目っ気も、ウォーバックスの心を溶かしたのだろう。
しかしウォーバックスが無骨な頃から、彼を想う人物がいる。秘書グレースだ。演じるのは、元宝塚娘役トップを務めた白羽ゆり。【製作発表】では、「まっすぐで真面目なグレースが、アニーに出会って母性や恋やお茶目さを出してゆくことが楽しみ」という白羽に、藤本も「ウォーバックスはグレースがいないと何もできない。頼りにしている」と語った。
白羽は物腰やわらか、立ち居振る舞いは指先まで美しく、とても品がある。しかしウォーバックスに「映画」という言葉を伝えるジェスチャーシーンでは、『キングコング』のモノマネや死体の演技などを全力で披露。そのギャップがキュート! すばらしきコメディエンヌぶりを発揮した。
グレースはウォーバックス邸のスタッフたちに信頼され、愛されている。グレースが連れてきたアニーのかわいらしさに魅了されるウォーバックス邸スタッフたち。ベテラン英国人執事ドレーク(鹿志村篤臣/『アニー』出演18年目)をはじめ、伊藤広祥(初)、大竹 尚(初)、谷本充弘(3年目)、森 雄基(2年目)といった従僕たち。女中頭でお風呂係のグリア(川井美奈子/初)、料理人のピュー(坂口杏奈/2年目)、洋服係のセシル(岩﨑ルリ子/初)、寝室係のアネット(神谷玲花/2010年タップキッズ、アンサンブルとしては2年目)。彼らがアニーを歓迎する曲「I Think I'm Gonna Like It Here」は、弾む明るさに満ちあふれ、この場面ごと好きになること請け合いだ。(アンサンブルの活躍については、後日、当連載の別レポートにて紹介予定)
ウォーバックスはアニーと過ごすことで、だんだんと人間味を増してゆく。いつしかアニーを養子にしたいと思うようになったウォーバックスは、アニーのためにティファニーでロケット(ペンダント)を特注した。それを手渡すことを想像するだけで「アハー、クソー!」と頭を抱える。ビジネスではいつだって自信満々なのに、一人の少女の前では緊張してしまう。それは、本当に大切な人を見つけつつあるウォーバックスの心の変化だ。
だが、アニーに「パパとママは自分を迎えに来るの!」と言われてしまったウォーバックス。悲しみを隠し、FBIのフーバー長官に電話する勢いのよさ。ウォーバックス邸スタッフのアニーへの協力。はしゃぐアニーの傍らで寂しそうなウォーバックスに向かう、グレースの視線。皆が本当にほしいものは、心から望んでいることは、手に入るのだろうか?
さて、第一幕の時点では、共和党員ウォーバックスと民主党員ローズベルト大統領(伊藤俊彦)は、まだ仲良しとは言えない(というか、ローズベルト大統領とは電話しかしていない)。このレポートは第一幕のみとなっているが、この2人の関係は徐々に変化してゆく。アニーを通して築かれる、党派を超えた友情、繊細な心の動きを最後までご覧いただきたい。
■母娘2代でハニガン、辺見えみり
(左から)リリー:山本紗也加、ハニガン:辺見えみり、ルースター:青柳塁斗
アニーたちに掃除をさせ、洋服を縫わせ、どろどろスープを食べさせる孤児院の院長ハニガンを演じるのは、辺見えみり。2006年には母・辺見マリも同役を演じている。12年の年月を経て親子が同役を演じる快挙である。
辺見のハニガンは迫力いっぱいでありながら、セリフひとつひとつを立たせている。だからセリフの持つギャグ・テイストも、漏らさず客席に伝えている。結果、客席が弾み、コメディとしてのテイストが濃厚になった。
アニーの親が11年間迎えに来ないことに「渋滞にでもつかまっているのかね」とイヤミをかます。孤児たちに、今日はぬるいどろどろスープではない、と期待させ、「さめたどろどろスープ~!」と子どもっぽくおどけ、孤児たちをガッカリさせる。孤児にゲロを吐かれたサテンのクッションをほっぺたに当てる。ラジオメロドラマ「ヘレン・トレント」の時間になると「わーい」とばかりにラジオに駆け寄る。「私に男をちょうだい!」と叫ぶ。「お遊戯室にホットココアとジンジャークッキーがあるわよ~」と、いい人ぶる。クリスマス休暇を過ごす孤児を探しに来たグレースに「大人の女性はどうかしら」と真顔で答える。辺見のハニガンは、今までにあったセリフの数々を、全部「笑い」にしてしまうホームランっぷりなのだ。
しかし辺見の一番の魅力は「歌」だ。ソロの「Little Girls」はもちろん、ハニガンの弟ルースター(青柳塁斗/2017年より続投)と、その恋人リリー(山本紗也加/2017年より続投)、そしてハニガンが歌う「Easy Street」という曲で、ハモリも絶品であることを証明した。
青柳演じるルースターの「(リリーは)キャワユイだろう~?!」という軽薄さ、おんどりモノマネからのバク宙、ハニガンのひざにまとわりつく姿は、昨年より一層笑わせる。「薄汚い孤児が(億万長者ウォーバックスに取り入って)ズルイ!」と叫ぶ、山本のリリー。彼女は「Easy Street」で、その美脚を曲のポイントポイントで組み直し、ラストのキメポーズでも足を後ろにぴょーんと曲げて魅了する。
この、悪いヤツらご一行様……というより、憎めないおバカさんたちが、この先の物語を引っ張ってゆく。
■大人しくなんかいられない! 2018年の孤児たち
「ママー!ママー!」 ミュージカル『アニー』の第一声は、モリー(島田沙季)のこのセリフだ。ここは孤児院なので、アニー以外は皆、親がいない。アニーが歌う「Maybe」が始まると、寝ていた孤児たちが起き上がる。アニーが空想する家族像に、笑顔になる孤児たち。筆者の涙腺は開始10分で決壊だ。
ひとりだけ「おやすみ」を言わない意地っ張りのペパー(武藤光璃)、アニーが孤児院を脱走しようとすると真っ先に起きる臆病なテシー(林 歩美)、ハニガンの笛の音にぐっと背筋を伸ばすケイト(込山翔愛)、「大好きです、ハニガンさん」で作り笑顔を崩さないジュライ(河﨑千尋)。ダフィ(山本樹里)は、孤児院のつらさを歌う「It's The Hard-Knock Life」の「サンタって誰さ?」の歌詞部分や、グレースがアニーを選んだときに見せる笑顔がとても印象的だ。
個性豊かな孤児たちは、ときに喧嘩しつつも、ともに歌い、ともにハニガンに立ち向かう。そんな強さを、客席から応援してしまう。
孤児たち
「It's The Hard-Knock Life」は、アニーを演じる宮城を筆頭に、皆、野太い声で怒りをこめて歌う。早朝から掃除をさせられて、うんざりしているのだ。しかしそこでシーツを持ってぴょんぴょん飛び跳ねるケイト、「It's The Hard-Knock Life (Reprise) 」の「本当に」という歌詞部分で、いちいちポーズを変えるモリー(一番のちびっこモリーは、この後バケツにはまってしまう!)など、ダンサブルな中に遊びの要素がある。
日本テレビで毎年放送される『アニー』メイキング(関東では4月に放送/その他地域は別欄参照)にて、振付・ステージングの広崎うらんは、子どもたちに「大人の目を盗んで遊ぶ」という課題を出していた。そう、「演じる」とは「Play(遊ぶ)」なのだ! アニーも孤児たちも、大人に助けてなんかもらえない。だから楽しさも自分で見つけ出す。ハニガンに悪さしても「ごめーん!」で済ませる、ちゃっかりさ。彼らは決して優等生ではない。そこが魅力なのだ。
■第一幕、最大の魅せ場!「N.Y.C.」
「N.Y.C.」
『アニー』第一幕のビッグ・ナンバーといえば、「N.Y.C.」だ。アニー、ウォーバックス、秘書グレースは、タイムズスクエア近くのロキシー・シアターまで映画を観に行く。
ウォーバックスによって歌われる「N.Y.C.」に、登場してくるのは未来のスター(坂口杏奈)。坂口は子役時代、『アニー』オーディションに落ちているそうだ。大人になって、その『アニー』に「未来のスター」として登場する。アニーになりたい歴31年の筆者も、いつかアニーになれるのではないか?と希望がわいてくる。
未来のスターとともにきらびやかに変身するのは、ダンスキッズ(東 未結、高橋奈々、髙橋有生、田中愛純、廣瀬奏空、宮原咲心)。その衣裳は、マリリン・モンローのような白いドレス、『CHICAGO』や『コーラスライン』の映画のようなドレスだ。「未来のスターの将来が、こうであったらいいな」と観客も夢見ることのできる華やかさ。そして、その華やかな夢を見られる街こそ、『アニー』の舞台ニューヨーク、そう「N.Y.C.」なのである。
さて、アニー、ウォーバックス、グレース。彼らはいずれも血のつながりはない。しかし、『アニー』を観ていると感じないだろうか?「血のつながった親子だけがファミリーか?」「誰といることがハッピーか?」ということを。
巨万の富をを手にしている、大富豪ウォーバックス。自分のモノは何も持っていない、孤児の少女アニー。この2人が、この先どうなるのか?……それは劇場でお確かめいただきたい。
ゲネプロ終了後、大富豪ウォーバックス役の藤本隆宏、ハニガン役の辺見えみり、アニー役の新井夢乃 (あらいゆめの/チーム・バケツ)・宮城弥榮(みやぎやえ/チーム・モップ)による会見が劇場ロビーで行われた。今回の2人のアニーは劇中と同じく11歳である。
(左から)辺見えみり、新井夢乃、宮城弥榮、藤本隆宏
藤本は「新しいキャストでパワーアップした。特にアニーの2人が元気よく、演るたびにどんどん成長している。稽古で間違えてもケロッとしていて、アニーと同じく前向きな2人。これからが楽しみ」。親子2代でハニガンを演じた辺見は、「衣裳や演出こそ違うが、母が演じた時に観たものを今、自分が演じているんだなと考えると、ウルッとくる」と、夢が叶った嬉しさを語った。
辺見について、宮城は「『おはよ~』と言ってくれたりする、楽しい人」。新井は「お芝居のときは怖いけど、普段は声をかけてくれて、面白くてイイなって思ってます」。藤本も「辺見さんのハニガンはハーモニーが素晴らしい。素敵です。プライベートはすごく優しくて、子どもたちは皆、ハニガンに集まります」と絶賛。辺見は照れ笑いをしながら「それを言うのは営業妨害」と返す。
アニー2人の初日は2018年4月21日(土)。たった今、ゲネプロで主演を終えたばかりの宮城は「今日、うまくいったので、それを最後の公演日まで出していきたい」。新井は「明日の初日に向けて緊張しているけれど、稽古は楽しかった。皆で力を合わせてやってきたので、お客さんに伝わるよう頑張りたい」と抱負を語った。
丸美屋食品ミュージカル『アニー』は2018年4月21日(土)~5月7日(月)、新国立劇場 中劇場で上演。8月より福岡・大阪・新潟・名古屋にて公演予定(日程は下記「公演情報」参照)。
取材・文=ヨコウチ会長 写真撮影=安藤光夫
劇場ロビー
★ときに『アニー』を観劇しながら、「ウォーバックスの電話の相手、バーナード・バルークって誰?」「アニーはウォーバックスに、どこでクリームソーダを食べたらいいよ、って言われているの?」「執事ドレークは第一幕の最後、何て叫んでいるの?」など、色々な疑問が湧いてくる人もいるだろう。そんな時には、当連載の「アニー用語辞典 <前編>&<後編> 」をご覧いただければ幸いである。さらに、ミュージカル『アニー』に関して、もっと深く知りたい方は、下記連載記事をご参照ください↓
[第1回] あすは、アニーになろう
[第2回] アニーにとりつかれた者たちの「Tomorrow」(前編)
[第3回] アニーにとりつかれた者たちの「Tomorrow」(後編)
[第4回] 『アニー』がいた世界~1933年のアメリカ合衆国~ <その1>フーバービル~
[第5回] 『アニー』がいた世界~1933年のアメリカ合衆国~ <その2>閣僚はモブキャラにあらず!/span>
[第6回] アニーの情報戦略
[第7回] 『アニー』に「Tomorrow」はなかった?
[第8回] オープニングナンバーは●●●だった!
[第9回] 祝・復活 フーバービル! 新演出になったミュージカル『アニー』ゲネプロレポート
[第10回] 『アニー』がいた世界~1933年のアメリカ合衆国~ <その3>ラヂオの時間
[第11回] 『アニー』がいた世界~1933年のアメリカ合衆国~ <その4>飢えた人々を救え!
[第12回] 『アニー』がいた世界~1933年のアメリカ合衆国~ <その5>ウォーバックスにモデルがいた?
[第13回] ブラックすぎる!? 孤児院の実態
[第14回]ウォーバックスの財力と華麗なる元カノ遍歴
[第15回]Leapin' Lizards! リメイク映画『ANNIE』のトリビア<前編>
[第16回]Leapin' Lizards! リメイク映画『ANNIE』のトリビア<後編>
[第17回]ミュージカル『アニー』2018の主役&孤児役合格者、発表! 新アニー役は新井夢乃&宮城弥榮!
[第18回]決まったぞ~! ハニガン役に辺見えみり、グレース役に白羽ゆり!丸美屋食品ミュージカル『アニー』大人キャスト
[第19回]サンディが33年目にして犬種チェンジ! 丸美屋食品ミュージカル『アニー』
[第20回]新旧演出版のアニーたちが最後の共演!「丸美屋食品ミュージカル『アニー』クリスマスコンサート2017」レポート
[第21回]『アニー』劇中 人名&用語辞典<前編>
[第22回]『アニー』劇中 人名&用語辞典<後編>
[第23回]パワーアップする2018年『アニー』~演出の山田和也にインタビュー
[第24回]2年目の山田演出は、「より分かり易く」「より面白く」!ミュージカル『アニー』ゲネプロレポート
次回に続く
公演情報
■日程:2018年4月21日(土)~5月7日(月)
■会場:新国立劇場 中劇場
■発売:2017年12月16日(土)
■料金:全席指定8,500円
※4月23日(月)・24日(火)は特別料金「スマイルDAY」全席指定6,500円
※4月25日(水)13時公演 / 17時公演は「わくわくDAY」
(観客全員に『アニーのくるくるウィッグ』『オリジナルエプロン』『非売品バッジつきミニバッグ』『キャップ』の中から1点をもれなくプレゼント)
■日程:2018年8月4日(土)~8月5日(日)
■会場:福岡市民会館
■日程:2018年8月9日(木)~8月14日(火)
■会場:シアター・ドラマシティ
■日程:2018年8月26日(日)
■会場:新潟テルサ
■日程:2018年8月31日(金)~9月2日(日)
■会場:日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
アニー:新井 夢乃 / 宮城 弥榮
ウォーバックス:藤本隆宏
ハニガン:辺見えみり
グレース:白羽ゆり
ルースター:青柳塁斗
リリー:山本紗也加
ローズベルト大統領※:伊藤俊彦
(※キャスト表では「ルーズベルト大統領」ですが、当連載では「ローズベルト大統領」と表記しています→【第4回】参照)
男性アンサンブル:伊藤広祥、大竹 尚、鹿志村篤臣、谷本充弘、森 雄基、矢部貴将
女性アンサンブル:岩﨑ルリ子、神谷玲花、川井美奈子、坂口杏奈
アニー役:新井 夢乃 (アライ ユメノ)
モリー役:尾上 凜 (オノエ リン)
ケイト役:歌田 雛芽 (ウタダ ヒナメ)
テシー役:音地 美思 (オンジ ココロ)
ペパー役:田中 樹音 (タナカ ジュノン)
ジュライ役:山下 琴菜 (ヤマシタ コトナ)
ダフィ役:藤田 ひとみ (フジタ ヒトミ)
大川 惺椰 (オオカワ セイヤ)
大谷 紗蘭 (オオタニ サラ)
大星 優輝 (オオホシ ユウキ)
齊藤 芯希 (サイトウ シキ)
平井 蒼大 (ヒライ ソウタ)
山中 莉緒奈 (ヤマナカ リオナ)
アニー役:宮城 弥榮 (ミヤギ ヤエ)
モリー役:島田 沙季 (シマダ サキ)
ケイト役:込山 翔愛 (コミヤマ トア)
テシー役:林 歩美 (ハヤシ アユミ)
ペパー役:武藤 光璃 (ムトウ ヒカリ)
ジュライ役:河﨑 千尋 (カワサキ チヒロ)
ダフィ役:山本 樹里 (ヤマモト ジュリイ)
東 未結 (アヅマ ミウ)
高橋 奈々 (タカハシ ナナ)
髙橋 有生 (タカハシ ユイ)
田中 愛純 (タナカ アズミ)
廣瀬 奏空 (ヒロセ ソラ)
宮原 咲心 (ミヤハラ ニコ)
■スタッフ
脚本:トーマス ミーハン
作曲:チャールズ ストラウス
作詞:マーティン チャーニン
翻訳:平田綾子
演出:山田和也
音楽監督:佐橋俊彦
振付・ステージング:広崎うらん
美術:二村周作
照明:高見和義
音響:山本浩一
衣裳:朝月真次郎
ヘアメイク:川端富生
歌唱指導:青木さおり
演出助手:小川美也子・本藤起久子
舞台監督:倉科史典
■福岡放送 5月3日(木) 10:25
■讀賣テレビ 5月4日(金) 9:30
■中京テレビ 6月9日(土) 10:30
□CS日テレプラス 4月27日(金)14:30、4月28日(土)6:00、5月2日(水)6:30、5月2日(水)19:00