清水富美加の「月9は変態仮面」発言にムロツヨシが鋭いツッコミ 映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』初日舞台挨拶

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2016.5.15
左から、福田雄一監督、ムロツヨシ、清水富美加、鈴木亮平、柳楽優弥、片瀬那奈、後列左から南波志帆、CTS

左から、福田雄一監督、ムロツヨシ、清水富美加、鈴木亮平、柳楽優弥、片瀬那奈、後列左から南波志帆、CTS

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5月14日、映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』の初日舞台挨拶が新宿バルト9で行われ、キャストの鈴木亮平、清水富美加、柳楽優弥、ムロツヨシ、片瀬那奈、そして福田雄一監督、主題歌を担当したCTS、南波志帆が登壇した。

同作は、2013年に公開された『HK/変態仮面』の続編。週刊少年ジャンプで連載された人気コミック『究極!!変態仮面』の実写映画化。前作は12館スタートの小規模公開から、動員数13万人、興行収入2億円のスマッシュヒットを記録した。

この日のイベント来場者には、映画で使用されたパンティが入場時に配布されていた。客席を見渡した鈴木は「ありがとうございます!変態仮面なのに普通のスーツで来てしまい、すいません!みなさんが被っているのにぼくが被っていないという……今、激しく後悔しています!」と反省の弁を口に。続けて「昨今、ヒーロー映画は多いですが、ついにやっと日本代表のヒーローが満を持して再登場しました!」と自信を見せた。すると清水も「21世紀に素晴らしいヒーロー映画が誕生したと思っています」と力を込める。

また、鈴木は前作からさならるパワーアップしたアクションを披露すべく、福田監督の指示で社交ダンスを習い、フラミンゴの動きを習得したという。ステージ上では、二つの動きを取り入れた技を披露し、その後も変態仮面の決めポーズをノリノリで披露。会場のファンを大いに沸かせた。

前作に続いてヒロインを務めた清水は「前作ではふざけたことを真面目にやるのを全く分かっていなくて、福田作品がどういうものか全くわからず、何もわからないままクランクアップしてしまった。続編があっても呼んでもらえないと思ってた」と本音を告白。続編への出演については「月9ばりの気合をいれて、真面目にやりました。自分の中での月9は変態仮面なので!」と力説した。すると、ムロが「変態仮面は月9でやらないから!」と切れ味鋭いツッコミを入れ、会場は爆笑の渦に。

真琴正役の柳楽は「初参加ですが、前作が大好きで映画を観ていたので、あんなことやこんなことしっかりやられてます」と意味深な説明。さらに、撮影で変態仮面に股間を押し付けられた際の不思議な感覚を語った。すると福田監督は「亮平さんのは決して悪いモノじゃないよね」とコメント。これをうけて柳楽は「夜中の3時に変態仮面のおいなりさんは刺激的でした。嬉しかったです。ありがとうございます!」と話して笑わせた。

福田組常連のムロは「最初の冒頭の10~15分の学校のシーンはすごく福田作品の色が出ている。今回はいつのまにか変態仮面がかっこよく見えてきて、いつの間にか感動するんですよね」と熱弁。狂介の母親役を演じた片瀬は「私は母親なので、世界からパンティがなくなろうと何だろうと関係ないんですよね。パンティーはなくなりますけど愛情はなくなりませんよ、という深い愛情が表れています。ねぇ狂介!」とコメント。

また、前作のPG12(12歳未満の鑑賞には成人保護者の同伴)指定を映画倫理委員会に受けたが、同作は規制なしのG指定を獲得。福田は監督は小学生に観てもらうため、G指定獲得にこだわったことも明かしている。福田監督は「パート1はPG12、映倫に台本を出したら台本の中に“チ○コ”の回数が多いと言われ、“ティンコ”に変更したけど『あまり変わりません!』と言われた」と告白。さらに「今回は“ティンコ”は1回しか言ってません。これはファミリー映画です。仮面ライダーを見る感覚でみんなで観れます!」と熱意をアピールしていた。


『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は全国公開中

作品情報
『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』
 
(C)あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会

(C)あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会


出演:鈴木亮平 
清水富美加 柳楽優弥 ムロツヨシ
水崎綾女 皆川猿時 新井浩文 やべきょうすけ 勝矢 足立理 上地春奈 木根尚登 佐藤仁美
片瀬那奈 池田成志 安田顕

監督・脚本: 福田雄一
原作: あんど慶周 「THE ABNORMAL SUPER HERO HENTAI KAMEN」 (集英社文庫コミック版刊)
音楽:瀬川英史
主題歌:CTS「WAVINESS feat.南波志帆」(ユニバーサル ミュージック)
配 給: 東映  
(C)あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会  

公式HP: hk-movie.jp

【あらすじ】
パンティが消えるニュースが連日メディアを賑わせている中、狂介(鈴木亮平)は相変わらず愛子(清水富美加)のパンティを被って悪を倒していた。複雑な想いを抱く愛子はパンティを返してもらうが、徐々に二人の心はすれ違い始める。一方、同級生の真琴正は、気づかぬうちに愛子を傷つける狂介への憎悪を募らせていく。愛子を失い、さらに世界中からパンティが消えるという未曾有の危機を迎えた変態仮面の前に、最恐の敵が現れる。
アブノーマル・クライシス すべてのパンティが消えた時、変態仮面の運命は?
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